日曜日に実家でギフチョウを見たのが、今年の最後のようです。この前報告したように、1昨年、昨年より発生が少なく、心配な年になりました。この前原因を二つあげましたが、私の感じでは、やはり地球温暖化の影響をもろにうけているのではないかと思っています。アサギマダラの南下も1昨年、昨年と少なかったことも関係しているのかもしれません。
暑すぎて、サナギがうまく夏を越せないのではないかというのが、私の見方です。
これに関して、専門家の意見をお聞きしたものです。なんでもかんでも地球温暖化によるものだとするのも、問題あるかもしれませんが、北方系の生き物であるギフチョウが生息しにくくなるのは、理に適っています。
ギフチョウ広島県で調べてみると、とても気になったブログの内容があったので、コピーして報告します。
ニュータウン裏山探検記というブログです。2024年3月10日の記事です。
ギフチョウは、環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類、広島県では2021年の改定で準絶滅危惧種から絶滅危惧Ⅱ類に上がってしまった。
絵下山のギフチョウも2018年を最後に5年間、確認できていない。
私たちの活動は間に合うのか、遅きに失したのか…。
とにかく、命を繋いでいてくれていることを願うのみである
この記事を読んで、びっくりしました。広島県のギフチョウといえば、この絵下山と世羅町小谷地区だからです。10年前に、私の地区でもギフチョウが少しだけ生息していることを知り、それを増やそうとしていた私は、当初、絵下山のギフチョウの記事を何度か読んだものです。
ところが、この5年間発生がないとのことです。おそらく今年も見たという記事が、いまだでていないので、発生していないのでしょう。何年間発生していなかったら、絶滅したとみなすかわかりませんが、わずか1年で世代交代しているギフチョウが6年間も見ないとなるとかなり厳しい状況と思います。その近くにも自生地があれば、カンアオイがある限りは、やってくる可能性はあるとは思いますが。・・・・
何故、6年間も見なかったのか原因が書かれた記事を読んでいないのでわかりません。カンアオイが生息しているのであれば、原因はべつのところにあるのでしょう。
コピーした文の最後の言葉、私も、数年後に言わなくていけなくなると思います。