僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.607【 短 詩 集 ( 10 ) 】

2015-11-13 10:33:23 | 
   短 詩 集 ( 10 )

          にのみや あきら


◎ 墓参おえ、句の都さる、盆休み。

◎ 電線の打ち網ひろがる、瀬戸内港。

◎ テレビアンテナうずまく瀬戸内港。

◎ 瀬戸内港、誰が捨てた、ブロックの山。

◎ 巨大船、わがもの顔で、瀬戸内港。

◎ 沖に浮く、行き先知れぬ巨大船。

◎ 瀬戸内に、スカイブルーの波絨毯。

◎ 瀬戸内の、動かぬ波の、青絨毯。

◎ さざ波に、小舟すいすい銀世界。

◎ 夕日さり、薄暮に残る、墨絵かな。

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