分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

③ストラテラで胃痛!ドーパミンレベル上昇の恩恵をとるか、胃を守るか…

2020年07月30日 | 発達障害

ストラテラ服用で胃が痛くなる人、不快感が出る人は


必ず食事と一緒に服用する、

胃の粘膜を守るお薬を一緒に摂る

そんな対策を摂ることが多いかもしれませんが
(医師からのアドバイスも多分これ)
 
ご飯や水と一緒に服用か!!
ということで、
菓子パンやグラノーラや果物といった朝食に
ジュースで流し込む…これはさらに最悪です

 
実際のところ、レバミピド錠は、
気休め程度のもの…という認識でいた方がベター
 

胃痛に耐えながらストラテラを続行するのも良いですが、
はたしてその先に待ち受ける代償は如何ほどか…
 
このストラテラは胃を悪くする要素満載???
つまり、脳に非常に効きて手放せないという人も、その代償に胃を削っている可能性がある(と言えなくもない…)
 
ストラテラを服用しているのであれば
自分には当てはまらない、当てはまる
は別としても
(当てはまる人は絶対ですけど)
 
胃ダメージによって起きる
負のスパイラルは絶対に頭に入れておくべき
 
というのも、
分子栄養学の概念では一にも二にも三にも四にも


とにかく胃の健康状態が最優先事項に挙がってます
 

胃が悪ければ、お話にならないのです
 
つまり、ストラテラを飲んだら胃が痛い、吐き気、胃の不快感がある
というのは
胃にとっては最悪の状態



ストラテラは脳のある部分でドーパミンにやノルアドレナリンに作用するお薬らしいです
 (機序的には、前頭前野においてノルアドレナリンとアドレナリンの取り込みが行われている”ノルアドレナリントランスポーター”の働きを阻害してくれる!)


つまり、
ドーパミン等が減っていると考えられる人に処方されるお薬ってわけですが、

(ドーパミンレベルを実際に測ったわけでもなく、ADHD=ドーパミン低いという”過程のもと”に処方される不思議な流れ(笑))


そもそも、なぜ、
ある一部の人たちはドーパミンが少なくなってしまうのか?

上手く作られてないのか?

または上手く作用しないのか?
 

ドーパミンを作る材料の不足、
酵素の不具合などが起きていることなども考えられるわけですが
 
ドーパミンをはじめ、神経伝達物質が作られるその一連の流れや、
それが理解出来るようになると、
 
胃を悪くしながらでも、
ドーパミンを増やすためにお薬を飲み続けているこの少しの矛盾に気が付きます
 

確かに、ストラテラを摂ることは(ドーパミンが選択的に増えて)
確実に手っ取り早い方法ですが、、
 
胃にダメージを与えているという代償がある人にとっては、
あまりにリスクが大きすぎるとも思えます

 

遺伝子変異などで生まれつき神経伝達物質のバランスが悪いと、

やはり普通の人と同じににはいかないので

どうしてもお薬がよく効く…

手っ取り早いのは悲しい事実かもしれませんが

 

それにしたって

脳のためにと思って胃を悪くしたのでは、、、

 

胃から始まる全身への負のスパイラルが

徐々に迫っているかもしれません

 

 
なんでそんなに胃が重要か??

脳を守る(というか、ドーパミン不足による生活の支障を防ぐ)ために、

胃を悪くしても良いのか?

(もちろん良いわきゃない

 

なぜなら、

胃が悪くなれば、

結果的に脳の神経伝達物質の作用など

さらに悪化することに繋がってくるからです

 

目先的に見れば最高に良いお薬であり、

胃へのダメージがゼロであればこれまら最高に良いお薬であるも、

 

もしそうでなければ、

結果的に胃が悪くなり神経伝達物質の作用が悪くなる可能性があるという…

なんとも矛盾的なことが起きてくるわけです

 


続く
 

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