湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

五月五日の名句

2023-05-05 12:00:42 | 文学

今日は「こどもの日」と子供を開いて表記するホリデー。と同時に端午の節句。
そんな5月5日の名句を集めてみました。
子らばかりゐて菖蒲湯をぬるくしぬ 田村了咲
菖蒲湯や病夫の腕のいくさ傷 斉藤富美
集ひ来て家ふくらます子供の日 杉本和子
子供の日子供の声を聞きに出る 元田千重
乱好む太刀にあらずと飾りけり 阿波野青畝
粽結ふ死後の長さを思いつつ 宇多喜代子
風吹けば来るや隣の鯉幟 高浜虚子
もう勤めなくてもよい身吹流し 杉良作
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鎌倉林屋百貨店

2023-05-04 23:00:33 | 文学
下馬の鎌万ビル。

昭和12年当時この場所には林屋百貨店がありました。中原中也が空気銃を買って、雀を撃つのに使ったとか。
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ごきぶり名句

2023-05-01 22:07:53 | 文学

ごきぶり/御器齧り(ごきかぶり)/油虫は、夏の季語。
面白い句を作りたいと思って句会の兼題に提案しました。参考にごきぶり句を渉猟。
油虫いつまでも妻泣かしをり 伊丹三樹彦
庶務部より経理部へゆく油虫 境野大波
犬猫がゴキブリが待つ帰去来(かえらなん) 本井英

3つめは「亡妻の忘れ形見の犬と猫がいる逗子桜山の家へ帰ろう。そういえばゴキブリも待っている…」という句です。
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