なんにも買ったことはないけど、季節ごとに届く、通販生活はよく読んでいる。メディカル枕は13000円もするけど、欲しい。けど、いつも買わない。そんな通販生活の封筒を開けると、薄い冊子が入っていた。『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』。岩波ブックレットで、薄いながらも本来なら500円で売っている。
18人の著名人が、憲法への想いを書いている。護憲と一括りにされがちだけれど、じつにいろんな考えがある。兵器を持つメリットとデメリット、持たないメリットとデメリット。それに対しての理解の違いが、改憲と護憲を分けるのだろう。例えば、「核は持たない」ということを憲法に入れる「逆」改憲なんてアイディアは、出てこないのだろうか。本当に守りになってしまうのではなく、もっとアグレッシブになればいいのに、護憲側は。
昔、「トリスを飲んでハワイに行こう」というサントリーウィスキーのキャッチコピーがあった。「トリスを飲んで」=安くて簡単なことで、「ハワイに行こう」=夢のようなこと、というギャップが名コピーと言われる理由だろう。この本のタイトルの「憲法を変えて戦争へ行こう」というのはこのパロディだけど、あまりに憲法が軽んじられてる現状への皮肉。憲法判断を裁判所が避けてるような状態じゃ、憲法を変えても、また時の政権のいいように解釈されてしまうような気がする。
最近、ホワイトバンドしている人がたくさんいるけど、貧困に対して、紛争に対して、どんなことをすればいいのか、考えて欲しいし、語って欲しい。
戦後60年の8月の終わりに、そんなことを思った。
18人の著名人が、憲法への想いを書いている。護憲と一括りにされがちだけれど、じつにいろんな考えがある。兵器を持つメリットとデメリット、持たないメリットとデメリット。それに対しての理解の違いが、改憲と護憲を分けるのだろう。例えば、「核は持たない」ということを憲法に入れる「逆」改憲なんてアイディアは、出てこないのだろうか。本当に守りになってしまうのではなく、もっとアグレッシブになればいいのに、護憲側は。
昔、「トリスを飲んでハワイに行こう」というサントリーウィスキーのキャッチコピーがあった。「トリスを飲んで」=安くて簡単なことで、「ハワイに行こう」=夢のようなこと、というギャップが名コピーと言われる理由だろう。この本のタイトルの「憲法を変えて戦争へ行こう」というのはこのパロディだけど、あまりに憲法が軽んじられてる現状への皮肉。憲法判断を裁判所が避けてるような状態じゃ、憲法を変えても、また時の政権のいいように解釈されてしまうような気がする。
最近、ホワイトバンドしている人がたくさんいるけど、貧困に対して、紛争に対して、どんなことをすればいいのか、考えて欲しいし、語って欲しい。
戦後60年の8月の終わりに、そんなことを思った。
憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言岩波書店このアイテムの詳細を見る |
てか彼らのいるウェストウィングで働きたいです。
メディカル枕、やっぱり買おうかなぁ…。
寝心地いいですよ。
「ザ・ホワイトハウス」の各人の役割、絶妙ですよね。ぽんぽんと的を得ている台詞と軽口、ゆるぎないスタンス、いいなーと、高嶺の花のように眺めています。
これからも訪問させてくださいね。