「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

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MASHが選ぶ「今日の1枚」 ⑬

2009-02-04 11:21:04 | Music Life
昨日に引き続きジョン・オーツを同場所で見た。

リラックスしたファイナル・ステージでは、
場所にも慣れたのか、ギター・プレイも余裕のプレイで
オーツの力が遺憾なく発揮された!

「うちのバンドのコンセプトはコーラスなんだよ!」
と得意げに言い、
曲が終わった後もコーラス部分を何度もアカペラでプレイ。
ホール&オーツ(H&O)を支え続けた男の「凄み」を実証して見せた。

俺もリクエスト・タイムでアルバム「Change of season」に収録されている
オーツの佳曲「Only Love」を思い切ってリクエスト!

「おいおい、オンリー・ラブだって?」
「300曲もあるのにそんな曲覚えてないよ!君は本当のファンだね!」
と言われちゃいました!
嬉しかったなぁ~。

そんな思いも含め、今日はその「Change of season」(90年作)をご紹介

この作品は言いたかないけれど
「チャート的には下降気味になり始めたH&O」・・・
しかし名盤です

2日に渡って、また、このブログでH&Oがらみの文章が多いって言うのは
実は最初に買ったCDがH&Oの「Ooh Yeah !」だったりしてるんですねぇ。

もちろん、それまではアナログ盤しか出ていなかったですし、
CDプレーヤーを買った年が88年くらいだったので、偶然なんだけれど、

ずっと小学生時代から買い続けている「数少ないグループ」がH&Oなんです。

さて、この「Change of season」。
前作「Ooh Yeah !」がアーシーな80年代ソウル盤だったのに対し、
少しロック寄りのアプローチを強め、参加アーティストも豪華。

ジョン・ボン・ジョビやメレンキャンプ・バンドのドラマー、ケニー・アロノフ、
名うてのギタリストダニー・クーチー・コーチマーやワディ・ワクテル、
トム・ペティ&ハートブレーカーズの鍵盤野郎ベンモント・テンチ、
ユーリズミックスの頭脳デイブ・スチュアート等など・・・

もう、ボン・ジョビ以外は大好きな連中ばっかり
出た時は嬉しかったなぁ

とにかくキャッチーな「So close」に代表される秀曲が多く、
全12曲(日本盤13曲)一気に聴けちゃいます

この時のツアーではアコースティック・ギターを2人で弾き、
和気藹々とした「歌世界」を披露してたっけ・・・

80年代のビッグ・ヒット作を聴くのも良いけれど、
本来のH&Oだったら70年代か「Ooh Yeah !」以降だと思いますよ

聴いてご覧あそばせ

<2/4 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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