「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

編集長『MASH』が書く!『月間ベイスターズ論』(2024年8月号 その4)【検証】8月22日『中日戦』の『大逆転負け』現地取材による真実

2024-08-25 15:03:34 | 編集長「MASH」筆『月間ベイスターズ論』

色々と素人が『SNS』にて
選手への文句を書いている様だが、
本紙はこの『問題の大逆転負け試合』
現地で取材しているので、
今日はその真実をお伝えしたい。

ちなみに、この日は試合前から
K1の『角田氏』を招き

『横浜漢(おとこ)祭2024』での『拳で氷割り』にてスタート!

この『漢祭』と銘打たれた『中日3連戦』は
2連勝を飾り、その最終戦での出来事だ。

6回終了時で『7-1』という大差で
『ベイスターズがリード』していた展開に、
会場であるハマスタはイベント共々
『楽勝ムードが蔓延』していた。

先発投手の『ジャクソン投手』
『ストライク先行の良いピッチング』
で投げていたのだが、
7回表に崩れ、1点を与えマウンドを降りた。

その回を俺のご贔屓選手
『佐々木投手』が併殺崩れ
で1点は取られたものの抑え切り
7回終了時『7-3』である。

ちなみに三浦監督がリクエストを出した
この『併殺崩れ』について書いておきたい。

4-6-3のダブル・プレーを狙ったものだが
『ショートの京田選手』に対して
中日選手がセカンド『ホースアウト』にも拘らず
『セカンドベースに向けスライディング』を試みたのだ。
コレにより『京田選手の1塁送球』が浮いてしまった・・・。

昔はこのプレイ
『送球をし難くする為に当たり前の走塁』
だったのだが、
最近はコリジョンルールやルールの厳格化により
『厳しくなっている』部位だ。

結果として
『守備妨害ではなく併殺崩れ』
となったわけだが、グレーゾーンなら
『京田選手』側は昔の我々の時代の様に
『ベースを踏んだ後、ランナーをかわして投げる』
ことが必要であった。

もしくは
『浮かないようにワンバウンドで投げる』手もあった。
どちらにせよ、流れを繋ぎ止める為にも
「このプレイがセーフというのは大きかった」
と言えるだろう。

そして、ココからは
『継投におけるベンチワークの問題』
が勝敗を分けたのだ。

8回前に『回またぎ』に向け
『ベンチ前でキャッチボールする佐々木投手』
を尻目にベンチは
『山崎選手』をマウンドに上げる。
コレがチョイスミスであった。

言っておくが出て来た選手に問題はない
『ヤスアキ・ジャンプ』で『ハマスタ』も大盛り上がりだった!
ただ、この後出てくる『JB投手』『森原投手』共々
「えっ、俺が投げるの?」
という感じでマウンドへ上がっているように見えた。

結果的に
『この8回表に逆転』
され
『8回裏に横浜も逆転し直す』
クローザー『森原投手』が最終回に1点を守れず、
逆転負けを喫したわけだ。

分かれ目は、先に書いたとおり
『ベンチ前で準備のキャッチボールをする佐々木投手』
『続投させなかった』場面であろう。

今年ロッテから加入した『この男』こそ
現在『リリーフ陣ではチーム最高防御率』を上げているんだ。
「安定感バツグン!」だってコトさ。

そこを代えて
『山崎投手』『JB投手』『森原投手』
という勝ちパターンに逃げたワケだ。
しかし、俺が見るに
『完全に勝ちムードのハマスタで彼らは準備不足だった』
のではないだろうか?

彼らも
「今日は楽勝で出番なしだな!」
と思っていたフシが有る様に思えたゾ。

全体的にボール先行
コントロールが売りの『JB投手』でさえ
フォアボールを連発させたり、
クローザーの『森原投手』に関しては
『ボールにキレが無く全部打たれた』
ワケだからね・・・。

『佐々木投手』以外、
出て来た投手全員が不調・・・
「ソコを分かっていて、ベンチは起用したのだろうか?」
と聞きたい。

恐らく「No!」だろう。
ただ
『名前のある投手を順に並べただけ』
ではないだろうか?

ココでいくつかの疑問が湧く
『ブルペンコーチは何をしているのだろうか?』
『三浦監督は選手の状況を把握できているのか?』

と言うのも昨夜敗戦した『ヤクルト戦』でも
ベンチワークには疑問が残るんだ。
『バッティング好調の山本捕手を外し伊藤捕手を先発』
させ
『さほど打つことの無い西浦選手を先発起用』
させ、結果1点も取れず敗戦した・・・。

どうも『心理』についてベンチは考えていない様に思える。

どう考えても『相手チーム』からしたら
『最近本塁打を連発し、打率も10傑に入る』
そんな『山本捕手』が打線に居るか居ないか・・・
コレは『大きなプレッシャーになる』
のではないだろうか?

もちろん『ベイスターズ』にとってもそうだ。
『宮崎選手』の後に
7番打者として『山本捕手』が打線に居れば
「よし、彼につなごう!」
各選手が気持ちも楽に打席に入れるハズだ。

この2試合を見て
『ベイスターズ選手の心理』
『相手チームの心理』
などをベンチは考えていない。
その点が敗戦になっている!
と断言しよう。

素人達が
『各選手を簡単に批判する』
のは
『野球を始め、スポーツ全般がメンタル部分に左右されている』
ことを知らないからであろう。

俺の様にアスリート人生を送っていると
「メンタルが60%、フィジカルが40%」
と言い切れるんだ!

あの『ドラゴンズ大逆転の夜』
『ハマスタ』は全観客が楽勝ムード・・・
そこが落とし穴だった!

選手やベンチもそうなのだが、
取材していた俺も含め「楽観的」だったからね(苦笑)

この辺りを選手、ベンチそしてファンも反省して、
今後の戦いを進めていくしかない!

ちなみに負けても試合後は『角田氏』のショーを決行!

水柱や花火もドーン!

まだまだ首位と8,5ゲーム差!
ベンチが大きく成長すれば、分からん数字だゾ!

今日はココまで!

《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》

ご意見・ご感想・記事投稿・編集長の執筆、演奏、講演依頼などは『ハードパンチ編集部』までどうぞ!
https://hardp.crayonsite.com

編集長『MASH』が経営するギター専門店『Jerry's Guitar』公式サイトはコチラ

https://jgmp.crayonsite.com/