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ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

国道169号線全線走破ドライブ

2016年06月21日 00時32分01秒 | 旅行
18日の土曜日、息子と二人で国道169号線を全線走破して来ました。その時のドライブの様子を紹介させて頂きます。実は、前日に少し嫌な出来事があり、その事で殆ど寝られなかったのですが、その嫌な気分を吹き飛ばしたい思いもあり、早朝から出発しました。

国道169号線の起点は奈良市の県庁東交差点(国道369号線合流点)で、終点の新宮市橋本交差点(国道42号線合流点)まで、総延長183.8km(wikipediaでは186.0km)の一般国道ですが、和歌山北部在住者にとっては馴染みの薄い国道と言えます。そう言う意味もあり、一度、全線を走ってみたいと常々思っていました。

前日の悪天候も回復し、当日は夏空が広がり今夏の最高気温を記録しました。そんな中、朝4時半頃に起床(と言うか、殆ど寝ていない!)し、息子を叩き起こして5時過ぎに家を出ました。起点から攻めるか終点から攻めるか迷いましたが、酷道部分を先に走破した方が後が楽と考え、終点の橋本交差点から攻める事にしました。燃料の残量が少なかったので、いつも給油しているセルフスタンドまで逆方向に走り、燃料を満タンにし、直ぐそばにあるローソンで食料と飲み物、それに”メガシャキ”を購入して国道42号線を南に向かって走り出しました。有田南ICから高速に入り、途中、印南(いなみ)PAでトイレ休憩し、すさみ南IC(高速終点)で国道42号線に出ました。その後、串本の道の駅で休憩し、那智勝浦から42号線バイパスを経由し、新宮の橋本交差点を目指しました。

橋本交差点手前の青看には「国道168号線」しか表示されていませんが、この交差点は「国道169号線」の起点にもなっています。ここから168号線と169号線の重複区間のスタートとなります。和歌山市側から左折し重複区間に入り暫く行くと、トンネルの手前にローソンがありますが、このローソンを過ぎるとあとはコンビニは暫くありません。

道の駅で飲み物の補充をしました。勿論、トイレも忘れずに!(年を取るとトレイが近くなって困りますね。)

168号線と169号線が分岐する宮井交差点手前300メートルにある青看で初めて「国道169号線」の表示が現れます。

宮井交差点を右折し、宮井大橋(熊野川)を渡ります。右折後は169号線と311号線の重複区間が暫く続きます。168号線を直進すれば本宮、十津川を抜けて、五條方面に行きます。(168号線の終点は大阪府枚方市の天の川交差点)

宮井大橋を渡ると青看には169号線と311号線の表示があります。(311号線はあとから付け足したようですね。)因みに311号線は平成25年に全線走破しています。かつてはかなりの酷道状態で、離合すら困難な道路でしたが、だいぶ改良工事が進み快走路となっています。葛山トンネル内で奈良県十津川村に入ります。

十津川村竹筒にある交差点(交差点名は不明)で169号線と311号線は分岐し、それぞれ単独区間が始まります。311号線はこの後峠越えの狭路が続く事になります。

169号線単独区間となった後も改良工事のお蔭で快走路が続きます。道路マップを見ると旧道が如何に酷道だったかお分かり頂けると思います。勿論、旧道も走行出来ますので、酷道ファンは挑戦して見ては如何でしょうか? 奈良まで135km地点です。

小松トンネル内で再び和歌山県に入り、全国唯一の飛び地の村である「北山村」に入ります。北山川沿いを蛇行しながら走行し、七色ダムの上を通過し、突き当りを左折します。七色ダムの上で三重県熊野市に入ります。

七色ダムの上を渡り切って突き当りにある県境標識。左折して七色貯水池沿いを走行します。

奈良まで113km地点。写真を撮ってたらたまたま対向車と出くわしました。写真はありませんが、熊野市五郷町桃崎交差点で国道309号線と合流し、重複区間となります。(ピンボケが酷くて写真が使い物にならず!残念!!)

