分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

コロナベイビーと免疫と

2020年07月10日 | 身体・健康
新型コロナウィルスが
世界中の人にとって大問題になった2020年
(って現在進行形だけども)
 
これまで人類はあらゆるウィルスと闘ってきたはずですが
コロナウィルスは簡単に感染するってことで
 
御年寄や、病気の人、
妊婦さんには驚異と感じるかもしれません
 
 
コロナのワクチンが出来るか、、
落ち着くまで、、
 
私たちの生活はコロナ様式に様変わりせざるを得なくなりましたが、
 
(コロナが終わっても良いことはそのまま継続しようってことみたいで、
在宅ワークや、買い物・レジのノーコミュ二ケーションはこれからも急速に進んで、
その後もずっと継続していく感じで個人的には感激するくらい有難い)
 
 
 
個人的に一個気になるのが、
コロナ以降のベイビーたち🤱
 
略して?コロナベイビー👶👶👶
(略せてないか)
 
 
 
なんで気になるかって…
 
コロナウィルスでも話題になっているのが個人の免疫力
 
なわけですが
 
現代っ子(大人も)は
免疫異常が多いことは
 
アトピーやリウマチ、
パセドウや橋下病などの免疫異常から来る疾患名を誰もが知っていることからも明らかで。。。
 
 
この免疫を暴走させている、、
免疫のバランスが取れなくなっている要因のひとつが
 
 
 
清潔にし過ぎたこと。。。
 
 
現代人に自己免疫疾患や過敏症が多い理由のひとつに、
"清潔になり過ぎたこと"
 
なぁんて言われてるわけです
 
 
外部からの侵入者に対する防御システムは
主にリンパ球・ヘルパーT細胞などが担ってますが
 
免疫細胞に関係するヘルパー細胞(TH1)ってのは、
幼少期に少しばい菌、菌、ウィルスに曝露されたほうが
 
鍛えられるそうです
 
TH1は即座に攻撃をしかける、いわば自衛隊やSWAT系で、
TH2は、IgE抗体などを作ることでじわじわ効いてくる、検察官的存在(?)
って、全然とんちんかんな例えかもしれませんが(笑)
 
 
どちらにしても、
正しく免疫を働かせて侵入者を撃退するには、
この1と2のバランスが保たれていることが必須条件です
 
 
このバランスが崩れると、
自分を攻撃してしまう自己免疫疾患…、
アトピー、花粉症、化学物質過敏などなどに繋がってしまうと…
 
ちなみに、発達障害の人はTH2が優勢になり、
TH1が弱い人が多いと言われていたりします
 
 
 
さっきも書いたように、
TH1は幼少期にある程度鍛えられるわけで…
 
清潔すぎる環境に在ると、
TH1が育っていかないことに繋がるそうな
 
 
 
たしかに、
帰宅後やトイレの後や食事の前
手洗い、(うがい)は大事ですが、
 
 
コロナが流行っていることで
特にみんなが神経質になって
一日中シュッシュと除菌スプレー
 
 
ちょっとテーブルや椅子に座るだけでも気にして、、、
と、潔癖症ママでもない限り
今まで気にしていなかったママまでもが、
 
子どもが心配で潔癖ママレベルになってしまいやしないかということ
 
 
コロナだけを撃退してくれる万能除菌スプレーがあれば良いもんですが
 
コロナついでに
驚異ではない(多少曝露されたい)菌までもが除菌され
菌と仲良くよろしくやる
機会が激減しちゃう可能性もあるわけです
 
 
今の時期は本当に難しい話ですが、
子どもの頃の環境でヘルパー細胞の鍛え度、
強いては免疫バランスの状態にまで関わってくるので
 
 
外部から侵入したばい菌・ウィルスを、
正しい免疫でしっかり撃退して自分の身体を守るためには、
まるで相反するようですが(子ども時代に)多少の菌繁殖環境に曝す
 
 
これ大事
 
 
これからの時代、
最先端の免疫学が人類の生命(寿命や病気)・健康に大きく影響を与えると言われいる時代。。。
 
 
コロナ時代に生まれてきた子どもたちが将来免疫疾患が多いだなんて、、、。。。
 
いや、だからこそ免疫学がこれから発展するってことなのか?
 
 
ママさんたちは、
子どもと泥んこ遊びにでも出かけたほうが良いかも??
 
 
これを考えると、
潔癖症ママの子どもって、
もしかするとアレルギーとか免疫系の疾患持ちの子が多かったりするのかもしれません
 
コメント
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