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(開設2015年1月1日)

RSモデル1/72 ハインケルHe112 製作記 #8(最終回)・完成

2023年12月29日 20時40分30秒 | RSモデル1/72 ハインケルHe112製作記
2023年ももうあと少しで終わろうとしていますが、年内完成を目指して製作を進めていたRSモデル1/72He112Bが完成しました。せめて年間完成キットを10個にしたいと思い、だったら4キット纏めて作ればええんとちゃう?ってことで、数年振りの4キット纏めての暴挙を敢行することにしました。

前回、翼端灯の塗装準備まで行なった所で終わっていましたが、無事に翼端灯の塗装が終わり、今回はプロペラの取り付けからのスタートになります。

こちらはコンドル軍団機ですが、キットのプロペラは差し込んで固定することを前提としていて、やはりプロペラは回ってなんぼ!と言う事で、写真のように回転軸を延長して、内側からストッパーを自作して取り付けました。その為、エンジンカバーを後付けにしましたが、胴体側とのフィット感がイマイチで、削り合わせで調整するのに少々手間がかかりました。

ストッパーが固着してから、延長部分を適当な所でカットしました。プロペラは回転しますが、息を吹きかけてもスムーズには回りません。プロペラが2翅と言うのと、ピッチが若干不足しているようです。

4キットともプロペラの取り付けが終わり、エンジンカバーを接着して一歩完成に近づきましたが、日本機仕様のキットのアンテナ支柱を製作中に折ってしまっていたので、取り替えようと引き抜いた所、なんとキャノピーも一緒に外れてしまいました。エポキシ接着剤で固定していたので、大丈夫だろうと思っていたんですが、接着代が殆ど(と言うより全く)ないので、それほどしっかり固着していなかったようです。やはり塩ビのバキュームキャノピーの接着は難しいですね。

製作途中の写真を撮り忘れましたが、キャノピーとアンテナの修正が終わり、車輪の塗装を行ないました。車輪は自重変形となっていて、ホイールのモールドも簡易キットにしては良い感じです。ホイール部分は艶ありブラックだと思いますが、ここはセミグロスブラックで塗装して、タイヤはMr.カラー137番タイヤブラックで塗装しました。

車輪の取り付け前に、アンテナ線を張り、ピトー管を接着しました。アンテナ線はモデルカステンのストレッチリギング(0.6号=48用)を使用しましたが、72でも大丈夫でしょう。ピトー管は、ファインモールドの1/72Bf109/Me262用のピトー管を奢りました。(キットにはピトー管のパーツはありません。)そして、最後に車輪を取り付けた状態が上の写真で、接着剤の乾燥待ちです。

一晩接着剤を乾燥させてから、少しウェザリングを追加して完成としました。左から、ドイツ、スペイン(コンドル軍団)、ルーマニア軍、日本陸軍仕様です。

ちゃんとした写真を撮ろうと思っていたんですが、突然孫が遊びに来て、写真を撮る時間がなくなってしまったので、完成直後にスマホで写した写真を取りあえず挙げておきます。後日、ちゃんとした写真を撮ってフォトチャンネルに纏めますので、それまではスマホの画像だけでお許し下さい。




ドイツ軍仕様のキットのみ再販キットで、他は初版キットとなります。再販キットのキャノピーはインジェクションキャノピーなので、やはり綺麗に接着出来ましたが、バキュームキャノピーの接着部分はかなり汚くなってしまいました。ここは今回の製作に当たっての最大の反省点になります。エポキシ接着剤やビニル系接着剤はやはり苦手です。それと、黒で墨入れしたことで、思った以上に汚くなってしまった感があり、もう少し控え目に仕上げたかったですね。

製作当初は完成までそれほど時間はかからないやろと思っていましたが、模型作り以外に年末特有の雑用が生じて、製作できない日があったりで、予想よりは若干完成が遅れましたが、年内に4キット完成を達成できて、年間10キット完成と相成りホッとしています。デキはどうあれ…😄

