斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

最後まで津波と戦いました

2011年04月26日 21時38分17秒 | 水難・ういてまて
名取市閖上地区にて名取消防閖上出張所に勤める消防士3人が最後まで津波と戦い、命を落としました。

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110425_23.htm

そのうちの、野地航さんは、着衣泳研究会所属の指導員でした。お会いしてお話したこともありますし、メールでのやり取りもなんども行いました。とても熱心に質問してくれまして、きっとこれから津波を想定して、名取で着衣泳の普及に活躍してくれるのだろうと楽しみにしていました。野地航さんはじめ、亡くなられた3名の消防士のご冥福をお祈りします。

閖上地区を4月3日に訪問しました。比較的大きな住宅地で、高台が見当たらない場所です。数軒の民家を残し跡形もなく住宅が流されていました。住民の避難誘導をする消防士により多くの住民の命が救われたことと思います。きっと住民より先に逃げることは、使命感により、できなかったのではないかと拝察します。






着衣泳のホームページ
http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm

昼休みのガイダンス

2011年04月25日 23時59分04秒 | その他
今日は、先日おこなわれた、ある特定の学生向けのガイダンスに欠席した学生を呼んで、昼休みにガイダンスを行いました。
特にお願いしたのは、Vitality Originality Services のうちのservicesについてしっかりと実践してほしいということです。もちろん、天下国家のために自分がなにができるか考えて欲しいところですが、自分のクラスや研究室内ですらservicesが実践できないようであれば、天下国家を論じるのには、まだ早い。少なくとも、クラスや研究室で「しっかりやっている」といわれなければなりません。

今日、お話しした内容で「この手のガイダンスには絶対出席。欠席するときにはあらかじめ理由を連絡すること。そのとき、理由の内容をしっかり吟味してから連絡すること」と伝えました。

本日の大学院講義

2011年04月25日 23時56分17秒 | 講義記録
結晶構造特論、本日の大学院講義について
本日はまず、回転対称について講義しました。1回対称から無限大対称までたくさんの回転対称がある中で、規則配列ととりえる対称は、1回対称、2回対称、3回対称、4回対称、6回対称の5つしかありません。回転を伴う規則配列デザインは5つしかないということになり、みなさん、ちょっとびっくりしたかもしれません。それに鏡映対称を組み合わせれば、2mm, 3m, 4mm, 6mmという対称操作ができて、さらにそれらを組み合わせると17の面群が完成するという話にまで至りました。

17の面群のうち、今日はp4, p4mm, p4gmの3つを勉強しました。最後のp4gmはどのような対称要素の集合なのか、しっかりと描いてくださいというのが本日の宿題になりました。来週の5月2日は休講にします。次回は5月9日になります。今日も大学院講義室が大入り満員でした。それでも真ん中の席が6つくらい空いていたので、だいぶギブアップした学生が増えたのかな、と思います。そろそろ出席をとる意味で小テストでもやってみましょう。

技大桜散策祭にお越しいただきましてありがとうございました

2011年04月25日 01時38分33秒 | 長岡技術科学大学の広報
4日間のうち、23日、24日に見ごろになり、多くの方にお越しいただきました。市民の方をはじめ、南相馬市の方、赤十字救急法受講者の方々など、たくさんの方がサクラ通りを埋めました。桜弁当はいかがだったでしょうか。今年は青空市場で販売しました。何人かからおいしかったと感想を聞きました。ちょっと寒かったのが残念でした。





桜の花は、やはり全開というわけにはいきませんでした。大学近くの通りの桜も同様に全開ではなかったようですし、少し田んぼのほうに降りても花がぱらぱらと木にくっついているという状態でした。このあたりいったいの桜が貧弱でした。来年は全開になることを期待しましょう。