今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

福地山 種月寺(新潟県新潟市西蒲区石瀬)

2021年09月01日 | 神社・仏閣
訪問日 令和3年6月5日

福地山 種月寺(しゅげつじ)
週末で好天ということもあり車も多い
田園風景を眺めながら重文のお堂のある種月寺を目指す



六地蔵



山門
山門の前に立ったとき、このような特色ある山門を見たことがあっただろうかとしばらく考えていた
記憶にはないが素晴らしい屋根の形の山門だ



石に刻まれた「禅窟」は禅寺の意味



観音像だと思うが、美しい石仏だ
この石仏にお参りをしていた初老の女性がいたので声をかけた



山門の屋根の形について尋ねたのだが、話しはいつの間にか世間話にかわっていた
この土地に生まれ、青春時代を過ごし結婚し子供が生まれ、現在は孫の学校の送り迎えをしているとのこと
手を合わせる習慣が子供の頃から日常になっているようだ



山門について聞くことはできなかったが、桜と紅葉の季節は美しいと話してくれた









山門の彫刻



門扉に「丸に十字」の寺紋



参道を進む



廻廊門



ここにも大きな寺紋



本堂(重要文化財)
種月寺は、南英謙宗が文安3年(1446年)に創建した寺院
かつては越後における曹洞宗の四大道場(耕雲寺・雲洞庵・慈光寺・種月寺)の一つに数えられていた



現在の本堂は、出雲崎の大工・小黒甚七が棟梁となって、元禄12年(1699年)に建立された
間口24mという規模の大きい建築物



南英謙宗は、一説には薩摩の島津家の出とも云われている
種月寺の寺紋である「丸に十字紋」は薩摩島津家の家紋に通じるものがあると推察されている



本堂前は緑に囲まれている



本堂内で法事が行われていて堂内に入ることができないのでしばらく写真を撮りながら待つことにした






扁額には山号の「福地山」



銀木犀(岩室村文化財指定)



お経を聞きながら法事が終わるのを待つ






魚板






青空が美しい



数10分待ったが読経が続いていたので堂内拝観を諦めることにした
本尊:釈迦牟尼仏






撮影 令和3年6月5日

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