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自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

モリスの壁紙

2004-09-28 | 展覧会と音楽
9月27日(月)
大丸ミュージアム・梅田でウィリアム・モリスとアーツ&クラフツ展
モリスといったらイギリスの思想家として遠い昔習ったような(どんな思想かは憶えていないけれど)……。
この展覧会はモリスのデザイナーとしての仕事、作品を紹介したものです。
じゅうたん、壁紙、プリント生地、家具、タイルなどが展示されていました。

モリスの作品に囲まれて、とにかく落ち着くのです。
色合いは製作後100年を経て、退色したかあるいはそのままかは分かりません。
しかし、生活をとりまく素材として落ち着けるということは価値に高いものがあります。
そして現代にも立派に通用するところが素晴らしいです。


いずみホールで野津臣貴博フルートリサイタル’04
曲目は
バッハのフルートソナタ、
マルタンのバラード、
トゥルーのグランド・ソロ第13番、
金子仁美の遠心(1966)フルート・ソロのための、
プロコフィエフのフルート・ソナタ ニ長調

フルートの音色は静か過ぎて、気持ちよ過ぎて、睡魔との戦いでもあります。
でも、遠心(1966)は目を醒まさせてくれました。曲の流れや奏法への興味の方が勝りました。
現代物は苦手ですがおもしろく聴けました。

野津さんは現在、大阪フィルハーモニー交響楽団の首席フルート奏者。
ピアノ伴奏の藤田雅さんはご自身が音大でフルートを専攻された方です。
ソロ楽器と組むピアノ伴奏はとても難しいと聞きます。
プロコフィエフのフルート・ソナタの伴奏はそれ自体にも聴き応えがありました。




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