湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

キャンドルナイト&靴の詩パート1

2019-09-22 23:17:22 | オリジナル
キャンドルナイト2019@逗子海岸

点灯時は降っていなかったのですが、6時頃から雨がぱらつき出したところにまた行ってみたら、こんな水玉写真が撮れちゃいました。

では、新しい共通テーマ「靴」でAが書いた詩を投稿します。

脳だけが脆弱で

丈夫な足が
履いている靴
以外 何もない
丈夫な身体
に付属する脳が
上の方で前後左右に
揺れて司令する方向へ
労働しながら動いていく

どこかへ行きついて
あの人と出くわし
どうしてここへ来たか
説明できなくて停止
した脳を掲げた丈夫な身体
が前後左右に揺れる

わたしを支えている
のは靴 もしくは執着
その底はいびつに
擦り減っているので
ここがどこなのか
弱い頭は理解できない
コメント
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