僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.692【 決まりのない季節 】改訂版

2024-05-25 05:30:09 | 
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   決まりのない季節

           にのみや あきら

夏が終わり秋へ向かう
それが決まった流れ
今は春
いつから誰が決めたのか
春が終われば夏
夏が終われば秋
これは大自然が決めたこと

私の中では
季節の流れは決まっていない
秋から春へ
春から冬へ
と流れても可笑しくない
決まっていない季節の流れが
大地から大空へ
大空から宇宙へ
ランダムに変化して行く

2001.5.29.作
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僕の詩集No.690【 歪んだ時刻 】改訂版

2024-05-24 05:30:02 | 
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   歪んだ時刻

        にのみや あきら

夕方だと思っていた朝
今日は終わりだと感じていた朝
でも、今は今日が始まったばかり
よく注意をして街を眺めると
街行く人は一方向へ流れ
引き締まった厳しい顔をしている
だが
朝日の柔らかさも
街の騒音も
時を感じさせてくれない

夕方だと思っていた朝
今日は終わりだと感じていた朝
歪んだ時刻が
ただ、漂っているだけ

2001.5.29.作
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僕の詩集No.3260【 心 を 洗 う 】

2024-05-23 05:30:04 | 
   心 を 洗 う

        にのみや あきら

心は
何時も綺麗にしておこう
大人の世界で汚れた心を
常に洗浄して置くこと
清い心でいれば
物事の判断が的確になる
間違えや失敗することがない
心が汚れていると
判断が鈍くなり
誤りが起き兼ねない
生きて行くのに危険だ

人間は
心で物事を判断する
それが鈍くなると
良い判断が出来ない
不良人間と言われないように
常に心を洗っておこう
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僕の詩集No.689【 未 完 成 品 】改訂版

2024-05-22 05:30:10 | 
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   未 完 成 品

        にのみや あきら

自分の努力を

自分なりに評価して

自分の判断で

完成品と言うレッテルを貼り

人生に終止符を打つ

だが、人間は完成品にはなれない

永遠に未完成品で終わる

1995.2.2.作
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僕の詩集No.688【 街角の風景 】改訂版

2024-05-21 05:30:13 | 
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   街角の風景

        にのみや あきら

夜明けでもないのに
水色をばらまいた街
夜明けのような湿った光が
車の行列を照らし
街角を行き交う人を
浮き彫りにしている

夕方でもないのに
オレンジ色をばらまいた街
夕日のような寂しい光が
街角の看板を照らし
非常階段を
浮き彫りにしている

2000.11.25.作
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