「国分寺は今から1250年ほど前に聖武天皇によって、国の平和と繁栄を
祈るために全国60個所あまりに建てられた僧寺と尼寺からなる国立寺院で
地方の仏教や文化の中心となりました。上総国分寺はその中でも規模が大きく伽藍も
良く整った代表的な国分寺と言われてます」
この上総国分寺にて「菊祭り」があるので行ってきました。
平成3~8年度の整備事業によって回廊と金堂基壇が復元されました。
復元された中門が広い高台に建っています。
回廊は瓦積み基壇になています。
回廊での菊まつり
「台風で今年は少ないのですが」とガイドの方の説明
丹精込めた菊の花を美しい回廊で見学
本尊を祀る中門
瓦積みの基礎建築に感動しました。
千年以上も経っている上総国分尼寺(にじと読みます)
復元の苦労が良く分かる素晴らしい史跡でした。
又、台風被害の中でも大事に立派な菊の花を育てて下さった方々に感謝でした。
1250年も前に国分寺が置かれて、この近辺は
奈良の都の一部だったのですね。
悠久の時を経て、現在こうして回廊での「菊まつり」
は素晴らしいですね。
いにしえの時代を感じました。
バラは洋館に似合いますが、菊はやはり日本建築に合いますね!
先日、新宿御苑や湯島天神の菊まつりに行きましたが、
ちょっとタイミングが早かったです(汗)
上から9枚目の写真は何ですか?
今年の植物の成長は台風や大雨で遅れていたり、いろいろですね。紅葉もまだ北の国は良いようですが、
関東地方はあまりきれいではなさそう。
あの写真は、瓦積(かわらずみ)した礎石仕立てで回廊としては法隆寺回廊と同じで古代建築を忠実に再現しています。黄金の灯篭は光り輝いていました。
主人は菊の花よりも、建築物に興味が行ってました。(^-^;