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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その5

2018年06月29日 22時30分00秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
関東甲信越地方では、今日、梅雨が明けたと言う事で、観測史上最速の梅雨明けだそうです。しかも、6月の梅雨明けも初めてだと言う事で、やはり日本の天気は狂いが生じているようですね。一方、当地は雨こそ降らないものの、曇り空の蒸し暑い日が続いています。明日は雨になると言う事ですが、この雨が上がればこちらも梅雨明けとなりそうです。本格的な夏の到来ですね。

と言う事で、K-12です。

主翼先端に取り付けた垂直翼の接着面のパテ盛り部分をサンディング中に、方向舵部分が折れてしまいました。
補強することが出来ないので、そのまま瞬間接着剤で接着しましましたが、ちょっと不安が残ります。
 
接着面のパテ盛り部分のサンディングが終わり、一応これで主翼が完成(まだ問題の懸架式フラップの取り付けが残っていますが…)したので、胴体部分の組立てに戻りました。コクピットのカラーが不明ですが、同じソ連機と言う事で、ハセガワのI-16の説明書指示を参考に塗装しました。

内面はMr.カラー308番グレーFS36375を塗りましたが、これが正しいかどうかは分かりません。シートベルトは、エデュアルドのエッチング製日本機用シートベルトを流用しました。雰囲気だけでも…と言った感じですね。

胴体左右張り合わせ前に、機首の両側にある、透明パーツ部分のフィット感を確かめる事にしました。
赤丸で囲んだ部分ですが、少しの削り合わせでうまくフィットするのを確認しました。写真はありませんが、失くさないように、マスキングテープを貼り、天地が分かるようにマークを入れておいたのですが…。

主翼のスパンが結構長いし、中にポリパテを充填しているので、重さもあって、胴体左右が駐機中に割れないように、補強材として0.5mmのプラ板を接着しました。写真では、胴体下部だけとなっていますが、上部にも同様の補強を行なっています。

胴体内部にコクピットパーツと計器盤を取り付けてから、タミヤのウェザリング塗料の黒で墨入れしました。補強用のプラ板が上下に張ってあるのがお分かり頂けると思います。

そして、やっとの事で、胴体左右を張り合わせました。段差をなるべく、下面に集中させるように接着しましたが、それでも上面に多少の段差が生じてしまいます。


接着剤の乾燥を待って、クリップを取り外しました。段差や隙間が生じているのがご覧頂けると思います。コクピット後部のパーツも接着しましたが、なぜこう言う分割にしたのかは分かりません。で、ここでもう一度機首の透明パーツのフィット感を確かめようとして…、やっちまいました😢 嵌め合わせを確認して、取り外そうとした時に、若干テンションが掛かっていたのが解放されて、その途端どこかに飛んで行ってしまいました。かなり探しては見たのですが、まだ見つかっていません。と言うか、もう出て来そうにないので、ここは透明プラ板で自作するしかありません。幸い、形状的には単純なので、難しくはないと思いますが、この部分だけに透明プラ板を購入するのも気分が悪いので、CDケースなどを利用しようと思っています。(なんか貧乏くさいですね…w)


今日、帰宅後、合わせ目の修正のためにポリパテを盛りました。久々に盛大なパテ盛りになりました。ここは迷いなくポリパテを選択しました。塗布前に、180番のサンペで表面処理しています。機首内部の合わせ目部分には、溶きパテを充填しました。ここの修正は、薄め液での修正となります。シートの背もたれが取れてしまいましたが、あとで接着し直します。

まだ少し時間があったので、紛失している主脚柱を真鍮パイプで自作する事にしました。それが下の写真です。
1.5、1.2、0.8mmの真鍮パイプを使って、瞬間接着剤で接着してみました。形状的には、ほぼ同じ形のモノが出来ましたが、瞬間接着剤で強度を保持出来るのかちょっと不安が残りますので、この状態で、ハンダ付けしてみようと思います。うまく行くかはお慰み😊

