アサギマダラの迷足譜

園芸・三次北部の自然・囲碁などの趣味についてのグチのページです。コメント遠慮なくお願いします。リンクもよろしく

カメのひなたぼっこ

2018年03月15日 | 三次北部の自然

昨日、昼前、近くの川を散策していたら、カメのヒナタボッコを見つけました。対岸ですから、逃げなかったので、写真を望遠でとることができました。クサガメでしょうか。川には、イシガメとクサガメとがいるようですが、一般的なのは、よく、池などにいるクサガメのようです。

      クサガメの ひなたぼっこは 生きるため

気持ちよさそうで、代わってほしいくらいなのですが、調べてみると、爬虫類など変温動物は、ひなたぼっこといっても、体温を上げるための手段なのです。体温があがらないと、食べ物も摂取できないそうです。食べてから、体温を上げるのではなく、体温をあげてから食べることができるようです。ですから、気温がちょっと上昇したからといって、冬眠から目覚めてしまうと、その後気温があがらないと死んでしまうことになるらしいのです。今読んでいる本は、玉川百科 こども博物誌 動物のくらしという本です。その中に、冬眠する場所は、温度がかわらない場所がいいのです。と書いてありました。カエルなど、ひだまりのの落ち葉下などでは、いけないそうです。

カメさんは、1匹だけでした。20年前くらいは、たくさんいて、石の上にオヤガメ、コガメ、マゴガメという感じで、並んでひなたぼっこしているのをみつけると、ほのぼのしてうれしくなったものです。今回は1匹だけでも、大きなカメがいたことに満足しましょう。