七色貯水池に掛かる小口橋の少し手前で奈良県下北山村に入ります。

小口橋です。ここは景色が良くて、思わず車から降りて記念撮影しました。(この写真は私が撮りました。)小口橋を通過し、いくつかのトンネルや北山川にかかる橋を渡り、池原ダムが近付くと右手に「きなりの湯」と言う温泉施設が見えて来ますが、その手前で国道425号線と合流し、暫くは三重複区間になります。国道425号線は知る人ぞ知る日本三大酷道の一つで、酷道ファンには垂涎もの(?)の国道です。三重複区間は長くは続かず、池原ダムで出来た池原貯水池が見え始めた辺りで左右に分岐します。右に行くと425号線単独となり、尾鷲まで地獄道が続きます。169号線(309号線重複)は左折です。(ここの写真もピンボケが酷くて使用不可!)

池原貯水池を右に見ながら北山川沿いを道なりに進み、前鬼橋を越えると上北山村に入ります。村役場から少し行った所に道の駅「吉野路上北山」があり、ここで休憩タイムにしました。

上北山村西原交差点で309号線と分岐します。(和歌山県側からは左折)309号線も酷道ファンには結構有名な酷道で、中でも上北山村と天川村との村境にある行者還トンネルは、その筋では結構有名です。直進で169号線単独となり、そのまま奈良方面へ進みます。この辺は快走路で、バイクの通行量が多いですね。こちらが写した写真がピンボケなので、他サイトのブログより鮮明画像を拝借しました。カズキ殿、有難うございます。(一部トリミングしています。)

169号線単独となり、新伯母峰トンネルを抜けると川上村に入ります。トンネルを抜けた所に大台ケ原方面に行く奈良県道40号線と接続しています。大台ケ原へも一度行って見たいと思っています。この辺はかつての難所で、トンネルが出来る以前は峠道を越えるしかなかったようです。新伯母峰トンネルを抜けて暫く行くと、国道169号線のハイライトとも言えるトンネルループによる峠越えが待ち構えています。奈良県側から和歌山方面へ進む場合、かなりの急勾配で、一気に峠を越える為にループ状にしたらしいです。こちらも旧道が残っており、かつてはこの道を越えるしか方法がなかったものと思います。和歌山県側の場合、一気に高度を下げて走行する事になり、トンネル内もカーブを描いているので、スピードの出し過ぎには要注意です。ループで一気に高度を下げてから暫く行くと、道の駅「杉の湯 川上」があり、多くのバイクツアラーで賑わっていました。ちょうどお昼時でしたので、私たちもここで休憩を兼ねて昼食タイムにしました。

和歌山方面に向かって写したのがこちらの写真です。

道の駅「杉の湯 川上」をあとに更に北に進み、五社トンネルを内で吉野町に入ります。久し振りの町で、ローソンも復活します。宮滝大橋北詰交差点で国道370号線と合流し、重複区間が始まります。進路を西にとり、吉野川沿いを進みます。370号線は海南市船尾交差点(42号線合流地点)が起点で、終点は奈良市針IC北交差点(国道25号線合流地点)となっています。こちらも既に全線走破しています。つまり、ここから暫くは過去に通過した事のある道路を逆走する形となります。

吉野川沿いを西進。電車は近鉄吉野線です。少し町っぽくなって来ましたね。

吉野町から大淀町に入り、土田交差点を右折すると169号線単独となります。直進すれば370号線で、五條方面へ進む事になります。

土田交差点を右折し、再び進路を北にとり、高取町を通過後、橿原市に入ります。この辺から徐々に交通量が増え始め、信号待ちも増えて来ます。小房交差点をそのまま直進(左右は国道165号線)し、丘辺町交差点で国道24号線に突き当ります。(24号線は和歌山市から京都までの国道)突き当りを右折し、24号線との重複区間となります。橿原郵便局前交差点を右折し、国道165号線に入りますが、ここも169号線との重複区間です。桜井市方面へ進みます。この辺で少しルートミスを犯し、24号線をそのまま京都方面に進んでいました。息子のナビも頼りないですわ!(iPadをなんのために持たせたのか…。)

重複区間の谷交差点を左折すれば169号線単独となります。その手前の阿部交差点を左折すれば169号線のバイパスを通過する事になりますが、どちらも桜井市の箸中南交差点で合流し、天理方面へ進みます。

JR桜井線の踏切で、電車の通過待ち。線路右側はJR桜井駅です。ゴールまでもうあと少し!