来年は1/35AFVキットから製作を始めます。

それでは、今年最後のまとめです。

RSモデル1/72 ハインケルHe112B
製作開始:2023年(令和5年)10月1日
完  成:2023年(令和5年)12月29日
キット購入日:初版キット・2003年(平成15年)8月19日/再販キット・2018年(平成30年)12月24日(キット到着日)
購入価格:初版キット不明/再販キット2,049円(送料無料・税込み価格)
参考資料:各PCサイト様
ピトー管:ファインモールド1/72Bf109/Me262用真鍮挽き物
シートベルト:紙創り1/72ドイツ軍シートベルト
デカール:エアロマスター72-135 He112コレクション
完成キット撮影カメラ:moto g8
RSモデル1/72 ハインケルHe112B製作記:完

完成画像はフォトチャンネルをご覧下さい。





RSモデル1/72 ハインケルHe112 製作記 #7・デカール貼り完了、墨入れへ

2023年12月17日 21時55分00秒 | RSモデル1/72 ハインケルHe112製作記
今年も残り2週間になっちゃいましたね。昨日までは春のような暖かさでしたが、今日は昨日とは打って変わり寒い1日で、我が家の周辺でもこの冬初めての雪が舞いました。

さて、He112の4キット同時製作の続きです。

本体の塗装が終わり、デカール貼りに移りました。作業途中の写真をすっ飛ばして、いきなりデカール貼り完了の図になってしまいましたが、無事デカール貼りが終わりました。写真は油性ラッカーの75%つや消しクリアを吹いてデカール保護と艶調整を行なった後の状態です。

続いて墨入れに移ります。



まずはドイツ軍から…。左右と下面です。国籍マークや機体番号の「4」のデカールはキットのものを使用していますが、下面のデカール貼りで思わぬ落とし穴がありました。下面の写真を見て、えっ?と気付いた方はかなりのドイツ機ファンとお見受けしますが、国籍マークの位置がかなり翼端近くとなっています。この位置、本来ならもう少し中央寄りが正解なんですが、正位置に貼ると機体のシリアルナンバー?(JA HE)が貼れなくなってしまいます。写真の「JA HE」の位置も正位置ではなく、かなり下の方に貼り付けていますが、こうでもしないと貼れません。オーバースケールなのかどうかは分かりませんし、貼らずに置こうかとも思ったんですが、国籍マークと「4」を貼った後で分かったことで、結局、先に貼ったキットのデカールの国籍マークを剥がして、エアロマスターデカールの国籍マークを貼り直しました。この時、先に貼っていたキットのデカールを剥がすのにかなり苦労しました。セロテープやマステで引っ剥がそうとしてもびくともせず、超強力両面テープで何とか一部が剥がれたので、あとは軟化剤や温水を駆使して除去しました。(因みに下のアフィリエイト広告に貼ったクラエア1/48キットには、この機体番号「4」の塗装が指定されていますが、「JA HE」はありません。) 垂直尾翼の赤部分はエアロマスターデカールです。白丸部分はスケルトンだと思っていて、下地の白を塗装しましたが、ちゃんと白く印刷されていました。ハーケンクロイツはその白丸部分への重ね貼りです。



続いてコンドル軍団機。デカールは全てエアロマスターデカールを使用しています。96年製造のデカールで、若干の劣化があるのか糊が弱い気がしました。乾燥中に剥がれてしまっていたデカールがあり、あとからデカール糊を使って貼り直しましたが、デカールが逝ってしまっていなくて良かったです。コンドル軍団機のRLM63ってやっぱりこの色が正解だと思います。



こちらは第二次大戦後、ルーマニアで使用された機体です。最後までどの塗装にしようか迷った機体です。こちらもデカールはエアロマスターデカールです。国籍マーク(ラウンデル)中心の青が重ね貼りとなっていて、センターを合わせるのが難しかったですね。多少はずれているかもしれないですが、見た目でOKを判断しました。機首のシンボルマークも重ね貼りです。



最後に、旧日本海軍が96艦戦と比較テスト用に輸入した機体になります。日の丸のデカールは旧キットのものを使用しましたが、垂直尾翼の「∃-101」は再販キットに入っていたデカールを使っています。(旧キットのデカールには印刷されていません。) 日の丸に若干透け感があるのが残念です。やはり塗装に勝るもの無しですかね?

墨入れが終わり、翼端灯の塗装のためにマスキングしました。デカールにマステがかからないように注意して貼っています。

と言う事で、今回はここまでとなります。年内残り2週間ですが、年内完成に向けてラストスパートです!

最後までご覧頂きありがとうございました。

完成に向けて#8に続く。



【おまけ】
16日、大阪NHKホールで開かれた南こうせつのライブに1年振りに大阪へ行って来ました。(車で行きました。) こうせつのライブは9月の京都以来約3ケ月振りでしたが、去年の大阪のライブよりかなり良かったです。(去年の大阪のライブは疲労感がありました。) こうせつのライブは来年2月、和歌山でも開催されるので、チケット押さえました。
開演前の館内の様子です。開演中は写真撮影できませんが、これなら大丈夫でしょう! 座席はパーテーションで区切られた「Lブロック」で、ステージに向かって左側でした。(去年は2階席の右側。) 

RSモデル1/72 ハインケルHe112 製作記 #6・塗装編②

2023年12月10日 20時37分30秒 | RSモデル1/72 ハインケルHe112製作記
12月ももう半ばだと言うのに、この春のような暖かさはやはり地球環境が変化している表れでしょうか? 来週からは寒くなると言う事ですが、やはり冬は冬らしくあって欲しい気がします。(暖かいのは嬉しいですけどね😄)

さて、年内完成を目指して制作進行中のHe112の塗装編の続きです。

4キットのシャドウ吹きが終わり、いよいよ本体の塗装に入りました。4キットの内、ドイツ機とコンドル軍団機の下面は同じRLM65なので、まずこの2機の下面色から塗装開始しました。


Mr.カラー115番RLM65のビン生をまず吹いてから、白を加えた塗料で陰影を施しました。シャドウはあまりくどくならないようにしたつもりですが、いかがでしょうか? 上がドイツ機、下がコンドル軍団機です。番号を書いたマステがなければどっちがどっちか分かり難いですが、コンドル軍団機は翼端が白く塗装されているので、それで判別できますね。

次に、今回の4キットの中で唯一の迷彩塗装となるドイツ機の上面塗装を行ないました。一番面倒なものから先に片付けてしまおうとの魂胆です。

ここからマステの無駄遣い開始です。大きいキットなら紙と併用したりもするんですが、今回は全部マステを使用しました。写真はドイツ機ですが、コンドル軍団機も同様にマスキングしました。

Mr.カラー17番RLM71を吹いた後、迷彩のマスキングを行ないましたが、パターンはキットの塗装図の状態にしました。ここは少し迷った所で、エアロマスターデカールの迷彩パターンやLFモデル1/48キットの説明書など、それぞれが異なっており、どれが正しいのか分からなかったので、ここはキットの説明書を信じることにしました。このパターンが正しいかどうかは分かりません。

こちらが参考にしたLFモデル1/48キットの説明書に記載されている塗装図です。機体番号が「5」でRSモデルの「4」とは異なるので、「5」の場合はこうだったんでしょうか? コクピット下にある燃料オクタン価表示の三角マークも胴体左右に表示されていますが、右側にあるかどうかは不明。実機の画像を確認しても確認できません。デカールの塗装図の迷彩パターンもキットの迷彩パターンとは異なっています。

Mr.カラー18番RLM70(旧版:蓋が凸状のもの)を吹きました。Mr.カラー18番って17番ほどには使用しなくて、まだ古い製品を使っています。


RLM70を吹き、マスキングを剥がして塗装状態を確認した所、一部修正ヶ所(赤丸部分)が見付かったので、修正しました。主翼付け根の凸凹も少し均しました。 なんだかあまり見かけない迷彩パターンのように思うし、左翼のRLM70の面積が少ないように思うのですが…。デカール貼ったら雰囲気変わりますかね? 塗装の艶の状態はあとで調整するので、ここでは気にしていません。と言うことで、迷彩塗装が終わり、次にコンドル軍団機の上面塗装に進みます。

コンドル軍団機の主翼前縁は黒く塗装されているので、シャドウ吹き時に吹いておいた黒部分をマスキングして上面塗装を行ないましたが、マステを剥がしてみると若干太さが一定になっていない所があったので、修正します。また黒部分はデカールの塗装図に従い、主翼付け根までにしています。(前回紹介した参考図とは異なります。)

塗装途中の写真を撮り忘れて、いきなり塗装完了の写真となりましたが、コンドル軍団機のRLM63は、RLMグレー(RLM02)と呼ばれているウグイス色したものではなく、ライトグレーと呼ばれている方だと思うので、Mr.カラー35番を基本に自作した塗料で塗装しました。雰囲気的にはこれが正解だと思います。ドイツ機の垂直尾翼に白のラインを塗装しましたが、これはあとで必要ないことが判明しました。ちょっと無駄足を踏んじゃいました。😅

ルーマニア軍機(左)と日本陸軍機(右)は全面単色塗装ですので、楽に塗装出来ました。ルーマニア軍機のグレーは過去に自作したグレー(何に使ったのか忘れましたが、自作するのに使った瓶はMr.カラー11番ガルグレーとなっていて、蓋にはミディアムシーグレーとマジック書きされています。このガルグレーはまだ郡是産業時代の製品ですが、何に使ったのか、全く思い出せない…。😢 これも年のせい?)があったので、それを使用しました。実機の色は不明ですが、迷っていても進まないので、雰囲気で塗装しました。日本陸軍機の方は、Mr.カラー旧56番(こちらも蓋が凸状のもの)の明灰白色(2)がまだ残っているので、それを使用しました。こう言う時でないと使用機会がありませんからね! ルーマニア軍機のキャノピー前部のセンターが少しずれているのは、見なかったことに…😓

これで4キットの塗装完了となり、次はデカール貼りに進みます。と言う事で、塗装編はこれにて一旦終了です。

ここまでご覧頂きありがとうございました。

デカール貼りの#7に続く。


RSモデル1/72 ハインケルHe112 製作記 #5・塗装編①

2023年11月25日 13時24分00秒 | RSモデル1/72 ハインケルHe112製作記
今年の冬は暖冬だと言われていますが、今日は冷たい風が吹いて寒いです。インフルエンザも流行っているようですので、お気を付け下さい。

製作記アップの前に到着キットの紹介をしようと思っていたんですが、先日届いたキットにあるべきはずのデカールと言うものが入っていなくて、交換することになりました。明日、良品が届くことになっていて、その時に不良品を引き渡します。と言う事で、到着キットの紹介はもう少しお待ち下さい。何が届くかはお楽しみに! 

では、He112の製作の続きです。

キャノピーの取り付けが終わり、窓枠の下地としてMr.カラー60番RLM02グレーを吹きました。

次に、ドイツ機、コンドル軍団機、ルーマニア軍機の白部分を塗装しました。塗料はお馴染みのソリッドカラーのホワイトです。写真はありませんが、ルーマニア軍機のプロペラスピナーも同時に白を吹きました。

製作記#1にも掲載しましたが、3番がコンドル軍団機、6番がルーマニア軍機です。ルーマニア軍機には胴体後部に白のラインがあるのを忘れていて、あとで改めて塗装したのですが…。

マステを貼った後、位置修正をしようと剥がした所、マステに塗料を持って行かれてしまいました。多分、手指の脂かなんかが付着していたものと思います。で、仕方ないので、サンディングして再塗装することにしました。写真はサンディングした後の状態です。

ガイアのサーフェイサーエヴォの白を吹き、もう一度ソリッドカラーのホワイトを吹きました。

これはデカールに入っている解説書をGoogle翻訳したもので、ラダーはシルバーと書かれています。本体色のグレーもどんな色なのか分かりませんが、適当に手持ちの塗料で塗装します。


解説書に従いラダーにシルバーを吹き、マスキングしました。マステを剥がす時、塗料を持って行かれないかちょっと不安ですね。シルバーはタミヤ缶スプレーから取り出したアルミシルバーを使用しています。

ドイツ軍仕様は、垂直尾翼に白を吹き、マスキングしました。赤帯中央部にあるハーケンクロイツの下地が白ですが、デカールはニスの状態ですし、デカールの透け防止にもなると思います。

こちらはコンドル軍団機の解説を翻訳したものです。主翼前縁が黒く塗装されていると書かれているのですが、どんな感じなのかよく分からずネットで資料がないか探してみた所、下のサイトを見付けました。(画像を直接貼り付けできないので、リンク先をご覧下さい。)

