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ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

タミヤ1/48 雷電21型 製作記・第7回(最終回) 完成

2024年05月10日 17時51分00秒 | タミヤ1/48 雷電製作記
今年も静岡ホビーショーが始まり、既に静岡遠征されている方も多いと思いますが、私は今まで一度も行ったことありませんし、これからも行くことは恐らくないと思います。HSの様子はブロ友さんたちのレポートで楽しませて頂きます。
 
さて、雷電ですが、やっと完成まで辿り着きました。当初はリベット打ちに挑戦などとほざいていたものの、自分の目の衰えに敢え無くギブアップとなり、一気にモチベーションが下がってしまいましたが、気を取り直して何とかここまで来ました。所が、あと少しで完成やぁ!と思ったのも束の間、完成間際に大アクシデントが発生して、完成が危ぶまれる状態となってしまいました。と言うことで、今回はそこからのスタートです。

全体に75%つや消しクリアを吹き、チッピングも終わり、完成までもう少しと言う所で、写真のような状態となりました。えっ!と思われた方も多いと思いますが、カウリング部分を引っ剥がしました。一体なぜ…?。キャノピーを取り付ける前に防弾ガラスの透明パーツを接着しようとした所、ちょっとしたはずみでパーツをコクピット内に落としてしまいました。最初は、ひっくり返して振り回したら出て来るだろうと安易に考えていたんですが、それがあろうことか、どこか隙間に嵌り込んでしまったようで、振ろうが軽くショックを与えようがパーツが移動する時のカラカラと言う音さえしなくなってしまったではありませんか! こりゃやっちまったかなと、もう防弾ガラスなしで行くしかないと言う所まで来ていたんですが、諦めの悪いオッサンは、ダメ元でカウリングを外せば取り出せるんじゃないの?ってことで、写真のような状態になってしまったと言う次第。(長々と失礼しました😅)

こちらはカウリングを取り外す前の状態です。防弾ガラスのパーツを接着するとパイロットが乗せ難くなるので先に搭乗してもらいました。ちょっとふんぞり返っていますが、これがデフォルトです。

で、防弾ガラスはどないなったんや!と言うと、ご覧のように無事に救出成功して取り付け完了しました。ただ、カウリングを外した状態ではパーツが見当たらず、計器盤も取り外して捜索してようやく救出することができました。🙆 おかげで計器盤の付け直しに苦労したし、防弾ガラスもちょっと位置がずれてしまいましたが、しゃあないですわ😢

無事にキャノピーの取り付けが終わり、機銃とピトー管を取り付けて完成です。今回は、ファインモールドの真鍮製の20mm機銃とピトー管を奢りました。主脚位置確認棒(正式名不詳)は0.4mmの真鍮パイプに置き換えています。(元々あったモールドは製作時点で破損していました。)アンテナ線はモデルカステンのストレッチリギングを使用しました。 あと手を加えた所と言えば、主脚にブレーキパイプを自作して取り付けたのと、翼端灯をクリア化した程度です。それでは、完成直後に作業机上で写した完成写真をご覧下さい。





雷電と言うと胴体に雷光マークを描いた機体を思い起こしますが、今回は敢えて雷光マークのない赤松貞明中尉機のマーキングを選択しました。デカールに不安があったと言うのも一つの理由ですが、雷光マークだけが雷電ちゃいまっせ!(今回、なぜか関西弁が多い!)との判官びいき的な気持ちもありました。垂直尾翼の黄色のラインが良い意味でアクセントになっているように思います。タミヤのHPでもこの塗装で仕上げたキットが掲載されていますね。 チッピングするかしないかでちょっと迷いましたが、やり過ぎないように軽く施しました。使用したのは、タミヤラッカーLP-38のフラットアルミです。排気汚れや泥汚れ等は、パステルを粉末にしたものを擦り付けました。 赤松機には増槽は装備していなかった可能性もありますが、タミヤのHPにある写真には増槽が取り付けられていることもあって取り付けました。

半世紀前のキットと言うこともあり、胴体のパネルラインは凸モールドで、翼部分は凹凸混在となっているので、彫り直しましたが、一部凸モールドを見逃してしまっている箇所もあります。キャノピーのフィット感がやや甘く、そのままでは後部に少し隙間が生じます。ここは少し力技で接着しました。水平尾翼の接着面にも少し隙間が生じます。また、強制冷却ファンがカウリング内面と少し干渉して、そのままではプロペラはスムーズに回転しません。

