自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

素朴なのに、繊細で・・・

2007-07-18 | 社会・時事
友人の息子さんは富山県に遊学中。
地震のあと、友人が電話したところ、

「大丈夫?」
「家ん中、めちゃめちゃ」
「えっ」
「めちゃめちゃなんは、地震の前からやけど・・・」

被災した方々には申し訳ないのですが、ちょこっと笑えました。

そんな彼は阪神・淡路大震災のとき、小学校低学年、男の子3人の子育て真っ最中だった友人は中越沖地震の日、なんと長野の安曇野にいて、大きく揺られてきたのでした。

彼女は無事に神戸にもどってきましたが、お土産も、車中用のお弁当も選んで買うどころではなく、目についたものを手にとってきたという状態だったそう。

そのお土産があまりにもかわいくて、おねだりして一つもらってきました。

おろしたりんごが生地に入っているおせんべいに薄く切ったりんごを乗せて焼いた「りんご乙女」です。

写真下の「方寸」は赤えんどうの粉が混ぜ込まれた落雁です。

日本人のつくるお菓子って、どうしてこんなに細やかな気持ちが注ぎ込められているんでしょう。

自然が豊かで美しくて、人心が穏やかだからこそじゃないかしら?

飛躍するかもしれないけど、日本はもともと「美しい国」
特定の誰かが連呼できる言葉じゃないよね。
っていうか、誰がきたなくしたんだい?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする