共通テーマ「食べる」でTが書いた詩を投稿します。
陽は傾いて
言葉を食べるしかなかった
むさぼるように
経験のなさが
不安を生み それはさらに増大
疲弊し立ち尽くしていた
17歳のころ
咀嚼し
消化された言葉は
細胞の奥まで浸透した
這い出す力が湧いた
それから
いつも言葉を大量に食べた
いつからだろうか
おいしい言葉を選んで
少しづつ食べている
自分に気付く
変化を受け入れがたくなっている
陽は傾いて
言葉を食べるしかなかった
むさぼるように
経験のなさが
不安を生み それはさらに増大
疲弊し立ち尽くしていた
17歳のころ
咀嚼し
消化された言葉は
細胞の奥まで浸透した
這い出す力が湧いた
それから
いつも言葉を大量に食べた
いつからだろうか
おいしい言葉を選んで
少しづつ食べている
自分に気付く
変化を受け入れがたくなっている