久々にタミヤの飛行機キットを製作しましたが、古いキットですので、今の目で見るとタミヤらしかなぬ部分も見られますが、このキットがあって今のタミヤのキットがあると思いますし、まだ現役で発売されているキットでもありますので、製作する機会を得られて、更に完成させられて良かったと思います。

ちゃんとした完成写真は、フォトチャンネルに纏めていますので、そちらをご覧頂くとして、写真を撮った後、尾灯の塗装を忘れているのに気付きました😅 その後、ちゃんと塗装して今は駐機場で翼を休めています。

ここまでご覧頂きありがとうございました。次に製作するキットもタミヤの古い1/35AFVキットになります。お楽しみに!

 タミヤ1/48 雷電21型 完成写真
それでは、最後の纏めです。

タミヤ1/48 日本海軍局地戦闘機J2M3「雷電」21型
製作開始:2024年(令和6年)3月1日
完  成:2024年(令和6年)5月9日
キット購入日:不明
購入価格:知人からの頂き物キット(箱に600円と表記)
参考資料:モデルアート増刊、世界の傑作機、丸メカ、各PCサイト様
完成キット撮影カメラ:moto g8、SONY DSC-HX50V


タミヤ1/48 雷電21型 製作記:完


タミヤ1/48 雷電21型 製作記・第6回 墨入れ完了

2024年05月04日 10時41分00秒 | タミヤ1/48 雷電製作記
GW後半の真っ只中ですが、皆さん、どんな休日を過ごされていますかね? お仕事の方はお疲れ様です。 そろそろ静岡遠征の準備をされているブロ友さんもいらっしゃると思いますが、静岡には縁のない私はいつもと変わらぬ毎日となっています。

さて、タミヤの雷電、一体いつになったら製作記をアップするんや!と言われそうですが、既報の通り、同窓会の準備に加え、週一の老人クラブのペタンクに誘われるようになり、いつもの超スロー製作に更に拍車がかかってしまいました。とは言え、製作の方は時間を見ながら進めており、ようやく墨入れまで完了しました。


上面はタミヤの墨入れ塗料のブラックで墨入れしましたが、下面はブラックだときつ過ぎるように思えたので、グレーを加えてダークグレーにして墨入れしました。


墨入れが終わった上下面です。多少のウェザリング効果は得られたかも? 水平尾翼の合いの悪さがちょっと目立つかな?

脚カバーは薄くて良いんすが、片方のパーツに目立つヒケがあるので、ここはパテ盛りして修正しました。(修正後の写真、取り忘れ!🙇)

主脚を組み立て、ブレーキパイプを鉛線で自作して取り付けました。尾輪のタンで塗装している部分、タミヤの説明書では黒となっているんですが、ハセガワや造形村の32キットの説明書を参考にして、タンで塗装しました。

墨入れが終わったので、艶調整のために自作の75%つや消しクリアを軽く吹きました。墨入れ塗料が溶け出さないように、水性塗料にしようか迷ったんですが、この後ハゲチョロを施すので、その時に水性クリアだと塗面が侵される可能性があると思い、油性のクリアにしました。墨入れ塗料が溶け出さなくて良かったです。防眩塗装部分は完全フラットだと思いますが、このまま進めます。

と言うことで、次はハゲチョロを施して完成まで持って行こうと思っています。ハゲチョロは、つい調子に乗ってしまいがちになるので、気持ちを抑えて控え目に施そうと思っています。

今回はここまでとなります。最後までご覧頂きありがとうございました。

完成報告できると思う、第7回に続く。


タミヤ1/48 雷電21型 製作記・第5回 デカール貼り完了

2024年04月25日 17時55分55秒 | タミヤ1/48 雷電製作記
今週末からGWが始まりますが、皆さんどんな計画を立てていらっしゃるんでしょうか? こちらは特に予定などなくて、いつもと同じ時間を過ごすことになりそうです。27日に和歌山で模型の展示会があるので、久々に見学に行こうと思っています。

さて、雷電ですが、デカール貼りまで進みました。

黄色の塗料が浮き出してしまった部分を修正しました。他の修正箇所も一応全て修正しましたが、黄色のラインの幅が少し歪んでいるのを今見付けたので、修正したいと思います。他にも塗装後に発見した修正部分があるので、それも一緒に修正しようと思います。

修正が終わった状態です。多少まだ気になる部分はあるにはあるのですが、修正スパイラル&ループに嵌ってしまう可能性があるので、このまま進めます。

と言うことで、デカールを貼りました。半世紀前のデカールなので、リキッドデカールフィルムを塗布してから貼りましたが、糊が弱くてなかなか密着してくれません。デカール糊を使っても剥がれて来るので、木工ボンドを一部使用して剥がれを防止しました。この時、主脚カバーにヒケがあるのが分かりました。(写真ではよく判りません。) 上に書いた黄色部分と一緒に修正しようと思っています。

デカールの乾燥を待って、デカール部分に75%つや消しクリアを吹きました。最終的に全体に75%つや消しクリアを吹きますが、この後の墨入れ時にデカールが剥がれないようにするために、デカール部分だけに留めています。キャノピーは未接着です。

今回は短いですが、ここまでとなります。 この後、上記の修正箇所を修正して、墨入れ&ウェザリングに進みます。

今月内の完成を目指していますが、どうやら難しそうです。まぁ、その内完成すると思いますので、気長にお付き合い下さい。 ここまでご覧頂きありがとうございました。

第6回、墨入れ編?に続く。



タミヤ1/48 雷電21型 製作記・第4回

2024年04月19日 19時24分00秒 | タミヤ1/48 雷電製作記
クーラーが欲しい位の暖かい季節となりましたが、電気代を考えるともう少し我慢が続きそうです。

さて、雷電の製作は、本体塗装まで進みました。今回は本体塗装完了までの作業報告となります。

塗装が終わった日の丸部分と黄色部分をマスキングしました。垂直尾翼にも黄色のラインが入るので、ここも塗装してマスキングしています。


そして、セミグロスブラック(タミヤラッカー)でシャドウ吹きを行ないました。タミヤのエアブラシが不調で細吹き出来なくなったので、ここから先は全てクレオス製のエアブラシを使用しています。

防眩塗装を行ないました。ここも本体塗装後に行なおうか迷いましたが、マスキングのことを考えた場合、先に塗装した方が若干ですが手間が省けると思い、先に塗装しました。塗料はMr.カラー125番カウリング色を使用。

防眩塗装部分をマスキングしました。本体塗装後にこの部分を塗装した場合、マスキング範囲はかなり広くなると思います。


脚庫内は、説明書では青竹色となっていますが、シルバー(Mr.カラー8番)で塗装しました。写真はありませんが、脚カバー内面も同時に塗装しています。塗装後、練り消しを充填しました。


下面から塗装開始です。Mr.カラー35番明灰白色(三菱系)を薄くムラ気味に吹いてから、白を加えて重ね吹きしましたが、写真ではあまり変化が分かりませんね。

下面をマスキングして、上面塗装に備えます。

Mr.カラー124番暗緑色(三菱系)を、こちらもムラ気味に吹きました。この暗緑色って個人的にはイメージが異なるように思うんですが、人それぞれってところでしょうか? 暗緑色とは言うものの、ちょっと明るすぎるように思いませんか?(私だけ?)

別々に塗装してあった水平尾翼を接着してから、Mr.カラー旧15番濃緑色(暗緑色1)で退色塗装を施しました。もう少し濃淡をつけた方が良かったかもしれないですね。

これで全体塗装がひとまず完了したので、マスキング除幕式の運命の瞬間となります。


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ジャーン!除幕式が終わった状態です。一見綺麗に塗装出来ているように見えますが、良く見ると、やはり修正箇所が散見できます。


塗装の塗り分け箇所が歪んでいます。識別帯は機銃口のモールドのせいで、マスキングし辛いんですよね。日の丸の塗装修正もちょっと面倒ですが、ここは見過ごせないですね。

先に吹いていた黄色が浮き出て来てしまっています。日の丸部分をマスキングして、再塗装となります。塗料が薄すぎたんでしょうか?

