斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

群馬高専にてカレッジセミナー

2017年12月20日 23時41分07秒 | 高専訪問記
群馬高専物質工学科3年生の皆さんに90分間の出前授業を行ってきました。
よくよく考えると高専生に講義をするのは10年以上ぶりです。3年生ですから、顔つきが元気いっぱいでした。

講義の内容としては、発見と発明とイノベーションの違い、これからくるイノベーション、水素についてでした。
前半にはアクティブラーニングを取り入れて、少しアイスブレーキング的にイノベーションについて考えてもらいました。
後半では未来のイノベーションを例に、皆さんにチャレンジしてほしいことを話しました。
その中で、「すでに水素の時代は終わった」というちょっとショッキングなことを話して、でもこういう分野で注目されている例があるという話にもっていきました。材料とか生物とかある一つの分野にこだわっている人にとっては水素の時代は終わっているけれども、専門をまたぐ分野ではこれから重要な元素になるという話は、3年生の皆さんにインパクトを与えられたかな?と思っています。

その後、群馬高専山崎誠校長先生と物質工学科の先生方と情報交換会の時間を持つことができました。群馬高専の先生方と学生教育について未来を語ることができました。とても感謝しております。




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