今日は、今期最後の囲碁教室の講義でした。やったのは、zen7と生徒さんとの対局です。黒が生徒さんたちで、白がzen7の8段です。
白8と挟まれたとき、もう難しくなりました。ここは、白3子に対して黒1子で、石数は、白が多いところ、私なら、白4にツケニダンとして、サバキにはいりますが、生徒さんは、その考えはなく、黒9とケイマに行きました。すると、白10と意地悪され、黒11と根拠を取りましたが、次の画像のようになってしまいました。黒9ですが、zenの推奨手は、N-4ですね。これには、まったくわたしも気が付きませんでした。打たれてみれば、なるほど、高段者の手ですね。さすがzen7ですね。
黒23となったとき、たまたま、用事があって、この教室にこらていたTさん(幽玄の間の6段、三次支部では、8段格で打たれている方)が、これは、もう白がよすぎて、終わりです。と言われました。わたしも、そう思い,投了ボタンをおして、新しく対戦しようかと思っていたところ、もう少しやってみようという生徒さん希望により、この後、数十手打って、右辺でつぶれて投了になりました。生徒さんの中には、左下切っている黒1子(黒15)の石を逃げたくてたまらなかったようです。それは、無理でしょう。というのですが、説得はできませんでした。
まあ、こういう調子で、来期も1か月に1回、講義指導を担当することになりました。継続あるのみです。