雨が降りそうで降らない日が続いていますが、今朝、両親のお昼の食材を買いに近くのスーパーへ行く途中、今年初めての蝉の鳴き声を耳にしました。もうそんな季節なんですね。
そんな夏を感じる朝、先日のコメートに続いて今日も予約していたキットが届きました。これで6月の到着キットは3個となりました。
今朝届いたのは 「ミクロミル(AMP)1/72 ゼンガー・ジルバーフォーゲル対蹠地爆撃機」です。ドイツの計画機や試作機を取り扱った本には時々紹介される事のある飛行機ですが、言うまでもなくペーパープランで終わった飛行機で、実体化された事はありません。
パーツはこれだけです。(某サイトから拝借して加工しています。)簡イキットですが、パネルラインのスジボリなどはシャープに仕上がっています。以前製作したカリーニンK-12からは多少進歩しているように思いますが、良く見るとヒケなどが散見出来ます。完成すると全長約389mm、全幅約208mmとなります。
デカールとキャノピーのマスキングシールの他に、3Dプリントされた計器パネルの立体デカールが入っています。最近、こう言う3Dデカールがはやりのようですね。
マーキングは1種類ですが、当然でっち上げマーキングです。自由に塗装するのもありだとは思いますが、垂直尾翼の国籍マークはバルケンクロイツではなくハーケンクロイツにしたいですね。説明書は封印された状態で取り出せないのですが、塗装指示には該当するMr.カラーの塗料番号が併記されています。これもちょっとした進化ですね。
それでは最後に、ゼンガー・ジルバーフォーゲルについての解説を載せて置きます。(って、キット紹介文のコピペです。😅
ジルバーフォーゲル(「銀の鳥」の意)は第二次世界大戦時のドイツによるアメリカ爆撃機計画で宇宙ロケット研究者、オイゲン・ゼンガーが発案した有人スペースプレーンです。
機体はリフティングボディの特性を持ち、離陸は全長3kmの1本のレールを使用するロケットスレッドで加速しマッハ1.5で離陸するとされていました。
離陸後はロケットモーターにより上昇加速し、高度約160km/時速約5000kmまで達した後は熱圏と揚力が得られるようになる成層圏の上層部をプルアップと滑空を繰り返しながら飛行することでアメリカだけでなく地球の裏側までも到達するとされていました。
目標に接近すると300kgの爆弾を投下し、任務完了後は太平洋にあったドイツ領土の島もしくは同盟国である日本が占領している地域に着陸するというプランでした。
この計画では本機は有人とされていましたが、発射時のGの問題や離陸前のソニックブームによる機体への影響、飛行軌道による空力加熱の問題などの課題が多く残っており、それらへの考察や解決策へのアプローチなどの記録は残っていないものの、第二次大戦後に米ソはこの計画によって生まれた技術を持ち帰り、現在でも研究開発の続いている極超音速滑空ミサイルへと昇華させています。
以上のように紹介されていますが、アンダーライン部分の「高度約160km/時速約5000km」ってどう言う意味なんですかね? 高度160kmで、時速5000km出せたと言うことなんでしょうか? いずれにせよ、今から80年前にこのような大気圏(成層圏)を飛行して敵国を爆撃する飛行機(ロケット?)を計画していたとはドイツ人の発想力には今更ながら驚かされますね。そんな計画機を3D化したミクロミルにもビックリです。まさかキットが出るとは思いもしませんでした。😲
6月の到着キットはこれが最後になりますが、6月発売予定だったキットの幾つかが発売延期で7月下旬になってしまい、集中して入荷しないかちょっと気になります。去年よりはキットの購入数は減少していますが、今年後半どんなキットが登場するのか、悲喜こもごも注目したいと思います。
そんな夏を感じる朝、先日のコメートに続いて今日も予約していたキットが届きました。これで6月の到着キットは3個となりました。
今朝届いたのは 「ミクロミル(AMP)1/72 ゼンガー・ジルバーフォーゲル対蹠地爆撃機」です。ドイツの計画機や試作機を取り扱った本には時々紹介される事のある飛行機ですが、言うまでもなくペーパープランで終わった飛行機で、実体化された事はありません。
パーツはこれだけです。(某サイトから拝借して加工しています。)簡イキットですが、パネルラインのスジボリなどはシャープに仕上がっています。以前製作したカリーニンK-12からは多少進歩しているように思いますが、良く見るとヒケなどが散見出来ます。完成すると全長約389mm、全幅約208mmとなります。
デカールとキャノピーのマスキングシールの他に、3Dプリントされた計器パネルの立体デカールが入っています。最近、こう言う3Dデカールがはやりのようですね。
マーキングは1種類ですが、当然でっち上げマーキングです。自由に塗装するのもありだとは思いますが、垂直尾翼の国籍マークはバルケンクロイツではなくハーケンクロイツにしたいですね。説明書は封印された状態で取り出せないのですが、塗装指示には該当するMr.カラーの塗料番号が併記されています。これもちょっとした進化ですね。
それでは最後に、ゼンガー・ジルバーフォーゲルについての解説を載せて置きます。(って、キット紹介文のコピペです。😅
ジルバーフォーゲル(「銀の鳥」の意)は第二次世界大戦時のドイツによるアメリカ爆撃機計画で宇宙ロケット研究者、オイゲン・ゼンガーが発案した有人スペースプレーンです。
機体はリフティングボディの特性を持ち、離陸は全長3kmの1本のレールを使用するロケットスレッドで加速しマッハ1.5で離陸するとされていました。
離陸後はロケットモーターにより上昇加速し、高度約160km/時速約5000kmまで達した後は熱圏と揚力が得られるようになる成層圏の上層部をプルアップと滑空を繰り返しながら飛行することでアメリカだけでなく地球の裏側までも到達するとされていました。
目標に接近すると300kgの爆弾を投下し、任務完了後は太平洋にあったドイツ領土の島もしくは同盟国である日本が占領している地域に着陸するというプランでした。
この計画では本機は有人とされていましたが、発射時のGの問題や離陸前のソニックブームによる機体への影響、飛行軌道による空力加熱の問題などの課題が多く残っており、それらへの考察や解決策へのアプローチなどの記録は残っていないものの、第二次大戦後に米ソはこの計画によって生まれた技術を持ち帰り、現在でも研究開発の続いている極超音速滑空ミサイルへと昇華させています。
以上のように紹介されていますが、アンダーライン部分の「高度約160km/時速約5000km」ってどう言う意味なんですかね? 高度160kmで、時速5000km出せたと言うことなんでしょうか? いずれにせよ、今から80年前にこのような大気圏(成層圏)を飛行して敵国を爆撃する飛行機(ロケット?)を計画していたとはドイツ人の発想力には今更ながら驚かされますね。そんな計画機を3D化したミクロミルにもビックリです。まさかキットが出るとは思いもしませんでした。😲
6月の到着キットはこれが最後になりますが、6月発売予定だったキットの幾つかが発売延期で7月下旬になってしまい、集中して入荷しないかちょっと気になります。去年よりはキットの購入数は減少していますが、今年後半どんなキットが登場するのか、悲喜こもごも注目したいと思います。