ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ハセガワ1/48 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁 製作記・その2

2018年03月09日 22時42分40秒 | ハセガワ1/48飛燕Ⅰ型丁製作記
今日は北風の吹く寒い1日になりましたが、来週からは暖かくなりそうです。本格的な春が待ち遠しいです。私の心にも春が来てほしい(笑)

今週から仕事に復帰したので、模型作りはあまり進んでいませんが、現状報告と言う感じでアップさせて頂きます。

私はあまり全体的な仮組みをしない方ですが、ハセガワ1/48飛燕(五式戦含む)でいつも言われている上反角不足を確認するために、仮組みしてみました。前作の経験もあって、大体の感じは掴めてはいるのですが、念のために再確認しました。こうして見ると、やはり上反角不足がお分かりかと思います。

このキットが登場した頃の模型雑誌には、主翼下面のフィレット部分に当たるスジボリにカッターで軽く切り込みをいれ、主翼上面パーツの接着部分をサンディングして上反角を修正しろと書かれているケースが多く、私も前作ではこのようにしましたが、サンディングをやり過ぎてしまい、胴体との接着部分にかなりの段差が生じる結果となってしまいました。

上反角不足の修正は、上記のような単純な方法では基本的な修正には至らないと言う意見が多くなり、私も過去のミスから、今回は金属板を使って修正する事にしました。

これ何だと思いますか? 本当はもう少し長い金属板が欲しくて、近くのホームセンターで探したのですが、あいにく見付ける事が出来ず、結局、家にあったスチール棚の補強パーツを使用する事にしました。図面に合わせて、上反角の角度に左右を曲げた状態がこの写真です。

上の金属板を主翼下面の中央部に、瞬間接着剤で固定しました。これで上反角の角度出しはOKですが、パーツ自体にかなりの歪み(反り)が生じていたので、プラ板(1ミリ)を貼り付けて修正しました。まだ、若干の歪みがありますが、上翼パーツを接着する事で、その歪みはなくなります。

修正後、上翼パーツを仮付けし、胴体と合体させて見ました。この状態ではフィレット部分は特になにもしていませんが、最終的には若干接着面をサンディングする必要がありそうです。上反角の修正、うまく行ったと思いませんか?

アイリスのDUパーツ(レジン製)の切り出しも完了しました。一部組立ても開始しましたが、かなり苦労させられています。案の定、エッチングパーツを一つふっ飛ばしてしまい、自作する羽目になってしまいました。

ジャーン、コクピットの組立てが完了しました。…って言いたいのですが、完成するとこんな感じになるらしいです。(某HPから画像を拝借して拡大しています、) ここまで組み立ててしまうと、キットの一部をカットしたりしなければならず、そこまでやる腕も時間もないので、一部のパーツを使うだけに留めようと思っています。あまりディティールアップパーツの組立てばかりに関わっていると、肝心の本体の組立てが進まなくなってしまいそうで、早く本体の製作に入りたいと思っています。

その3に続く。


8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイムリー (Ganpon)
2018-03-10 15:22:30
三式戦闘機二型が岐阜かかみがはら航空宇宙博物館のリニューアルオープンに合わせて展示されますね。
機会があれば、見学したいと思ってます。
タイムリーな飛燕の製作ですが、迷彩塗装はどうされるのでしょうか?
期待しております!
返信する
Re:タイムリー (0-sen)
2018-03-10 19:23:34
Ganpon殿、コメント有難うございます。
Ju87のスワスチカ、やはりドイツ機ファンとしては気になりますね(笑) 貴ブログの写真拝見しました。グッドです!
飛燕の展示は神戸の時にも行けず、今回の各務原の方も行けそうにありません。残念ですが仕方ありません。貴殿の所からなら比較的近くですし、ぜひ、私に代わって実物を見に行って下さい。
今日も少し作りましたが、コクピットの製作に時間がかかっていて、中々進みません。濃緑色の斑点迷彩は筆塗りで行なおうと思っています。(型紙を切り抜くのが面倒と言うのが最大の理由)うまく行けば良いのですが、どうなりますことやら?
返信する
Unknown (日の丸航空隊)
2018-03-10 20:36:18
上反角不足の対処が良いですね。
ガッチリですね。
重さは大丈夫ですか?
脚が弱いので・・・・
自分は、1mm厚のプラ板を主桁部分に貼り付けて「梁」にして対処しました。
切り込みを入れてしまうと、弱くなってしまいそうで怖かったのもあります。
D・UPパーツは、全部使おうとすると胴体をかなり削らないと納まらなくなってしまいますので、「適度に」が吉でしょう。

返信する
Unknown (0-sen)
2018-03-11 00:55:30
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。
上反角不足の修正はご覧のような形になりました。最初は、プラ角棒か何かでやろうと思ったのですが、腰が弱くて、結局金属板になりました。ホームセンターでアルミ板か銅板を探してみたのですが、適当な物がなくて、結局、家にあった写真のパーツで代用しました。重量は問題ないと思いますが、もし、脚部に不安が残るようなら補強します。
DUパーツは仰る通り、「適度に」で行きます。その「適度に」を見極めるのが結構難しいんですけどね(笑)
返信する
Unknown (クラキン)
2018-03-11 07:35:42
上反角調整にこういう方法があったんですね。
私には全然思いつきもしなかった方法でちょっと驚き(・□・;)ですが頑丈そうでいいです。
レジンやエッチングパーツは切り出しや扱いが大変ですよね。
私は排気管とか照準器など、ピンポイントで使うだけにしてます。
凝り過ぎると完成しなくなってしまうので・・・。(笑)
頑張ってください。
各務原なら仕事で名古屋方面に出張した時にでも、ついでに見に行けそうです。
返信する
Unknown (ヒロシ)
2018-03-11 11:40:57
上反角の修正法はなかなかいいですね。
私も作るときはどうしようか悩んでいたので参考にさせていただきますね。

レジンパーツは今製作中のクルセイダーもコクピットに組み込む予定ですが、切り出しとキットとの削り合わせが面倒ですよね。
でも組み込んだ時の精密感はキットにはないものなので、ついつい使いたくなります。
返信する
Unknown (0-sen)
2018-03-11 17:29:54
クラキン殿、コメント有難うございます。
上反角の修正は、当時の模型雑誌に掲載されている方法では、胴体と主翼の接着面のサンディングの具合によっては段差が生じてしまう恐れがあります。私も前作では、この部分をミスってしまい、結果、イマイチ以上の完成度になってしまいました。今回はその反省から、金属板での修正方法を取りました。接着面を若干サンペ掛けする必要がありますが、前作のようにはならないと思います。
今日からやっと、コクピット内の塗装に入りました。
返信する
Unknown (0-sen)
2018-03-11 17:36:34
ヒロシ殿、コメント有難うございます。
上反角の修正方法の一つの方法として参考にして頂ければ幸いです。もう少し長いアルミ板を探したのですが、丁度良い長さの物がなくて、スチール棚を作った時に余っていたサポート材を使用しました。(プラの角棒も考えましたが、腰が弱いと思って金属板にしました。)
DUパーツは、日の丸殿も仰っているように、適度に間引いて使用する事にしています。今日はコクピット内の塗装を行ないました。(あっ!写真撮るのを忘れた!)
返信する

コメントを投稿