写真素材・ストックフォトのアフロ | ハインケルHe112

ハインケルHe112 [12749399] の写真素材は、乗り物、戦闘機、飛行機などが含まれる画像素材です。

写真素材・動画素材ならアフロ

 
上のリンク先の画像では、黒は途中までとなっているのですが、デカールの解説書では胴体付け根まで黒となっています。どちらが正しいのか分かりませんが、黒で塗られているのは間違いないようです。

垂直尾翼先端が黄色に塗られているのでプロペラスピナーも含めてMr.カラー113番RLM04イエローを吹き、マスキングしました。

これでやっと本体の塗装となりますが、その前に4キットのシャドウ吹きを行ないました。

左上から時計回りにドイツ、ルーマニア軍、日本軍、コンドル軍団機となっています。4キット一気にシャドウ吹きしましたが、最後はもう息切れ状態でかなり雑になってしまいました😂 シャドウ部分が各機バラバラなのはご愛敬と言う事で…。コンドル軍団機は、主翼前縁を同色で塗装しています。シャドウ吹きに使用したのは、タミヤラッカーLP-5セミグロスブラックです。

シャドウ吹きも一応終わり、これでやっと本体の塗装開始です。まずは、下面が同じRLM65ライトブルーのドイツ軍とコンドル軍団機から塗装開始です。

と言う事で、今回はここまでとなります。最後までご覧頂きありがとうございました。

塗装編②のその6に続きます。


RSモデル1/72 ハインケルHe112 製作記 #4・塗装準備完了

2023年11月14日 18時27分00秒 | RSモデル1/72 ハインケルHe112製作記
いやぁ~、寒くなって来ましたね。こちらでも昨日、高野山や護摩壇で初雪が降ったと言う事で、これからさらに寒さを増して行くものと思います。インフルエンザが流行っているようですので、要注意ですね。

さて、He112、4キットの同時製作の4回目です。

サフを吹きました。使用したのはクレオス1500番グレーサフ(缶スプレー)です。サフ吹きで修正箇所の再確認となりますが、思ったほど修正部分がなく、ごくわずかの修正で完了となりました。

修正部分に溶きパテを塗ろうとして、やっちゃいました😅 新しく買っておいた溶きパテの瓶をひっくり返してしまい、ご覧のような有様。3分の1ほど無駄になっちゃいました。😢 キットに付着しなかったのがせめてもの救い!

無事にサフ吹き後の修正や消えてしまったスジボリの再生も完了し、次にキャノピーのマスキングを行なうことにしたのですが、前回、「後部キャノピーには窓枠がない」と書きましたが、実機の画像を見ると窓枠のあるのもあって、全部が「ない」とは言えないようです。で、今回選択したマーキングの実機画像を探したんですが、詳しいことが分からず、結局、インジェクションキャノピーにある窓枠モールドを消すことにしました。(これが正解かどうかの判断は不明です。) バキュームキャノピーには最初からモールドがありません。

320番サンペでモールドをサンディングし、400➡600➡800➡1000➡2000の順番で研磨(写真左下)。 その後、コンパウンドの粗目、中目、細目、超細目の順で磨いて完了です。まずまずのクリア度復活になりました。

キャノピーのマスキングを行ない、後部キャノピーにあるアンテナ支柱の貫通部を0.7mmΦドリルで開口しました。ここはちょっと気を遣いました。割れたり変形しなくてよかった!

コクピット部分にRLMグレーを塗ってからキャノピーを取り付けました。バキュームキャノピーは、タミヤのエポキシ接着剤(5分硬化)で接着しました。はみ出した部分は綿棒で拭き取りましたが、多少の塗布跡が残りました。塗装でごまかせたらいいんですが…。インジェクションキャノピーは多少隙間が出来たので、隙間部分にエポキシ接着剤を充填しました。アンテナ支柱の貫通部から塗料が吹き込む恐れがあるかもしれないと思い、ひっつきむしを張り付けてから、リキッドマスキングを塗布しています。写真の状態で、まずはキャノピーの窓枠の下地としてRLMグレーを吹いてから、本体の塗装開始です。本体塗装は、一番面倒なドイツ機から始めようと思っています。ここに来て、デカールが使用できるのか、ちょっと気になっています。

次回は塗装編となります。ここまでご覧頂きありがとうございました。

塗装開始のその5へ続く。