やっと終点の奈良公園の行き先表示が青看に現れましたが、この青看地点は天理市をかなり進んだ所にあり、ここまで辿り着くのに渋滞に巻き込まれ時間がかかりました。天理市の勾田町交差点で25号線と合流し、重複区間となります。25号線は大阪(梅田)から四日市を結ぶ国道ですが、名阪国道(自動車専用道路で、高速ではありません)が25号線バイパスの役目を担っています。25号線は天理市役所そばの交差点(交差点名不明、恐らく川原城町交差点と思われる)を左折する事で分岐となり、169号線は単独となりそのまま北進し奈良市に向かいます。
西名阪自動車道天理ICガード下を通過し、更に北上を続けます。(渋滞で中々進まず!)紀寺交差点で上の写真の青看が現れます。ご覧のように、シケイン状になった交差点で、既に奈良市内に入っていて、ゴール目前です。

ここが国道169号線のゴール地点、「県庁東交差点」です。15時到着目標でしたが、僅かにオーバーしてしまいました。(ルートミスで時間ロスしたのが響きましたね。)この交差点を突っ切って、国道369号線を少し進んだ所でUターンしました。奈良公園の中を走る国道ですので、周りには観光客や鹿が屯して賑わっていました。我々は公園を散策することなく、鹿に鹿煎餅を与える事もせず来た道を引き返す事にしました。

帰りに反対方向(奈良県側を背中に天理方面に向かって)を写したのがこの写真です。起点から攻めていれば、ここがスタート地点になります。

帰りは国道169号線を南下し、西名阪自動車道天理ICから高速に入り、近畿道・阪和道経由で帰って来ました。高速は海南ICで降車し、国道42号線に復帰して自宅を目指しました。自宅到着は17時過ぎでしたので、帰りは2時間で帰って来た事になります。 本日の走行距離は478km(平均燃費15.8Km/リットル)でした。 あっ!そう言えば朝買った”メガシャキ”を飲むのを忘れてた(笑)。

これで県内で全線走破していないのは国道371号線と国道425号線だけになりましたが、この国道の全線走破はかなり厳しいかもしれないですね。軽自動車で走行するのがいいかも…? 走行中の写真撮影は息子に頼みましたが、ブレやピンボケが多くてすみません。(難しいのは理解しています。今度はビデオカメラを積んで走ろうかな?) 無事に事故もなく走破出来て良かったです。前日の嫌な出来事もこの時ばかりは忘れる事が出来ました。

長文を最後まで御覧頂き有難うございました。(纏めるのに2日かかりました。) 次はどこに行こうかな…。

紀勢本線全線走破 鉄道旅(後編)

2016年06月07日 21時09分07秒 | 旅行
前編は紀伊勝浦駅に到着した所で終わりましたが、後編はその紀伊勝浦駅からの再開です。

紀伊勝浦駅前の商店街にある食堂で軽く昼食を取り、駅に戻って来ました。次の列車(電車に非ず)でいよいよ三重県に入ります。
こちらが次に乗車する12:24発「特急ワイドビュー南紀6号(名古屋行)」です。先頭車両だけが自由席で、私たちも自由席を選択しました。一番前の席を狙っていたのですが、ホームで写真を撮っている間に先頭座席を取られてしまいました。(涙)
車内からの眺めです。定刻通りの出発で、津駅に向かいます。この特急は津駅から伊勢鉄道に入り、名古屋方面に向かう事になりますので、津駅で乗り換えです。昔、埼玉在住時に羽田から南紀白浜空港に飛行機で帰省し、埼玉に戻る時に飛行機が欠航になり、仕方なく列車で帰る事になったのですが、この時、名古屋から新幹線に乗る事にして、このルートを通った事があります。えらい時間がかかった記憶だけが残っています。(新大阪に出た方が遥かに早かった!)

