ロック・ミュージックに『強烈な批評』や『深さ』
そして『その生き方』までをも込め、気持ちだけで創刊した・・・
そんな両誌の共通点を知るには
これらの書物が熱い!
偶然にも日本タイトルは酷似しているのだが・・・
『ローリングストーン』の時代 / ジョー・ヘイガン
ロッキング・オンの時代 / 橘川(きつかわ)幸夫 著
前者はローリング・ストーン誌を創刊した伝説の男
『ヤン・ウェナー氏 (2024年現在78歳)』
の
『奇行を細かく細かく、特に大物ロッカーとの出来事など』
を、多岐に渡り
『とことん掘り下げた』
800ページオーバーの大作は絶品だ。
コレを読むと『ヤン』そして妻の『ジェーン』は
野心的な経営者、編集者、批評家であり
同時に自らが『ロックスター』でもある。
多くは書かないが
この本でのヤンはハチャメチャだ。
(名が出てくるミュージシャンも!と言ったほうがイイが・・・)
とにかく全編
『Sex & Drug ,Rock n' Roll』
で埋め尽くされており、
ソコにはジョンとヨーコやポール。
ストーンズやボブ、デッド、サイモン&ガーファンクルなどなど・・・
無数の大物たちとのエピソードが赤裸々に書かれており、実に興味深い。
『一見して信じがたい・・・そんなクレイジーな出来事の数々が本当にエグイ!』
税込み6600円!買う価値はある!
一方の後者は
『ロッキング・オン』創刊時のドタバタやスピリットを
創刊時の4人衆のひとり『橘川幸夫 氏(2024年現在74歳)』が回想しながら書いた名著だ。
「ロックという音楽をどうやって発信していくか・・・」
その下に集まったメンバーの言動から、出版に至る苦労、
そして『渋谷陽一 氏 (2024年現在72歳)』の経営プロセスまで・・・
今や『大企業』となった、そんな
『ロッキング・オンの原点と試行錯誤』
がココにある!
『起業家の野心と文学の香り』
その題材が
『あくまでもロック・ミュージックであった』
と言えるのだろうが
モチロン
『ロック・ミュージックが彼らをそのような行動に駆り立てた』
わけなのだ!
当時の表紙写真や記事も多数掲載され
モノクロながら丁寧な書籍に仕上がっている点も出色!
これからの『起業家志望』の君、
今や少なくなって来た『モーレツ・サラリーマン』の君、
そして、
「ロックを愛して止まない君!」
にも当然オススメだ!
税込み1760円!勇気と希望が沸いて来る!
さて、今回は『ロックな生き方』を知る絶好の2冊をご紹介した!
「ロックとは単なる音楽ではなく、生き方、その全般を指す言葉だ!」
と俺は認識している。
だからこそ
『Like a rolling stone』に憧れ
『Born to run』を教科書にし家を飛び出し
『All you need is love』を体現し、共有し合おうと人生の旅をする・・・
そう!
「君もロックできる!」
そう言い放ち筆を置くこととしよう。読め!
そして
Keep on Rockin'!
PS....『ロッキング・オン』創刊年の生まれであり、ある時期モーレツに愛読していたコトをココに記す。
《編集長「Mash」筆》
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