明日から、暫くサンディング作業が続きそうです。62歳も残り2日となってしまいました。

もう63歳になっているかもしれない、その6に続く。

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その4

2018年06月21日 20時43分00秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
地震に続いて昨日は豪雨で、県内各地で避難勧告が発令された地域がありました。当地でも、市内の真ん中を流れる川が増水して、危険水位にまで達したらしいです。幸い、大雨による被害は発生していませんが、一部交通機関の運行に影響が出たようです。自然災害に対して、人間の脆さを改めて感じました。

さて、今週から変則勤務になり、昨日と今日は休みになりました。昨日は大雨で、外に出るのも儘ならず、模型作りは殆ど出来ませんでしたが、今日は天気も回復し、模型小屋で過ごす時間が出来ました。

K-12の製作は、主翼の製作を継続中です。前回、カウリングの寸足らずを修正すべく、プラ板を挟んで接着し、ポリパテを塗布した所で終わっていましたが、パテの乾燥後、サンペ掛けを行ないました。

サンディングが終わった状態です。内面もサンディングしています。消えてしまったスジボリは彫り直しました。

続いて、プロペラを回るようにしたくて、ちょっと手を加えて見ました。

プロペラの回転軸に1.5mmの真鍮パイプを接着し、軸を延長しました。ちょっとセンターがずれてしまいましたが、このまま行きます。組み込んでしまえば分かりませんから…😓

エンジン側は、センターに2mmの穴を開けて、2mmの真鍮パイプを差し込みます。写真では、プロペラシャフトを挿入した状態になっています。これは、エンジンパーツの取り付け補強も兼ねて、本体側にも2mmの穴を開けています。これでプロペラは無事に回転するようになりました。抜け落ち対策は特に施さないつもりですが、気になるようなら、エンジン取り付け前に対策を考えます。

で、ここでちょっと話しは逸れてしまいますが、良く模型雑誌やネット上の製作記事を拝見していると、「ピンバイスで穴を開ける」と書かれているのを時々目にしますが、私はこの言葉に違和感を覚えてしまいます。(違和感を感じると言う表現も誤り)本当は「ドリルで穴を開ける」と言うのが正解で、ピンバイスとはそのドリルを装着する道具にすぎません。そんな些細な事などどうでも良いじゃん!と言われそうで、確かにそうかもしれませんが、ちょっと気になったので書かせて頂きました。

話しを元に戻して、エンジンにプロペラを取付けて見ました。

状態としてはこんな感じになりますが、エンジン前面にオイルクーラーなのか、何か分からないエッチングパーツを接着しますので、エンジンのシリンダー部分は殆ど隠れてしまいます。

プロペラの回転加工が終わったので、主翼にカウリングを取付けました。ここで、なぜカウリングが2重構造になっているのか判明しました。(←もっと早く気付けよ!) 内面の、私が勝手にエンジンマウントと呼んでいるパーツで主翼に接着するようになっていて、外側のカウリング部分では接着出来ません。カウリングと主翼のエンジンナセル部分は隙間があるのが正解です。ただイモ付けなので、ここは瞬間接着剤で固定しました。エンジンを先に取り付けるように指示されていますが、後から取り付け可能だし、塗装の事も考えて後付けします。この時に、プロペラの抜け落ち対策も考えようと思います。エンジンは仮組み状態です。

次に、主翼端にある垂直翼の取り付け加工を行ないました。

写真のように0.7mmの真鍮パイプ(手元にあったので)を埋め込み、補強とします。左右とも同じです。

主翼に接着しました。ご覧のように若干の段差と隙間が生じます。方向舵(?)部分と主翼間は結構間が開きます。

ポリパテを段取りするのが面倒だったのと、量も少しで良かったので、接着面にはタミヤのラッカーパテを盛り付けました。今日はここまでで時間切れです。コクピットの塗装も行なおうと思っていたのですが、昨日、殆ど作れなかったのが響きました。次はパテ盛り部分の修正からですね。

この後の製作もかなり悩みながらの製作になりそうな予感がします。懸架式フラップがうまく取り付けられるのかとか、デカールがちゃんと使い物になるのかとか…、悩みの尽きないキットです。😊

明日から月曜日まで仕事が続きます。次の休みは来週火曜日の予定です。それでは、また次回まで…。再見!

