goo blog サービス終了のお知らせ 

自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

負けないで!

2007-07-17 | 社会・時事
大地震は同じ場所に続けて起こらない。
台風はちょっと息をひそめている間に通過する。


そんな根拠のない思い込みが、くつがえされる日々です。
世界の中でも飛びぬけてたくさんの自然災害の被害を受けている、極東の島国日本。

神戸新聞のWebサイトに、今年の防災白書からとして、こんな記事が載っていました(2007年6月10日付)。

日本列島の周辺は、すでに地震の活動期に入ったとされる。1997年~2006年までの間に、マグニチュード6.0以上の地震が187回も起きていて、回数では世界全体の2割を占める。

地球温暖化が進めば、大雨や台風が頻繁に起こり、規模も大きくなる。ここ10年間で、1時間に50ミリ以上の雨が観測された回数は3132回と、その前の10年間に比べて1.6倍になった。

中越沖地震と台風4号はまさにその傾向を地で行ったものでした。

今回の地震の犠牲者のほとんどがお年寄りです。被災者のお年寄り比率も高そうです。
復旧・復興過程でも困難がつきまとうでしょう。

12年前、阪神・淡路大震災に遭遇した私は次に同じような地震が来たときに、前回と同じパワーを復旧に向けられるか自信がありません。

14階建ての集合住宅のちょうど真ん中にある我が家は揺れで外壁に大きなクラックができました。アルミサッシの窓枠がゆがんで、その後新しい窓枠を取り付けるまで、1年半近く窓がキッチリ閉まりませんでした。
プレハブ工法で作った内壁は角々に亀裂が入りました。

住みながらの修繕は若かったから乗り越えられたところがあります。

だから、耐震偽装されたマンションやホテルがその後どんどん建てられたのは信じられない思いでした。

その罪を平然とやってのけた人間が、のうのうと暮らし続けているのはもっと信じられません。

役人や政治家の誰かが責任をとったのでしょうか?
ずいぶん、安全堅固に護られているんですね。

被災地の皆さん、全国から応援する気持ちが届くはずです。
負けないで、頑張ってくださいね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする