2019年の12分の1が終わろうとしています。平成31年の残りもあと3ヶ月ですが、行く時を惜しんでか、今日は雨の月終わりとなってしまいました。
元日から製作を開始した「タミヤ1/35 九七式中戦車チハ」ですが、1月最後の今日、無事に完成しました。べつに1月中の完成を目指していた訳ではありませんが、ちょうどキリの良い感じで、今月中に完成すればいいなと思っていました。寒い中、仕事から帰って来て、ちょっとずつ弄っている内に完成した感じですが、言い換えれば、それだけストレスのないキットだと言う事でしょう。
前回でほぼ完成間近でしたが、フィギュアの塗装とウェザリングの調整、それに細部の塗装などが残っていたので、それらを仕上げて本日完成となりました。まずは進歩のないフィギュアからです。
顔の下地としてピンクを塗ってみましたが、その効果があったかどうかは分かりません。あれこれ試行錯誤を繰り返してこんな感じになりました。目に白を塗って、目ん玉も塗りましたが、目玉を入れるとなぜかオモチャぽくなってしまうので、最終的には塗り潰して、墨入れだけでごまかしています😓
と言う事で、以下完成写真をご覧下さい。
上の3枚の画像はクリックすると拡大します。
旧日本陸軍の戦車を作るのは、ファインモールドの戦車キット第1弾だった1/35九五式軽戦車ハ号(当時の販売価格は驚きの9,800円!)以来2度目ですが、塗料はその時と同じ物を使っています。タミヤとしては、初の旧日本陸軍の戦車キットですが、完全ディスプレイキットとして商品化されたもので、世代が徐々に可動からリアリティ指向に変化し始めた頃のキットだと思います。
以下の写真は拡大しませんが、いつものデジカメで撮影したものです。
キットには、砲塔に搭載する対空機関銃がパーツ化されていて、塗装して取り付けようと思っていましたが、その場合、砲塔後部の車載機銃をカットするよう説明書に書かれていて、カットするのが嫌で取り付けを避けました。他のモデラーさんの作品を見ると、そのまま取り付けている作品もありますね。
履帯はベルト式で、クレオスの金属プライマーを塗ってから塗装しましたが、やはり塗料の食い付きは良くありません。パステル粉末を擦り付けて、艶消しの水性クリア(青缶の方)を吹いたら、パステルがかなり吹き飛んでしまいました(笑) 最後にシルバーでドライブラシしています。垂れ下がりの表現は、1mmの真鍮パイプで押さえ込んでいますが、やはりサイドスカートがないので、良く見えますね。可動式履帯ならこうはならないでしょうが、キットの中身だけで作ると言うのがモットーですので、別売履帯の購入を考えた事はありません。(←単にお金がないから…w)
スマホでも何枚か撮りましたので、その中からチョイスして載せて置きます。
砲塔左にある信号筒は、普段は引っ込んでいると言う事ですが、突き出た状態で取り付けました。キットの説明書では、塗装指示はありませんが、赤・オレンジ・緑で発光するようになっているので、それらしく塗装しておきました。後部のライト類も同様に塗装しましたが、ここもウェザリングした方が良かったかもしれませんね。
黄色には日の丸殿からお薦め頂いたポスカを使っています。今後も、旧日本陸軍の戦車の塗装には使用する事になりますね。アドバイス有難うございました。迷彩に使用した塗料は、既報の通り、Mr.カラーの旧塗料(単品もの)を使っています。まだ残っている塗料もありますので、こちらも今後使用機会があると思います。今から43年前のキットですので、今の目で見ると、ハッチ裏に何もモールドされていないなどの不満が無いわけではありませんが、当時としては非常に良く出来たキットだと思いますし、それ故、現在もまだ店頭販売されている傑作キットだと思います。
それでは、最後の纏めです。
タミヤ1/35 旧日本陸軍九七式中戦車チハ
製作開始:2019年1月1日
完 成:2019年1月31日
キット購入日:不明(キット発売は1975年)
購入価格:0(プラモ仲間からの頂き物)当時のキット定価850円、現在1,900円+消費税
参考資料:パンツァーグラフ!Vol.13、FM社キット、各Webサイト様
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V/RAIJINスマホ
タミヤ1/35九七式中戦車チハ製作記:完
次は1/72の日本の飛行機を作ります。お楽しみに!