今年もギフチョウがでてくるまで、あと20日くらいになりました。楽しみに待っています。栗林に何羽きてくれるでしょうか。10羽くらい来てくれたらうれしいし、このギフチョウを呼ぶ計画が進んでるあかしになるでしょう。ただし、10羽もきてくれたら、もう幼虫を全部育てるカンアオイの葉っぱはたりません。卵をまびきざるをえないでしょうか。
昨年6月に種をまいたカンアオイの芽がでてきています。栗林となりの杉林に杉葉をかけて、おいていたのですが、移動して、もう少し、明るいところに置くことをしています。おそらく、1000芽はでると思います。
ところが、1昨年11月に発症した、カンアオイの病気は、栗林や苗のポットに蔓延し、猛威をふるっています。植えているのも相当数病気になっているのですが、昨年発芽した苗も9割は、病気にかかり、おそらく枯れてくるのでしょう。下の画像のように、小苗なのに、葉っぱに黒い斑点ができ、広がり穴があき、かれかかっています。今のところおてあげ状態です。苗箱、ポットを新しいものにすれば、感染は少しはふせげるのかもしれませんが、周囲の土壌も汚染されまくっているでしょうから、いいことにならない、可能性が高いと思います。それよりは、健全な苗を選んで、新しく、どこか違う場所で、カンアオイを育て、ギフチョウを呼ぶ計画を進めたほうが、いいのかもしれません。
ということで、このギフチョウを呼ぶ計画も先が見えなくて、困っているところです。