新宮駅から三重県側はJR東海となります。リアス式海岸の山間部をトンネルをくりぬいて通過する事になり、かなりの数のトンネルが点在します。この辺の工事はかなりの難工事だったものと推測します。少し雨も降り始めましたが、雨に煙る熊野灘の海もまた風情があって良いものでした。
津駅には15:12に到着しました。

津駅からは15:19発の亀山行に乗車です。今回の紀勢線走破の鉄道路線の中で、今まで唯一未走破だった部分をこれから走破する事になり、今回の乗り鉄のメインイベントです。



亀山駅には15:42に到着しました。これで紀勢本線は全線走破した事になり、ここからは帰りルートとなります。同じルートで帰るとかなりの時間がかかるので、帰りは天王寺経由で帰る事にしました。(実はこの時、別ルートも考えていました。←後述)息子が作った行程表では、天王寺で特急券を購入する予定でしたが、乗り換えまでの時間に余裕が無く、乗れなくなる可能性もあり、亀山駅でこの特急の特急券を買えないか確認した所、購入する事が出来てラッキーでした。これで慌てる必要はなくなりました。チケットも入手出来たし、あとは列車を待つだけでしたが、待ち時間の間に駅前周辺を散策しました。大きな鳥居が印象的です。



亀山駅16:11発の普通列車で加茂駅に向かいます。ここからは関西本線で、再びJR西日本エリアになります。(反対の名古屋方面はJR東海)関西本線の非電化区間および単線区間を木津川沿いに西に向かいます。


加茂駅に17:28に到着し、直ぐ反対ホームに停車中の17:30発大阪行の大和路快速に乗車です。ホームで写真を撮っている時間がないので、車内から撮影しました。ここからは電車になります。関西本線は、京都から奈良県に入り、かなり南回りのルートとなって大阪府に入ります。大阪に入ると北西に進路を変更し天王寺方面に向かいます。さすがに快速と言う通り、かなりハイスピード(最高120km/h)です。天王寺駅には18:20に到着しました。予定ではここで特急券を買いに行く予定でしたが、既に入手出来ていたので、あとは最後の乗車となる「特急くろしお23号(白浜行)」を待つだけでしたが、いつものように天王寺駅のホームはごった返していて、かなりの混雑ぶりでした。天王寺駅に来るといつも思う事ですが、もう少し何とかならないものかと思いますね。ホームが狭いと言うのも一つの原因のようです。で、先に書いた別ルートと言うのは、途中の王子駅で下車し、和歌山線経由で帰って来ると言うルートで、つまり昨年走破した和歌山線を逆に戻ると言うものです。もし、亀山駅で特急券が買えていなければこちらのルートになっていたかもしれません。

天王寺駅15・16番ホームです。この掲示板の通り、これだけの電車を待っている乗客が同じホーム上に存在しているのですから、混雑しない方がおかしい位です。去年はここで関空行きの方法を中国系の女性に質問されたのを思い出してしまいました。
残念ながら、この日最後の乗車となる「特急くろしお23号(白浜行)」の写真は撮れなかったのが唯一悔いが残りますが、あれだけの人混みでは撮影どころではなかったと言うのが正直な所です。

無事に乗車したものの、前の席に座ってるオッサンがシートを目いっぱい倒していて、しかも携帯でずっと話し込んでいたのが目につきました。こう言うマナー知らずはもっと乗務員が注意すべきで、息子は少し嫌な思いをしたものと思います。(なぜか車掌が検札に来ませんでした。) 箕島駅には19:47に無事に到着しました。電車内で嫌な思いをした分、帰宅後、夕食は少し豪華なお店に行って来ました。息子もそれで満足したようです。
週間天気予報では晴れと言う予報でしたが、当日は雲が多く、途中で少し雨も降りましたが、無事に走破出来た事の喜びの方が大きいです。

次は関西本線を全線走破する計画を早くも立てているようです。名古屋には一度も行った事がない(名古屋駅で新幹線に乗っただけ)ので、名古屋で1泊する計画らしいですが、果たして実現するのでしょうか? それもいいけど、私は台湾へ行きたい!(今年は女房のスケジュールの都合で無理かもしれない…。

※掲載写真は全てPENTAX K-SIIで撮影したものです。(リサイズしましたが、トリミングはしていません。)

紀勢本線全線走破 鉄道旅(前編)

2016年06月05日 16時52分15秒 | 旅行
1週間遅れになりましたが、5月28日に敢行した「紀勢本線全線走破 鉄道旅」の様子を紹介させて頂きます。去年も丁度この時期に和歌山線を全線走破しましたが、今回は「紀勢本線」となりました。

