湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

儚いの詩パート2

2023-05-16 10:12:17 | オリジナル
共通テーマ「儚い」でEが書いた詩を投稿します。

軽トラ一台

逗子駅から横須賀線に乗る
職場まで小一時間
車内は一種の書斎
文庫本を大分買い込んだ

退職後 根太がゆるむと
家内が無断で
本を捨ててしまう

人生は軽トラ一台分の
重みもないかのように儚い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする