湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

熱の詩パート1

2019-05-15 15:02:47 | オリジナル
共通テーマ「熱」でAが書いた詩を投稿します。

大西日

広大な蜘蛛の巣に
言葉をどれだけ垂らしても
脈打つ糸に絡まるときは
永遠に来ないらしい

どんなつながりを 
いつどこに求めたら 
信じられる他者を
見つけられるだろう
大西日を片頬に受けて 
その人の放つ熱は
孤児のようだ

必然のような偶然の邂逅
永遠のような一瞬の接触
コメント
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