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今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

金剛寳山 輪王寺(宮城県仙台市青葉区北山一丁目14-1)

2025年05月02日 | 神社・仏閣
訪問日 令和6年10月8日

金剛寳山 輪王寺
この秋の旅行、最後の訪問地が輪王寺となった
日光の輪王寺のイメージを持っていたが違っていた



 山門<仁王門>(仙台市指定文化財)
本堂に近い駐車場に車を駐めていたため、この山門の存在を知ったのは帰り際であった



明治9年(1876年)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍が全焼した



山門の額には「海東禅窟」(東海の国すなわち日本の禅道場の意味)
「この額が残っている以上、輪王寺は必ず再興できる」と決意を固め、輪王寺の復興が始まったという



仁王像
この像は、356年前に制作され、過去2回修復されている
老朽化、虫食いなどが進行し、平成21年に修理が完了し、無事山門に納められた



胎内の墨跡から、輪王寺開祖像(太菴梵守和尚)を彫った仏師である「雲海、霊夢」と推測されている






格子に金網という障害物がある割には何とか撮ることができた



山門から本堂へと向かう参道は緑に囲まれ美しい



階段を上がった所から振り返る



境内図



本堂
輪王寺は、嘉吉元年(1441年)伊達政宗の夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、持宗が、太菴梵守和尚を開山として福島県梁川に創建した
政宗夫人は、3代将軍足利義満の生母の妹に当たるため、6代将軍義教は、後花園天皇に奏請し、「金剛寳山輪王禅寺」の額を賜った



輪王寺の草創期は、伊達氏の躍進の時期と重なった
伊達氏の居城は梁川・西山・米沢・会津・米沢・岩出山・仙台と変わったが、輪王寺もこれに従って転々とする
仙台の現在地に移ったのは、慶長7年(1602年)9世久山光天和尚の時であった






本尊:釈迦如来坐像(仙台市指定文化財)



東屋



手水舎









平和観音立像



庭園見学受付所 入園料金:300円



鐘楼(吼月楼)






撮影 令和6年10月8日

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