朝、カンアオイの種を採りに山際に行ったところ、ちょっと綺麗な模様のガを見つけました。模様が、ギフチョウに少し似ているので、目を引きました。ここで、羽化した個体でしょうか。羽を完全には広げていません。
調べてみました。ネットで模様の綺麗なガで検索しましたが、ヒットしません。しかたなく手持ちの昆虫図鑑で調べてみました。この昆虫図鑑は、小学館の昆虫図鑑で50年前に発行されたものです。図書館で、おはらい箱になり、無料で、来館者に持って帰ってもらう本の中で私がもらった図鑑なのです。
ガの中で調べてみるとありました。トラガというガのようです。確かに模様がトラ模様ですね。
ネットで調べてみると、トラガとコトラガと二つのガがいるようです。どうも成虫の違いがはっきりしません。とくに画像の個体は、羽を十分に広げていないので、模様のすべてがわからないからです。
トラガの方は、幼虫の食草は、サルトリイバラやシオデとあります。ルリタテハとかぶるようです。シオデなら、実家の庭に大株があります。ルリタテハは今年は、まだ見ていません。
うーん、やっぱり完全に羽を広げていないのは、残念でした。