最寄り駅である「箕島駅」からまずは紀勢線の終点である「和歌山市駅」に向かいます。「和歌山市駅」に行くには「和歌山駅」で乗り換える必要があるのが紀勢線の謎めいた部分で、1本では「和歌山市駅」に行けません。かつては「和歌山駅」止まりと「和歌山市駅」止まりがあったのですが、「和歌山駅」から阪和線に乗り込むようになってからは、1本では行けなくなってしまいました。



箕島駅06:37発(京橋行)の下り電車に乗って和歌山駅に向かいました。この電車は和歌山駅から阪和線に入り「紀州路快速」となります。日根野駅で関空快速と連結して終点の京橋まで行きます。

上が下り(和歌山方面)下が上り(白浜方面)方面の景色です。

上りの1番電車(06:37発・紀伊田辺行)が入って来ました。当初はこの電車で御坊まで行き、御坊から特急に乗り換える予定でしたが、上に書いたように、そうすると箕島―和歌山市駅間が未走破になるので、「全線」に拘って和歌山市駅から出発する形を取りました。

こちらが下り電車です。定刻通り06:37に乗ってまずは和歌山駅に向かいます。和歌山駅には07:09に到着しました。そこから和歌山市駅行の電車に乗り換えです。
これが07:21発の和歌山市駅行の電車です。和歌山市駅までは和歌山駅を含めて3駅(和歌山駅、紀和駅、和歌山市駅の3駅)しかありません。和歌山市駅には07:28に到着しました。

和歌山市駅です。和歌山市駅は南海本線の終着駅で、駅の管理は南海電鉄が管理しており、JRは間借りしている形となっていますが、将来、南海電車が和歌山駅まで引き込まれる計画もあります。

和歌山市駅JRホームにあるEND POSTです。紀勢線はここで終わりとなります。ここから亀山駅までが紀勢本線となります。

07:56発和歌山行に乗って、いよいよ紀勢本線全線走破 鉄道の旅が始まります。

定刻通り08:02に和歌山駅に戻って来ました。次の乗り換え電車まで少し時間があったので、一旦改札を出て、和歌山駅周辺をうろつきました。ちょっとした食料も買い込みました。



上から、和歌山駅中央改札、和歌山駅西口(正面)、東口(裏口)となっています。正面側からは乗り合いバスのバスターミナルがあり、東口の方には長距離バスや関空行きのバスターミナルがあります。

こちらは和歌山電鉄貴志川線(旧南海電鉄貴志川線)の「たま電車」です。貴志川駅の駅長「たま」にちなんでラッピングされた電車で、和歌山駅の9番ホームが始発ホームとなっています。たまたま(笑)東口に行ったら停車していたので、記念にシャッターを切りました。

和歌山駅からは08:51発新宮行の「特急くろしお1号」に乗車します。この特急は残念ながら箕島駅には停車しません。

和歌山駅4番ホームに「特急くろしお1号」が到着しました。これに乗って紀伊勝浦まで行きます。

紀伊勝浦駅が近付いて来ました。次に乗車する「特急ワイドビュー南紀6号」の始発駅が紀伊勝浦なので、ここで下車します。終点の新宮まで行っても、結局同じ特急に乗車する事になりますので、それなら始発駅からの方がいいと考えました。

紀伊勝浦駅には11:33に到着しました。次の列車まで40分あまり時間があるので、一旦改札を出て、駅前の食堂で昼食を取りました。紀伊勝浦駅に降り立つのは初めてです。(後編に続く。)

紀勢線全線走破の旅・プロローグ

2016年05月27日 20時05分03秒 | 旅行
GW期間中も殆ど仕事だったし、その後も他所への仕事の応援に行ったりで、中々思う様なバカンスを楽しめず、ずっとフラストレーション気味でした。仕事も落ち着き、問題の自治会の方も今の所イベントなどもなく、明日と明後日の2日間は全くのフリーとなっています。それで、以前から乗り鉄を敢行しようと計画していた「紀勢線全線走破」を実行する事にしました。明日を逃すとその後はいつ実行できるか分からない状態で、息子と二人で出掛ける事にしました。

