一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

旧篠ノ井線の廃線敷を歩く その5

2020-07-06 14:45:00 | 信州の自然
長野側の終着点となる旧白坂第2トンネルまで歩き、戻って来ました。
漆久保トンネルの上には、木曽御嶽山の参道を開いた普寛と覚明の石像。
右側に見えている細い道は大昔の善光寺道です。




木曽御嶽山の表参道を開いた普寛、そして裏参道を開いた覚明。
2人の像を立て祀ることで、この道を通る旅人の安全を願ったと言われています。
どちらも江戸時代中期の人物で御嶽講を組織して御岳信仰を広めたらしい…。




普寛の鼻が欠けているのは、篠ノ井線測量時に邪魔になり測量士が欠いたらしい…。
どちらも鼻が欠けているので、どちらが普寛なのか分からない。
こちらが普寛らしいのですが…。何とも罰当たりな…。

撮影日 2020.06.07 12:34 旧篠ノ井線