アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

北鎌倉・浄智寺

2015-12-28 14:26:49 | アートな旅

今回の鎌倉行きの目的は「鎌倉近代美術館」(カマキン)

が65年の幕を2016年1月で閉じるというので、年内にカマキンに行きたかった

のです。最初にどうしても行きたかった北鎌倉の「浄智寺」へ寄りました。

40年前に住んで居た頃のJR北鎌倉駅は小さいながらもそのまま存在

しています。切符は券売機になっていました。

息子が通っていた円覚寺の「北鎌倉幼稚園」
には以前訪問しましたので、先ずは大好きな浄智寺へ。

浄智寺は鎌倉幕府第五代執権北条時の三男である北条宗政
が無くなった折、1281年頃創建されました。 

早速懐かしい浄智寺へ・・・

道路からこの橋を渡っていましたが、今は柵で通れません

最初に見える門にある「近在所寶」
「宝物はちかくにある」 という意味。

此の階段を上って行きます

 

すり減ったもう一つ階段を上ってゆくと受付があります。

以前は無料でしたが、今は200円のみ収めます。

二階に鐘楼門(鐘楼がつられています)という珍しい山門
1679年建立 

 まだ所々に紅葉や黄葉が残っていました。

禅宗寺院の「鎌倉五山」の一つで室町時代までは
数百人の僧侶が修行生活を送っていました。 

 

鬱蒼とした山の中に入って行きます

本堂・曇華殿(どんげでん)

ご本尊・三世仏(さんぜぶつ)

過去・現在・未来を象徴する三如来

本堂の裏に回ると「観音菩薩立像」が
優しい眼差しで我々を見守っています。

 

蝋梅が心地よい香りを漂わせています。

中庭には桃色の山茶花が散って、初冬を感じます。

寺の外側の道を行くと「源氏山公園」へ行きます。
昔は良く行き、お花見をしました。

楚々とした真っ白な水仙がお寺の雰囲気を一層引立てます

庭の隅に置かれた碑。 万民の願いです。

こんなに沢山の燈籠が花とのコラボで置かれていました。

子供が小さい頃にはお寺の歴史や自然をよく解釈
せずにただ危険を避けて遊ばせていましたが
現在のお寺の見方はもっと深く理解しようと思います。
歴史を紐解くと興味は計り知れないほどの ものを与えてくれます。

 

 

コメント (4)
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