湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

西脇順三郎文学碑

2023-07-29 09:14:47 | 文学

Zが観音崎公園で見つけた西脇順三郎文学碑。

まだ夏が終らない
燈台へ行く道
岩の上に椎の木の黒ずんだ枝や
いろいろの人間や小鳥の国を考えたり
「海の老人」が人の肩車にのって
木の実の酒を飲んでいる話や
キリストの伝記を書いたルナンという学者が
少年の時みた「麻たたき」の話など
いろいろな人間がいったことを
考えながら歩いた

西脇順三郎は、昭和24(1949)年に息子の遠足に同行して以来何度も観音崎を訪ね、観音崎をモチーフにしたこの詩を書きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする