「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

MASHが選ぶ「今日の1枚」 ⑯

2009-02-11 00:06:04 | Music Life
夜中にこっそり聴きたい音楽ってあるよね。

俺の場合BLUES
そう。ブルースが聴きたい

アナログ盤で聴く方が断然良いんだけれど、
大御所にご登場願おう
我らがブルース・ボス
そう。マディ・ウォーターズだ

まずは大迫力の「ミシシッピ・ライブ」を聴かなきゃいかん
77-78年のライブからの編集盤だけれど、
1曲目のマニッシュ・ボーイから凄まじい盛り上がりがが嬉しいねぇ

早速歌でジョニー・ウィンターと掛け合うけれど、
彼の白いボーカルと比較するとマディの本物さは明白
まるで「赤子の手を捻る」かのごとく、
怒涛のマニッシュっぷりがタマラナイ

マディと言えば、独自のボトル・ネック・プレイでギターを泣かす。
そんな絶好調っぷりを聴きたいなら
「19Years old」「Streamline woman」そして「Howling wolf」で酔って頂きたい。
マディにしか出来ない本物のブルース・ギターが唸りを上げるってもんよ

正直マディのアルバムは全て捨て難いんだけれど、
晩年のこの辺りがRockサイドの人には聴き易いと思うな

当然、全編に渡り歌のパワーが闇を切り裂き、明日への活力となる

これぞ偽りの無いブルース・パワーだ
「言うこと無し!」の超名盤
心して聴け

<2/11 Mash>
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MASHが選ぶ「今日の1枚」 ⑮

2009-02-10 10:40:10 | Music Life
マーヴィン・ゲイ
彼ほど波乱万丈にその生涯を閉じた人間も少ないよね。

デビュー当時はモータウンでの裏方中心で
ピアノやドラム、曲作り・・・とにかくマルチにこなしていた。

その後モータウンからデビューし、
モータウンの中では割と黒目の(といってもモータウンですから)
R&Bレコードを60年代は出し続けた。

俺はビートルズのTV映像「レディ・ステディー・ゴー」での
ジョージ・ハリスンへのインタビューにより彼を知ったんだ。
(中1の頃VHSでね

ジョージ、気に入っているアーティストは?
「マーヴィン・ゲイ」
答える彼の1言に
「ジョージが言うんだから只者ではないだろ!」
と思い、即レコードを購入

音楽ってつながっていくんですねぇ

この頃のマーヴィンをジョージが気に入っていたってのも面白いんだけれど、
やっぱり、何と言っても彼を語るには70年代の名作2枚に尽きる

「What's Going On」(71年)
「Let's Get It On 」(73年)

でしょう

70年代以降の黒人音楽ではマスターピースであり、
ポピュラー・ミュージック史上、永遠に聴いて頂きたい2枚です。

その後、コンスタントにヒットしながらも破産。

80年に再起をかけて出演した「モントルーJazzフェス」で完全復活
そのライブ映像を本日はご紹介したい。

何よりも元気なマーヴィンが歌いまくり、鍵盤やドラムも披露。
バックの演奏も素晴らしく、ライブ嫌いのマーヴィンとは思えない素晴らしいノリ
100分を一気に見てしまう充実のショーがイイのよ

しかし彼、84年、誕生日の前日に親父に銃で撃たれ死亡する。
口論の末、逆上した親父が彼へのプレゼントとして用意した銃で・・・

今更ながらアメリカの銃社会って不思議に思うよなぁ。
まあ、この話はまた今度。
長くなりそうだからね。

とにかくこの映像でマーヴィンのSweetな一面を味わって欲しいな。
日本盤DVDでは字幕がついていて、MCのイイ雰囲気も味わえるぞ

ちなみに2枚組CDでも発売中!
こちらはDVDよりも臨場感のあるサウンドが魅力です

<2/10 Mash>
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お部屋で聴く「今日の1枚」 ③

2009-02-09 10:17:22 | Music Life
湘南の朝は曇り
なんかロンドンの朝を思い出すなぁ・・・

こんな日は緑茶と「鳩サブレー」を頂きながら
ロンドン気分に浸るのも良いでしょ

湘南っ子はどこにいても「鳩サブレー」でキマリだ!

さて、それではロンドンに直行できるサウンドって何かしら?
色々あるけれど、週の初めは部屋でリッチに行きたい

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団!

クラシックは敷居が高いから・・・
そんなあなたに今回紹介する「Hits of Phil Collins」はどうだ

ジェネシスのフィル・コリンズの秀曲全10曲を収めた
クラシックの入り口に丁度イイCDだと思いますことよ。

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団は言わずもがな、
ロンドンを拠点とする英国の代表的オーケストラであり、
世界的にも活躍を広げ続けているので
名前ぐらいは聞たことあるんじゃないかな?

イージーな編曲だけれど曲の良さを的確に表現した演奏内容に酔う
予想外かもしれませんが、ロック、ポップスのダイナミズムも十分に堪能できちゃう
その辺りも、さすがの「懐の深さ」です。「堅くない」よね~

しかし、改めてフィル・コリンズの作曲家としての資質に脱帽ですな。

この人ソロの曲となると
ジェネシスとは違うメロディックな部分が満載ですもん。

「そこんところ」を、よく理解した好盤

イギリス人の愛の結晶的「相思相愛」っぷりがタマリマセンです

<2/9 Mash>
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コラム④ 小説「ノルウェーの森」に見る「正義と悪」 

2009-02-08 00:58:45 | Music Life
村上春樹氏の大ベストセラーに
「ノルウェーの森」という小説がある。

昨日も「性と生」については書いたけれど、
この小説の売りも「性と生」であり、
もっと露骨に言えば「SEXと死」を題材にした
誰もが感動する「究極の常套手段」である。

俺はなぜ「性と生」に嫌悪感を表わにするのか?
それは「誰もが心を揺さぶられる題材」だからに他ならない。
これは「ズルイ」気がしてしまうんだよねぇ。

当然、そこに終始していたら、
俺はあまり評価しないだろうし、途中で読むのをやめていたかも・・・。
しかし、村上春樹氏が凄いところは、
ここに音楽を落とし込んでしまったところなんだ。

出てくるアーティストの曲を知っていないと感動は半減してしまい、
ただの「性と生」小説になってしまう。

要所要所に飛び出してくる音楽がBGMとして流れた時、
この小説は「全く違う次元の感動」に昇華される

結果的には「正義と悪」が抜群に調和した名作に仕上がっている。
音楽が流れなければストーリーだけを追ってしまう危険性がある。
これでは駄作もいいところだ。

彼はこの作品で大胆にも数多くの音楽を使い、
しかも、一つ一つのエピソードを効果的にする役割を負わせた。

素晴らしいと言わざるを得ない

俺は高校生の時に呼んだんだけれど、
感動したなぁ
次の日二日酔いで学校に行ったモン

ちなみに、作品に出てくる音楽を一気に聴きたいのなら、
廃盤になっているけれど「Norwegian Wood(オルゴール集)」(写真)
を中古で探すのがオススメ。

物語をよりリアルにする為に彼が選んだ手法が音楽だったことに、
俺はずっとずっと感謝している。

これにより全く違った印象を俺に与えてしまったモンね。

うん。また読み返してみるのもイイかもね。

<2/8 Mash>
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コラム③ ラジオの存在意義

2009-02-07 10:26:14 | Music Life
アメリカではラジオ文化が浸透している。
そのお陰で車の中ではCDやテープなんて必要なかったし、
今でもそうだよねぇ。

100チャンネル以上ある地域もあるし、
どこでもロックやJazz、Blues、ソウル、ラテン・・・
ありとあらゆる音楽が聴けるんだよね。
有線のようなもんかな

圧巻だったのはニューオリンズの部屋で聴いたゴスペル・チャンネル。
どこかの教会のミサを生中継していて、
師の演説から歌まで、実に迫力ある2時間半だったなぁ。
知らない人達の演説と音楽・・・
多分ローカル・ヒーローな人達だよね。
観衆(信者)の興奮のリアルなことリアルなこと
南部では黒人音楽がずっと残っているんだ。
嬉しかったなぁ

でも、ここ日本ではそうはいかん
決まった音楽が主流だもんね。
これには音楽業界の裏の話が不可欠なんだけれど、
話すよりも「相対性理論」というバンドの「地獄先生」という曲が流れれば
ほら、分かるだろ?

俺ひとりの時、車では出来るだけラジオを聴くようにしているんだ。
こうでもしないと「新しい音楽」や「趣味じゃない音楽」を
耳にすることって実際少ないからね。
でも大体において嫌な気分にはならないようにしている。

そんな中、昨日FM横浜で
「相対性理論」というバンドの「地獄先生」という曲が俺を嫌な気分にさせたな!

先生 知らないこと知りたいの
見えないものが見たいの
教えて 教えて 教えて
                「地獄先生 歌詞をラジオより聴き取り」


「音楽は露骨に風俗に成り下がっているぜ
と言いたい。
商売の香りがプンと鼻に付く「エロ歌詞&声」に世の男は萌え~なのかもな・・・
商売としては「当たり」だろうけれど、
「音楽としては」最低だね。

「音楽は金儲けの道具ではない」と思っている俺と、
「食えなきゃプロじゃない」という俺の両方の哲学の狭間で
彼らの音楽には考えさせらたけれど、
「性」でお金儲けをするべきではない、
と言うのが俺の絶対の哲学だからね

「性」+「可愛い声で歌う」=「金儲け」

「ビジネス至上主義」という絶対の業界哲学が音楽を駄目にする

もちろん、彼らの趣味がコレなら擁護する理由なんて何もないし、
勝手にやっててもらって構わない。

とにかく俺にとって、この曲は最低だし、
俺にとっての、ラジオの存在意義を感じたよ。

ちなみにメロディはどこにでもあるオーソドックスなPOPSで、
演奏は過去のRock,Popsの焼き直しの安全策。
「売れ線路線まっしぐら」と言ったところだ。

何度も言うけれど、戦略的には分かるよ

でもまかり通っていくことに、俺一人くらいハード・パンチでもいいだろ?

既に大ヒット中とのコト・・・
モテナイ男のための音楽だ。

<2/7 Mash>
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MASHが選ぶ「今日の1枚」 ⑭

2009-02-06 11:13:02 | Music Life
突然だけれど、
ロック・ミュージックって発散の音楽だと思う。

何か「内なるモヤモヤ」を外に出す
そんな音楽であり、10代の頃から20代にかけて、
俺もよく聴いたし、プレイもしてきた。

そんな「発散型」の究極が「Rolling Stones」である。

決して「アート(芸術)」ではないけれども、
肉体感のあるサウンドと、「生涯悪ガキ」的、
「ロック=不良」という図式を貫く彼らこそ元祖であり続けるわけだ。

そして、その対極にいる「癒し系ロック」の究極と言えば
やっぱり「グレイトフル・デッド」という事になる。

ハードな音は少なく、いたって「の~んびり」寝そべって聴ける・・・
そんな彼らのバラエティ豊かな楽曲やボーカルを楽しむならコレ
「Workingman's dead」がイイ

何度も言うけれど、俺の核は「Beatles」と「黒人音楽」にある。
ただ、その合間を縫ってデッドは別枠で、「考えずに聴ける」のが素晴らしい
サイケだの、ジャムだの余計な知識は必要ない。
何より良いメロディと良い歌があれば何も要らないよね

何故だか彼らの「スタジオ録音」って過小評価されているけれど、
聴かず嫌いだと思うなぁ。

とにかくこの作品から始めてみましょう
アメリカで一番重要なロック・バンドであることは間違いないもん。 

当店でも限定入荷中急げ


<2/6 Mash>
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アナログ大爆SHOW ②

2009-02-05 00:23:57 | Music Life
ジェフ・ベックが来日する。

まあ、俺にとっては一生見に行くことのない人ですが・・・
だってぇ、黒くないんだもん・・・
俺、ああゆうギターしか弾かない人嫌い。
歌って欲しいね

てなわけで、今回は彼のヤン・ハマーとのLPでのライナーノーツ
そう。解説が笑えるのです!

「渋谷陽一」氏他、数人が書いている力作なんだけれど、
(そう言えば、一時期この二人喧嘩してたよなぁ・・・大人気無く・・・)
問題はブルース評論家でも有名な「中村とうよう」氏

「ベックちゃん、どこまでやるの?」

さすが黒人好き
「ベックちゃん!」呼ばわりが凄い

本文はともかく、ベックが神格化されていた時代に「ちゃん」はエライ

ちなみに、ある音楽評論家(男)から聞いたんだけれど、
「中村とうよう」氏にセクシャルに誘われたとのコト・・・

イヤァ~ン。
ブルースって男っぽい音楽だけに、まさか・・・
「ちゃん」もここから


想像は尽きませんが、違うことを祈るばかりです。

ちなみに「中村とうよう」氏、イケ面で、
このアルバムは簡素なコラボレーションが売りです。

資料的価値あり

<2/5 Mash>
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MASHが選ぶ「今日の1枚」 ⑬

2009-02-04 11:21:04 | Music Life
昨日に引き続きジョン・オーツを同場所で見た。

リラックスしたファイナル・ステージでは、
場所にも慣れたのか、ギター・プレイも余裕のプレイで
オーツの力が遺憾なく発揮された!

「うちのバンドのコンセプトはコーラスなんだよ!」
と得意げに言い、
曲が終わった後もコーラス部分を何度もアカペラでプレイ。
ホール&オーツ(H&O)を支え続けた男の「凄み」を実証して見せた。

俺もリクエスト・タイムでアルバム「Change of season」に収録されている
オーツの佳曲「Only Love」を思い切ってリクエスト!

「おいおい、オンリー・ラブだって?」
「300曲もあるのにそんな曲覚えてないよ!君は本当のファンだね!」
と言われちゃいました!
嬉しかったなぁ~。

そんな思いも含め、今日はその「Change of season」(90年作)をご紹介

この作品は言いたかないけれど
「チャート的には下降気味になり始めたH&O」・・・
しかし名盤です

2日に渡って、また、このブログでH&Oがらみの文章が多いって言うのは
実は最初に買ったCDがH&Oの「Ooh Yeah !」だったりしてるんですねぇ。

もちろん、それまではアナログ盤しか出ていなかったですし、
CDプレーヤーを買った年が88年くらいだったので、偶然なんだけれど、

ずっと小学生時代から買い続けている「数少ないグループ」がH&Oなんです。

さて、この「Change of season」。
前作「Ooh Yeah !」がアーシーな80年代ソウル盤だったのに対し、
少しロック寄りのアプローチを強め、参加アーティストも豪華。

ジョン・ボン・ジョビやメレンキャンプ・バンドのドラマー、ケニー・アロノフ、
名うてのギタリストダニー・クーチー・コーチマーやワディ・ワクテル、
トム・ペティ&ハートブレーカーズの鍵盤野郎ベンモント・テンチ、
ユーリズミックスの頭脳デイブ・スチュアート等など・・・

もう、ボン・ジョビ以外は大好きな連中ばっかり
出た時は嬉しかったなぁ

とにかくキャッチーな「So close」に代表される秀曲が多く、
全12曲(日本盤13曲)一気に聴けちゃいます

この時のツアーではアコースティック・ギターを2人で弾き、
和気藹々とした「歌世界」を披露してたっけ・・・

80年代のビッグ・ヒット作を聴くのも良いけれど、
本来のH&Oだったら70年代か「Ooh Yeah !」以降だと思いますよ

聴いてご覧あそばせ

<2/4 Mash>
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コラム ② ライブ体験記 「ジョン・オーツ」の巻

2009-02-03 12:23:28 | 辛口「音楽LIVE」リポート
ビルボード東京で昨日行われた
ジョン・オーツのライブに行って来ました

ドラム、ベース、鍵盤というシンプルなバックに
オーツ自身のギターを核に繰り広げられる歌世界
これには終始笑顔ですよね

ソロ2作目の最新作「1000マイルス・オブ・ライフ」の曲を中心にしながらも、
もちろんホール&オーツの曲も数曲披露。

歌以外にもMCの面白さも見逃せない、アット・ホームなライブでした。
例えば、

「ヘイ、ガイズ!演奏の用意はできたか?」
バンドうなずく。
「用意できてないのは俺か・・・(笑)」

とか
「今度の曲は立って演奏するぜ!」
立つ
「立っても座っても背丈変わんねえな・・・ほっといてくれ!(笑)」

とか
「リクエストは?」
客がリクエスト
「あっ、それは出来ないなぁ・・・他には?」
他の客がリクエスト
「おお!それそれ!」(クイズか?

