バラエティに富んでいる新津のキハ40系達である。
首都圏色はキハ47 515、急行色風はキハ48 523の編成でした。
しかし、日本の原風景にはこの国鉄色が良く似合いますね…。
撮影日 2018.04.29 10:03 日出谷~鹿瀬(以下同じ)

実際にはキハ40系に急行色はなかったはずですので昔見た!というのはあり得ない。
でも、キハ58やキハ65などが急行色だったので違和感はありません。
見とれてしまうほどの車両にドキドキしていました。

両車両とも新潟鐵工製なので晩年は故郷で過ごしているのです。
首都圏色のキハ47 515は新潟から出たことのない生え抜き。
う~ん、たまらない景色と国鉄形気動車に感動です。


早朝に四季島を撮影した後、温泉宿に戻り朝風呂で体を温めました。
そして、部屋からは阿賀野川越しに磐越西線を見ることが出来ます。
それもキハ40系が2本もあります。急行色風と首都圏色が行きます。
撮影日 2018.04.29 06:11 鹿瀬~津川(以下同じ)

陽が高くなるにつれて、川霧も晴れてきました。
キハ110系とキハE120形の混結編成がやって来ました。
川の中の岩がいい感じを出している阿賀野川です。

1時間もすると、霧もすっかり晴れて新緑が眩しい…。
赤い新潟色を期待しましたが、旧新潟色が下って来ました。
これを撮影後に美味しい朝食をいただきました。

にほんブログ村

鉄道写真ランキング
日曜日の磐越西線には、TRAIN SUITE 四季島が運転されます。
非電化区間は陽の長い季節だけ撮影可能となりますので、3時半起き。
温泉宿に行ったのに、ゆっくりと寝ている場合ではありませんでした。
撮影日 2018.04.29 04:59 野沢~上野尻(以下同じ)

温泉宿のある麒麟山温泉は新潟県ですが、晴れていました。
福島県に入った途端に、濃霧…。何処へ行っても霧…。
それでも霧の薄い場所を探しましたが、厳しい撮影条件でした。

太陽があれば、朝日に輝くシャンパンゴールドが輝いたことでしょう。
まあ、自然相手ですからしょうがないですね…。これはリベンジです!
しかしこの場所だけでも7~8人集まったのは驚きでした。

にほんブログ村

鉄道写真ランキング
昼下がりに撮影した232Dが会津若松から折り返す233Dを待ちます。
旧新潟色がトンネルから飛び出し新緑の中へ…。
レンガ積みの豊実トンネルがいい感じでキハ47に良く似合います。
撮影日 2018.04.28 15:45 豊実~日出谷(以下同じ)

振り返ると素晴らしい新緑の世界へ飛び込んで行くようです。
暑い季節には夏草で覆われそうですが、春はいいですね。
春の陽射しを浴びながら1時間ほど待ちました。

縦構図にすると山の深さが解りますね…。
鉄道林の杉が色と形のポイントになっています。
キハは軽快に下り勾配を駆け下りて行きました。

この周辺にはずっと野生のサルの群れがいました。
線路の右や左を行ったり来たりしていました。
20~30頭はいたでしょうか。大きな群れでした。


磐越西線はSLのC57とともに、キハ40系気動車が活躍しています。
新潟のキハ40系も置き換えが発表されましたが…。
意外にも撮影者は少なくSL通過後は思い思いの場所で撮れます。
撮影日 2018.04.28 13:24 萩野~尾登(以下同じ)

この日は旧新潟色しか撮るチャンスはありませんでした。
それでも大好きなキハ47に会えて嬉しい限りです。
1979年5月の製造ですからまだ39才なんですね…。

ここでは夫婦2人とも同じような構図になってしまったので…。
こちらは奥さんの作品です。引退が正式に発表されるとこうはいきません。
きっとSL以上にフィーバーしそうなので、今のうちに撮影しておきます。


鹿瀬駅から国道を通って上野尻のカーブへ行きました。
すでに列車通過の3分前でギリギリセーフでしたが…。
この付近は黒だかりの人、人、人、間に入れていただいて…。
撮影日 2018.04.28 12:10 野沢~上野尻(以下同じ)

正面に陽は当たるものの、側面は影側となる難しい露出。
それでも後方の残雪の飯豊連峰が綺麗でした。
5月らしい画が撮れる場所で人気の高さが窺えます。

すかさず、引いて1枚。遠景が霞む日でした。
惚れ惚れするようなフォルムの貴婦人です。
ここの時間だけは昭和30~40年代初頭といったところでしょうか…。

奥さんの会心のショットです。ここではレクチャーの時間がなく…。
何も指導しなかったのですが、チューリップの入れ方が抜群です。
でも何か仕上がりがぬり絵のようになってしまいました。


やはり蒸気機関車を撮るのであれば爆煙を期待します。
そこでゆっくりと追いかけて来たのは鹿瀬の手前。
遠くは陽炎でユラユラとしていたので広角を選択しました。
撮影日 2018.04.28 11:33 鹿瀬~津川(以下同じ)

期待通りの爆煙で上り勾配を駆け上がって来ました。
それでも強い風で煙が暴れていました。
そして此処は新緑はあまり綺麗ではありませんでした。

立ち位置は逆光側になるのでSLが黒く潰れないように…。
しかしSLを撮るというのは難しいと痛感しました。
でもこの爆煙はファインダー越しでも嬉しかったですね。

そしてギリギリまで引き付けて1枚…。
ドレンも吐いてくれたら良かったのですが…。
煙と匂いを満喫しながら見送りました。

にほんブログ村

鉄道写真ランキング