小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

管理職… 全く無縁な話だと思っていたのに

2014-05-13 22:30:06 | 教師力UPの攻略法
よく卒業生が会いに来てくれます。
まだブカブカした中学校の制服を着た初々しい姿がいい感じです。
「先生~!」
と職員室の私に向かって廊下から手を振ってくれます。
「ひまだね~小学校に来るなんて」
「忙しいけど、会いに来てあげてるんですよ~」
そして
「中学校の先生は厳しい」
とか
「英語の勉強が意味わかんない」
とか
「小学校がいい~」
とか、ぺちゃくちゃしゃべります。
仕事が忙しくて
「はいはい…」
なんて冷たい対応をしてしまうことも多いです。(笑)

こないだ来た女の子が話してくれたこと。
「先生、今年担任外れたでしょ」
「うん。(外れたって…)」
「うちのお母さん言ってたよ。今年、先生すごく元気がないって!」
「え?そうかな…」
そんなつもりはないのですが、周りの人にはそう見えるのでしょうか。
いかんなぁ
たくさんの子どもに囲まれることがなくなって、職員室にいることが多くなったから、たまたまそんな姿を見たひとは、確かにそう思うかも。
うーん、どうにかしてイメージ挽回しないと。

さらに、女の子の話は続きます。
「知り合いの人が言ってたんだけどね」
「うん。(もう落ち込む話はしないでよ)」
「算数の先生とかになる先生ってね」
「うん、(やっぱり私は対外的には算数の先生なわけね)」
「近いうち、教頭先生とかになるんだって」
「ほ?」
「だから、先生も、ほら、ありえるんじゃない?」
「教頭先生? …あはははは」
「笑ってるね。」
「だって、ありえないでしょ」
「え~ …それもそうだね。先生はないかもね」
「ないない。あはははは」

この子の意外な話に、思わず笑ってしまいました。
言われてみれば、教務をした先生が、その先は管理職になるというのは往々にしてよくあるパターンなのでしょうが、それが自分とはまったく結び付かないような気がして。
しかし、私もそんな立場になったんだなぁ ってことに気付かされもしました。
でも、年齢的にはまだまだでしょ…

そんな矢先、ふと校長先生に言われました。
「管理職試験、先生は受ける気があるのか?」
おぉっっと!
「いや…」
なんとも情けない声と表情で首を傾けるだけです。
「ははは まぁもう少し先の話だけど、考えてみてもおもしろいぞ」
あぁ、とりあえず
「受けなさい」
的なごり押しが来なくてよかったです。

今までそんなもの考えたこともなかったし、管理職になる気なんて一切ありませんでした。
しかし、年齢的にも、教務主任という立場的にも、そんな話と無縁だった頃とは変わってきているですね。

いやぁ~
子どもとドッジボールしてるほうが楽しいんだけどなぁあ~