一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

紫陽花の参道横切る汽車二両

2023-08-31 14:45:00 | 飯山線
「紫陽花の参道横切る汽車二両」なんて一句詠んでみました。
季語・・・紫陽花  ブルースカイという品種の紫陽花が咲く参道。
参道を横切るように線路があり気動車2両が通過していく。

撮影日 2023.07.23 11:13 蓮駅

単線の駅に紫陽花瑠璃紺の

2023-08-30 14:45:00 | 飯山線
「単線の駅に紫陽花瑠璃紺の」なんて一句詠んでみました。
季語・・・紫陽花  紫陽花と言えば梅雨の頃の夏の季語だが、
北信濃では真夏でも日陰には綺麗に紫陽花のブルースカイが咲く。

撮影日 2023.07.23 11:13 蓮駅

夏草の向こうに消える列車かな

2023-08-29 14:45:00 | 飯山線
「夏草の向こうに消える列車かな」なんて一句詠んでみました。
季語・・・夏草  ホームに茂る夏草の向こうへ列車が消えて行く。
夏草の勢いある生長が止まらず、列車も隠れてしまうほど・・・。

撮影日 2023.07.23 12:53 蓮駅 

夏草や二両のディーゼル発車せり

2023-08-28 14:45:00 | 飯山線
「夏草や二両のディーゼル発車せり」なんて一句詠んでみました。
季語・・・夏草 ホーム上には夏草が茂っているローカル線の駅。
降りる人も乗る人もいないが2両のディーゼル列車が発車していく。

撮影日 2023.07.23 12:53 蓮駅

空蝉のしがみついたり駅の籬

2023-08-27 14:45:00 | 飯山線
「空蝉のしがみついたり駅の籬」なんて一句詠んでみました。
季語・・・空蝉   籬(かき)と読む
駅の籬(柵とか垣のこと)にしがみつく空蝉の命たぎる姿が美しい。

撮影日 2023.07.23 12:53 蓮駅

空蝉やじっと待つなり午後の駅

2023-08-26 14:45:00 | 飯山線
「空蝉やじっと待つなり午後の駅」なんて一句詠んでみました。
季語・・・空蝉 昼下がりのホームに空蝉がぶら下がっている。
というかぶら下げてみた。暑い日だがじっと列車を待っているかのよう・・・。

撮影日 2023.07.23 12:30 蓮駅

鉄道に魂清む蓮かな

2023-08-25 14:45:00 | 飯山線
「鉄道に魂清む蓮かな」なんて一句詠んでみました。
季語・・・蓮(はちす) 鉄道風景に心揺さぶられる作者。
その風景に魂が揺れるが、蓮のように心静かに写し取りたい。
蓮(はちす)はこの形状(蜂の巣)からきた言葉だとか・・・

撮影日 2023.07.23 11:12 蓮駅



機関士の父も見たはず蓮の華

2023-08-24 14:45:00 | 飯山線
「機関士の父も見たはず蓮の華」なんて一句詠んでみました。
季語・・・蓮 飯山線でも機関士や運転士をしていた父もこの蓮の花を見ているはず・・・。
今、同じ花を見て何を思うか・・・。蓮駅に来ると考えさせられる。

撮影日 2023.07.23 12:13 蓮駅

蓮から乗って行くのか浄土なり

2023-08-23 14:45:00 | 飯山線
「蓮から乗って行くのか浄土なり」なんて一句詠んでみました。
季語・・・蓮(はちす) 仏教と蓮華は切っても切れない関係。
極楽浄土へはこの蓮駅から乗れば行けるのか・・・。

撮影日 2023.07.23 12:13 蓮駅



定刻の発車見送る紅蓮かな

2023-08-22 14:45:00 | 飯山線
「定刻の発車見送る紅蓮かな」なんて一句詠んでみました。
季語・・・紅蓮 うだるような暑さでも定刻でダイヤを刻む飯山線。
まるで駅員のように紅蓮は今日も定刻で発車していく列車を見送る。

撮影日 2023.07.23 12:13 蓮駅