「シャウト系とかダメなんだよねぇ・・・俺、」

「何曲かお客から上がって選ぶ、コレがプロの手口!」
堂々と言い放った後に
「ショーの後で君にお金上げるよ(笑)」

リクエストした客の微妙な笑顔にまたまた会場笑い

といった具合の終始「の~んびり」した雰囲気から
歌になった時の「異常なまでの緊張感」まで、
Topを知っているプロ意識と微妙な(良い意味での)人柄が混ざり合った
「ホール&オーツ」では見られない素晴らしいライブでした。

俺的にはホール&オーツのライブよりもずっと音楽的で好きだな
元々オーツ好きですから・・・俺ってば。

 写真は最新作!こちらを聴こう

<2/3 Mash>
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お部屋で聴く「今日の1枚」 ②

2009-02-02 12:22:21 | Music Life
「の~んびり」したい日ってあるよね。

仕事から解放され、
ゆっくりと音楽をソファで・・・
手にはワインかバーボンがイイな!

それならJazzってのはいかが?
「ジャズる心」の日。
必要だぜ!

まず俺の場合、聴きたいリーダー楽器をレコード棚から選ぶ。
俺のJazzの棚は「楽器別」に分けられている。
「ピアノ」、「ペット」、「Sax」、「ヴォーカル」、「その他」
と言う風にね。

今日はトランペットがいい!

ペットの名手と言えばマイルスが真っ先に挙げられる中、
俺のアイドル「クリフォード・ブラウン」(ブラウニー)を聴く。

ドラムスのマックス・ローチと組んだグループはどれも名盤で、
正直外すことが出来ないんだけれど、
今日は「コンサート」を紹介したい。

エモーショナルな演奏とウォームな楽曲が絶妙だし、
Jazzの「難しさ」を「優しく解きほぐしてくれるメロディ」
これぞ入門者にも聴き易い名盤だ!
最初の「MC」からドキドキしちゃうぞ

もちろん部屋で聴くなら「アナログ盤」に限る!

温かいサウンドに酔いながら、
1週間の疲れを癒すのも良いもんさ。

Jazzだけはアナログじゃなきゃいけない

もちろんお持ちじゃない方はCDでも仕方ないんだけれど、
俺、個人としてはアナログで出たやつはアナログでしか聴けないね。

ちなみにマックス・ローチのドラムスはロック・ドラマーにこそ聴いて欲しい。
太鼓の面白さが、存分に発揮されている「抜群のドライブ感」

最初からブラウニーとの掛け合いでピークに達する
白熱のライブ盤だぜ

音楽の良い部分が全て詰まっていて、
ホント、嬉しくなっちゃうよ

大人になりきって聴きましょ

<2/2 Mash>
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MASHが選ぶ「今日の1枚」 ⑫

2009-02-01 12:12:30 | Music Life
スカッ!とした青空

そんな日はやっぱり
ルーサー・アリソンの元気一杯なブルースで行こう!
アリゲーターから97年に出たRecklessでどうだ!

ただ、この時既に彼は肺がんに侵されており、
発売後急死してしまう。まだ57歳という若さであった。

ただ、ココで見せ付けたハード・ブルース・ギターに
怒涛のヴォーカルっぷりというエネルギッシュな音楽は、
永遠に残る素晴らしいパフォーマンスだ!

Rockな人も十分に入っていけるブルース作品になっている。

ただ、どちらかと言うと「Rock寄り」である分、
ブルース好きから敬遠されてしまいがち。
でも、派手なギターよりも、太い歌いっぷりに耳を向けて欲しい!

豪快で嬉しい!

この後同じ97年(他界する3ヶ月前)に行った公演の
ライブ盤DVDが1枚出ているけれど、
基本的にはコレが最後の作品と言うことになります。

遺作とは思えないパワーに脱帽しながらも、
生前の彼を思い出しながら聴く・・・

ブルース。
儚い思いは歌になって現れる・・・。

誰もがブルースを抱えている・・・

だから・・・
ブルースを嫌いになんて絶対になれやしないんだ。


<2/1 Mash>
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