アサギマダラの迷足譜

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ミヤマクワガタ?悲しき再会

2024年06月15日 | 三次北部の自然

三次市の住まいの駐車場で、クワガタムシの死体を見つけました。ひちゃげていてどうやら、よその車にひかれてみたいです。

拾いあげて、観察すると、ノコギリクワガタのオスかなあ、最初は思いました。羽の色がそうだからです。ところが、だんだんみているうちに、これひょっとするとミヤマクワガタのオス?という思いがしてきました。つぶれているせいなのかわかりませんが、胸部のかたちの四角が、がっしりしている感じがするのです。また大きなアゴもなんだかノコギリクワガタとちがい、太いようなのです。

私のイメージとしては、ミヤマクワガタの羽の色は、もっとツチイロ(黄土色に近くなる色がくすんだ色)のものなのです。

ミヤマクワガタは、まったく見ていません。はっきりしませんが、中学生から見ていないのではないかと思ってしまいます。それなら50年見ていないことになります。ノコギリクワガタのオスも最近は、みていないのですが、メスは昨年もみています。

小学生のころは、山にクワガタムシをとりに行っていたので、捕まえることはあったのですが、ノコギリクワガタやカブトムシに比べて、数は少なかったです。

その後、ミヤマクワガタはオオクワガタと同じく急激に数を減らしたものと思います。原因は、クヌギなどの木の減少によるものでしょうか。人が乱獲するほどこの地域の山にはいったとは思えませんから。

私が、観察するコナラの木にもカブトムシやカナブンがそれなりに来てくれます。少し大木になってきたので、根元の方の樹液はでなくなってきたようです。カナブンやスズメバチやキタテハをみることが多いのです。オオムラサキやゴマダラチョウもくる可能性があるのですが。今年は、どうでしょうか。

ミヤマクワガタであったなら、悲しい再会でした。

いつか、生きた個体と地域で会いたいものです。