年取れば助け合わないとやっていけない？

また団塊シニアさんのブログ記事を読ませてもらってひらめいたことを書く。

ひらめいたというほどの話ではないが、年取ってくると、主婦もだんだん草臥れてくる。

そうでなくても、私は、母に似て片付けが苦手だ。

一方、料理は、比較的手抜きしないでマメにつくるほうだと自負している。

が、その料理も、たとえばお正月料理のように立ち詰めで何時間もするのは辛いお年頃だ。

お鍋をかけている時間とか、ちょっとした細切れの時間にブログを綴ったりする。

すると夫が、「おい何してる。片付けもしないで」と言ってくる。

「ええ、わかってはいるんですが、休まないと体がもたないんです」と私は答える。

世の中には、片付けもきっちりして、お料理も全部手作りという主婦もたくさんいるとは思う。

が、家の中はピカピカにしているが、外食が多いという家庭も散見する。

夫は、食べることはどうにでもなるが、片付けをまずせよと言ってくる。

そういう夫は片付けが上手である。

仕事場もいつも整理整頓されているし、その寝室も綺麗にしている。

昨年末は、私は母のために帰省したこともあって、余計片付けに手が回らなかった。

夫は見かねたのだろう。

夫は、大みそかに、私の乱雑に積み上げたままの書籍類、コピー書類などの整理をしてくれた。

これをやってもらうと、大事なものも捨てられることもあるから、後で後悔することもあるが、しかし、私の手が回らないから仕方ない。

いや、こういうブログ書きとか短歌関係の本を読むことをやめればできるかもしれないが、これらをやめたら、私は何のために生きているかわからなくなる。

それだけ読書、最近ではブログがとって代わっているが、は、私に必要不可欠なものなのだ。

生きがいなのだ。

夫は料理はいっさいしないから、夫の得意な片付けは手伝ってほしいと思うのだが、これを亡くなった義母に聞かれたら、どれだけ叱られたかとも思う。

義母も、認知症になる前は片付けの上手な人で、家の中はいつもすっきりしていた。

これは遺伝子にそういう特技が組み込まれているのかと思ったりもするのだが、どうだろう？

・片付けのできぬ家系に生まれたり母も私も片付けが下手

・片付ける時間があれば一かけらでも文を読みたし時間が足らぬ

・会話する代わりに読書、ブログ読むことをなくせば生きがひもなく

・短きは命と歌ふ歌ありて短き命に書を読みたかり

・恋をすることより本を読むことをしたかり命みぢかくあれば

料理は好きだから苦にはならないが、しかし、夫がたまには料理をしてくれる人だったらと思うときはある。本人のためにも・・・。

「私が先に死んだらどうするの？」と聞くと、「外食するから全然困らない」と応えるが、外食ばかりだと飽きると思うが、それを理解するのは私が死んでからになるだろう。