1週間前から、栗林の北の杉林で、キュルルと私には聞こえた鳥の鳴き声を耳にするようになりました。けっこう大きく鳴き、美しいさえずりです。初めて聞いた鳴き声なので、なんの鳥かはわかりませんでした。ネットでキュルルと鳴く鳥で調べてもヒットしません。鳴き方が、そこで鳴いたと思ったら、すぐにあっちに移動するという感じです。鳥を探してキョロキョロするのですが、鳥を見つけることは、まったく不可能のような感じです。これは、ホトトギスの仲間にちがいないと、ネットでツツドリやジュウイチといった私がまだ聞いたことがない鳥の鳴く声を探してみましたが、どうも違うようでした。
それなら、鳴き声を録音した動画を撮影し、このブログにのせれば名前がわかるのではないかと考えました。このブログの読者で、鳥好きなかたがいらしゃいますから。ところが、カメラを用意していると、近くでは鳴いてくれません。
昨日、それならと中国新聞社が出版している広島県の鳥という手元にもっている本を見てみると、鳴き声が書いてあるではありませんか。そしてヒットしたのは、アカショウビンという鳥で、キョロロロロと特徴ある声で鳴くとかいてありました。それで、ユーチューブでアカショウビンの鳴き声を聞いてみると確かに私が聞いた鳥の鳴き方だったのです。耳の悪いわたしは、キョロロロがキュルルに聞こえていたわけです。キョロロで調べれば、アカショウビンにはたどりつけていたわけですから。
キョロロロと アカショウビンは どこにいる
アカショウビンというのは、そういえば、このブログで時々、コメントをいただく菜の花さんのブログで見たことがありますね。それで、一度は見たい鳥でした。こういう風に鳴くのでしたか。
アカショウビンはカワセミの仲間で、小魚や魚などを捕るということです。このあたりの谷には、小魚はタカハヤ(どろばえ)がほんの少しいるだけです。どこで餌をとっているのだろうかと思っています。鳴いているのは、オスなので、メスはいるでしょうか。あまり環境としては、よくなさそうなのですが・・・・よかったら今までにもきていたはずですから。
下の画像は、江の川流域で見られる鳥たちという本の付録CDからいただきました。撮影は隣地区のようでした。さすがにきれいにとれていますね。ほれぼれするような写真です。
うまくいけば、鳴き声を録音できたらまた報告します。いい声です。
雨呼び鳥と言われ、雨降り前にはよく聞きます、ぜひ耳を傾けてみてください。録音期待しています、写真も!