今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

臼杵磨崖仏 その2(大分県臼杵市深田)

2020年02月04日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年6月8日

臼杵磨崖仏(国宝・特別史跡)
磨崖仏は4か所に分かれて所在し、それぞれ古園石仏群、山王山石仏群、ホキ石仏第一群、ホキ石仏第二群と称される。

ホキ石仏第一群

第四龕



第四龕は左脚を踏み下げて坐す「地蔵菩薩像」を中心に、その左右に「十王像」を配す



「(右側)十王立像」



「地蔵菩薩半跏像」





「(左側)十王立像」









第三龕



第三龕は「金剛界大日如来坐像」を中心に、その左右に1躯ずつの「如来坐像」、さらに左右に1躯ずつの「菩薩立像」を配す



「伝釈迦如来坐像」



「大日如来坐像」



「阿弥陀如来坐像」



「伝勢至菩薩立像」



第二龕



第二龕は「如来坐像」3躯を配す。第一・二龕間に「愛染明王坐像」がある



「伝釈迦如来坐像」



「阿弥陀如来坐像」



「薬師如来坐像」



第一龕



第一龕は「如来坐像」3躯を配し、第一龕はさらに「脇侍菩薩立像」2躯を配す
右端は「愛染明王坐像」



「観音菩薩立像」



「阿弥陀如来坐像」



「伝釈迦如来坐像」



「伝薬師如来坐像」



「菩薩立像」は左端の岩の塊と思われる。



第一龕と第二龕



石造五輪塔(重要文化財・特別史跡)
少し離れた所にある五輪塔を目指す
山道を歩き、呼吸が乱れピンボケになってしまった






大小2基の石塔がある



大きい方は嘉応2年(1170年)の銘があり、日本で最も古い五輪塔の1つと言われている



小さい方は承安2年(1172年)の銘がある
それぞれ「千部如法経願主遍照金剛」の銘が刻まれている
如法経(法華経)を収めるために造立されたことがうかがえる



いずれもそれぞれ1つの石を削って五輪塔全体を刻み出した珍しい様式である



「日吉神社鳥居」 急な上り坂を見ると膝のあたりが急に痛くなってきたので止めることにした



山王山石仏






丈六の「如来坐像」を中心に、その左右に小さめの「如来坐像」1躯ずつを配する



「伝薬師如来坐像」



「伝釈迦如来坐像」



「阿弥陀如来坐像」









金剛力士立像(国宝)



平成29年3月に追加指定された。
いずれも古園石仏と同時期に、参道の山門の二王として彫刻されたものではないかと考えられている



「金剛力士立像」 



こちらの力士像は判別できない状態だ






撮影 令和元年6月8日

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