その5に続く。

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その3

2018年06月17日 20時31分00秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
今日は梅雨の晴れ間となりましたが、晴れるとやはり夏ですね。暑い1日でした。明日からまた梅雨空に戻ると言う事で、鬱陶しくなりそうです。

仕事帰りが遅くなってしまい、帰宅後の製作が殆ど出来ない状態が続いています。今月はこの後もこのような状態が続く見込みで、次の土・日は仕事になりそうですが、その前の平日(水・木)は休みになります。

そんな状態ですので、カリーニンK-12の製作はあまり進んでいませんが、次回いつ更新出来るか分かりませんので、現状報告しておきます。

主翼下面にエンジンナセルを接着しました。ご覧のような隙間が生じます。(写真上が主翼下面です。)


瞬間接着剤を塗布し、その後、溶きパテを塗りました。写真はサンディングして修正したあとの状態です。スジボリモールドが消えてしまった部分は、サフ吹き後に修正します。

前回既報の通り、エンジンカウリングが寸足らずで、内部のエンジンマウントを取り付けると、1㎜程度の隙間が生じてしまいます。ここはプラ板を挟んで接着し、ポリパテを充填しました。

ポリパテを充填した状態です。ラッカーパテの使用も考えましたが、ヒケの事もあり、今回は久々にポリパテを使用しました。現在乾燥中です。こちらもサンペ掛けを行なうと、ほぼモールドは消滅してしまうので、あとで修正する必要があります。 パテの乾燥待ちの間に、ホイール左右を接着し、合わせ目処理を行ないました。続けて、主翼端の垂直翼の組立ても行ないました。ここもイモ付けになるので、補強が必要ですね。

製作手順を変更して、主翼の組立てを進めていますが、あちこち隙間が生じるので、その修正に時間を食われてしまいます。主翼の製作が終われば、コクピットの製作に移る事にしています。早く十の字にしたいですね。

カウリングの修正が終われば、プロペラの可動化工作を行なう予定です。

現状はこんな感じで、あまり進んでいませんが、焦る必要もないので、のんびり進めようと思っています。

その4に続く。

本日の到着キット(2018-27)「ドラウイングス1/48 デボワチンD.510」

2018年06月15日 22時00分00秒 | 趣味
暫く続いた梅雨の晴れ間でしたが、今日から再び梅雨空に戻ってしまいました。仕事も連日不慣れな作業が続いていて、ストレスが溜まる一方ですが、そんな折、予約していたキットが届きました。模型作りは滞ったままですが、やはり模型を見ると、束の間の一服感を得られ、ストレスも忘れる事が出来ます。

今日届いたのはこちらのキットです。
「ドラウイングス1/48デボワチンD.510」です。ずっと私の拙ブログをご覧頂いている読者さんは驚かれたかもしれませんね。「こいつ、とうとうフランス機まで手を広げてしまったのか!」と言う声が聞こえて来るか来ないかは分かりませんが、私としては珍しいフランス機のキットです。フランス語を日本語読みするので、ドボワチーヌやらドボワチンやら色々な表記がありますが、ここは購入先サイトの表記に従いました。

日本機ファンならお気付きかと思いますが、日本の陸海軍にそれぞれ1機(計2機)輸入された飛行機で、九六艦戦三号機のエンジンテスト用として使用されました。機首は九六艦戦三号機に似ていると思いませんか? FM社長曰く、このエンジンが九六艦戦三号機の図面通りなら、入る筈がないと豪語されたのが、今も印象に残っています。

中身です。ドラウイングスと言うのはウクライナのメーカーで、キングコブラなどをキット化しています。簡易インジェクションキットで、一見Aモデルを彷彿とさせますが、Aモデルよりはパーツ精度はシャープな感じがします。レジンパーツとエッチングパーツも入っています。


マーキングは5種類から選択出来ますが、勿論、日本機仕様で仕上げます。その為に予約して購入しました。もし、日の丸仕様がなければ買っていません。日本機はオールシルバーなので、塗料選択には迷いませんが、説明書には塗装指示は一切表記されていません。コクピット内は何色なんでしょうね?

デカールです。日の丸は塗装で仕上げたいですね。九六艦戦と並べてみたいキットです。
 
ドラウイングス 1/48 デボワチン D.510 戦闘機 プラモデル DWS48008
クリエーター情報なし
ドラウイングス(Dora Wings)


ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その2

2018年06月10日 19時09分09秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
今日は夕方近くになって雨が降り出しました。気温はそれ程でもないですが、この時期ならではのジメジメ感があります。台風5号の進路も気になりますね。実は、奥さん、嫁に行った娘と孫と一緒に、12日からTDLに行くのですが、飛行機大丈夫かな?

昨日の土曜日は、昼前からずっと外出していて、模型作りは殆ど出来ませんでしたが、今日は午後から時間があったので、カリーニンK-12の製作を進める事が出来ました。

主翼に取り付けるパーツの切り出しを行ない、主翼上下も貼り合わせましたが、後縁に隙間が生じる上に厚みも気になったので、黒瞬を充填しました。前縁はそれ程でもなく、サンペ掛けで修正完了しました。

黒瞬乾燥後、180番のサンペでサンディングし、後縁の厚みを修正しましたが、念のために溶きパテを塗布し、最終的に1500番で仕上げました。サフを吹けば、修正箇所が見付かるかもしれません。写真は、サンディング前です。
胴体側の主翼の接着個所の〇でかこんだ部分に開口部があるのですが、主翼取付け用のパーツが用意されている訳でもなく、何のための開口部か意味不明です。主翼と胴体の接着はイモ付けで、そのままでは絶対的に強度不足ですので、2mmの真鍮パイプを埋め込む事にして、まずは1mmのドリルで穴を開けました。

2mmの真鍮パイプを埋め込みました。片方3ヵ所にしようかとも思いましたが、2ヶ所で何とか大丈夫そうです。写真を撮り忘れましたが、言わずもがな胴体との接着面には盛大な隙間が生じます(笑)

エンジンとカウリングです。真ん中の円形のマウント(でいいのかな?)にエンジンを入れて、更に右側のようにカウリングを被せるようになっていますが、寸足らずで一方に1㎜程度の隙間が発生します。マウントパーツの外周を削って見ましたが、効果がなく、プラ板を挟んでのパテ盛り修正となります。モールドが消えてしまうのが辛いです。😢

気になっていたエンジンの取り付け方法ですが、エンジンナセルのパーツ(先の写真にある塗料皿に入った黒点のあるパーツ)に円柱形のスペーサーを接着するようになっていて、そこにエンジンパーツを先に接着すればセンター位置も決めやすくなりそうです。上に書いたエンジンマウントのようなパーツに接着するように説明書には書かれていて、どうすりゃいいの?って思っていたんですが、何とかなりそうです。エンジンのセンターにも1㎜の穴を開けています。ここに真鍮パイプを差し込んで、センターを決め易くしようと思っています。プロペラの可動化方法を考えないといけませんね。(写真は、両面テープで仮組みした状態です。)

先に主翼の組立てを行なったのは、コクピットを組んで、胴体を張り合わせてしまったら、主翼の補強作業がやり難くなると思ったからで、エンジンナセルなども含めて主翼の組立てが完了したら、コクピットの組立て・塗装に入ろうと思っています。コクピットはMr.カラー308番グレーFS36375を使用します。

今日は奥さんが夜勤なので、少し早目に作業を切り上げました。私も明日から仕事が忙しくなるらしくて、帰宅後の模型作りは出来なくなりそうです。次の製作は、週末になりそうです。

その3に続く。