これはマスキングミスですね。塗料がはみ出しています。修正が必要な個所は以上ですが、筆塗りで修正できる箇所は、筆塗りで修正しようと思っています。塗装の浮き出しはエアブラシでの修正となります。

次は、上の不具合箇所を修正して、デカール貼りに進みます。 ちょっと忙しい日々が続いていますが、果たして完成はいつになるんでしょうか? 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

デカール貼りの第5回に続く。


タミヤ1/48 雷電21型 製作記・第3回

2024年04月11日 20時33分30秒 | タミヤ1/48 雷電製作記
約3週間振りの製作記更新です。 既報の通り、同窓会の幹事長と言う大役を仰せ付かってしまい、なかなかブログの更新まで手が回らない状況が続いています。一応、名簿の確認がほぼ終わり一息ついたので、雷電の進捗状況を報告させて頂きます。

翼端灯をクリア化するために翼端をカットし、断面にシルバーを塗りました。UVレジンを使ってクリア化しようとしたんですが、サンディング中に取れてしまったので、透明プラに変更しました。

透明プラを瞬間接着剤で接着後、ヤスリ掛けで整形、最終2000番のサンペでサンディング後、コンパウンド研磨でこうなりました。

マスキング販売のマスキングテープでキャノピーをマスキングしました。ちょっとずれていますが、サフ吹き前に修正しています。(後の画像で確認できます😅)

キャノピーを仮付けしました。ここはヒロシ殿の情報で隙間ができると伺っていましたが、前部の隙間だけ修正しました。両側の隙間の修正は難しいと思い、そのままです。

修正後の写真ですが、どこを修正したか分かって貰えるかな? 

キャノピーの窓枠に機内色を塗装して仮付けしました。翼端灯も塗装しています。翼端灯部分をマスキングしてサフ吹きに進みます。

サフはクレオスの1500番グレーサフ(缶スプレー)を使用しました。乾燥後、表面のざらつきを均し、日の丸の塗装準備をおこないました。円形に切り抜いたマステを貼っていますが、これは日の丸の位置確認のためです。

白縁付きの日の丸なので、ちょっと手間がかかります。まず赤の下地を兼ねて白を吹きました。白はいつものソリッドカラーを使用。味方識別ライン部分にも白を吹いています。

次に、白縁部分をマスキングしました。この後、赤を吹きますが、赤の飛散対策として周囲に低粘着のマステを貼り付けています。胴体部分もこの後、周囲をマスキングしました。

プロペラ先端の黄色のライン部分に凸モールドがあるので、削り取りました。この辺が時代を感じる所ですね。

プロペラのパーティングラインをサンディングしてスピナーを仮付けしました。

日の丸レッドの下地としてピンクを吹きました。この時、〇部分にマステがはみ出しているのに気付かず、赤を吹いてしまいました。😢

下面の日の丸には白縁がないので、マスキングなしでそのままピンクを吹きました。

で、自分で調合した日の丸レッドを吹きました。下地のピンクの効果はよく分かりませんが、3回重ねてなんとか発色してくれました。この後、周囲のマステを除去してやっとテープのはみ出しに気付き、再度赤を吹いて修正しました。ちょっと無駄な時間を食ってしまいまた。

そして、赤部分をマスキングして黄色を吹きました。赤と白のマステの境目にはリキッドマスクを塗布しています。日の丸の完成確認は、最後の最後までどうなっているのかわかりません。どうなんですかね? ちゃんと塗装出来てたらいいんですが…。右の翼端灯のマステが外れてしまっているので、本体塗装前にマスキングするの忘れないようにしないといけませんね。 この後、黄色部分をマスキングしてシャドウ吹きとなります。

ちょっとピンボケになっちゃいましたが、小物もサフを吹いています。プロペラ先端に黄色のラインが入るので、こちらも黄色を吹きました。

ここまでが現在の状態です。黄色部分をマスキングしたら、シャドウ吹きを行ない、本体の塗装に入ります。 何かと忙しく、このブログの作成中にもLINEであれこれ情報が入って来て、その都度返事したりで、ブログ完成までも時間がかかりましたが、何とか今月中には完成させたい思いでいます。 果たしてどうなりますでしょうか? 次は本体塗装完了まで進めたいと思っています。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

本体塗装の、第4回に続く。