紀勢線の起点は三重県の亀山駅で終点は和歌山市の和歌山市駅です。(路線距離は384.2km) 私が高校生の頃は、亀山まで乗り換えなしで行ける列車がありましたが、JRになってからは乗り継いで行くしか方法はありません。過去、南紀回りで名古屋まで行ったことはありますが、紀勢線の亀山までは行った事がなく、かねてから行って見たいと考えていました。息子に話をしたところ、乗り鉄心が動いたのかOKとなりました。折りしもサミットの最中ですが、大丈夫でしょう。

息子が作成した行程表です。一旦、和歌山市駅まで行ってから引き返す行程となっています。我が家からの最寄り駅は紀勢線の「箕島駅」ですが、そこから亀山に向けてスタートすると、和歌山市-箕島間が未走破となるので、一旦和歌山市駅に向かい、終点から起点に向かって逆方向で亀山まで行く事にしています。和歌山市駅へ行く場合、和歌山駅で乗り換えなければならず、そこが紀勢線のミステリアスな部分です。現在、和歌山市駅発で和歌山駅以南へ行く列車は存在しません。(過去にはあったんですけどね。)
紀勢線は新宮駅でJR西日本とJR東海とに分かれます。三重県側は非電化(単線)ですので、ディーデルカーとなります。和歌山県側も紀伊田辺-新宮間は単線区間となっています。

切符は亀山までの分を既に購入しています。(スキャンしたら白黒になっちゃいました。)亀山からの帰りは関西本線経由で天王寺まで出て、天王寺から阪和線経由で帰って来る事にしています。関西本線も初乗車になりますので楽しみです。 本当は各停でのんびり行こうと考えていましたが、そうすると日帰りでは無理なことが分かり、止むを得ず特急を使用する事にしました。天王寺での乗り換え時間に余裕がないので、亀山駅で帰りの「くろしお」の特急券を購入したいと考えています。(購入出来るはず。)天王寺で一列車遅らせて、夕食タイムをセットするのも良いかもしれないですね。まぁ、息子が考えた行程ですので、息子に任せます。明日は天気も良いみたいだし、楽しんで来ようと思います。(ハリケーンの製作は一時中断ですね。現在、三点スタイルまで出来上がっています。)

台湾・高雄最終日 帰国の途に

2015年12月03日 13時02分52秒 | 旅行
台湾・高雄旅行最終日です。(お断り:帰国後、更新記事を作成) 

今日も快晴でのスタートです。チェックアウトまで時間があるので、最後の高雄市内の朝を散策したり、各自昨日までの思いを胸にそれぞれの時を過ごしました。11時にホテルをチェックアウトし、迎えの車で民芸店に立ち寄りました。この民芸店は去年のツアーでも立ち寄った所で、去年購入した「北投石」の腕輪(ブレスレット)を見せたら、紐の付け替えを無料で行なってくれました。少し買い物(蓮の実の加工品などを購入)してから、高鐵の左營駅に向かいました。

駅で現地係員とはお別れです。大変お世話になったので、そのお礼にと購入しておいた品を手渡しました。列車内まで荷物を運んでくれたり、最後の最後まで見送って頂きました。感謝の気持ちを胸に、13時発の高速鉄道(台湾新幹線)で桃園に向かいました。車窓を楽しみながらのアッと言う間の約2時間でした。

桃園駅からはシャトルバスで空港に向かいました。日本からの団体ツアー客や修学旅行の学生らでチェックインカウンターはごった返していて、相当時間がかかると思ったので、少し不安を抱きながら自動チェックインの方に向かいました。そばにいた係員が親切にやり方を教えてくれて、僅か10分足らずでチェックイン出来ました。並んでいたらどれだけ時間が掛かった事か! 次に荷物を預けるために荷物検査に向かいましたが、台湾の荷物検査はかなり厳しく、スーツケースに入れていたバッテリー類は全て確認され、更にサインまでさせられて何とかOKになりました。手荷物検査はスムーズに進みましたが、そこから搭乗ゲートまで結構長い距離を歩かされました。去年もこの桃園空港を利用しましたが、もう少し何とかならないものでしょうか?(ニュートラムのようなものが欲しい!)

搭乗開始は16時45分の予定でしたが、搭乗ゲートに到着したのは16時を過ぎていました。もう少し時間があると思っていましたが、予想以上に手間取ってしまい、空港内のお店を見て回る時間はあまりありませんでした。飛行機の離陸時間は17時25分の予定でしたが、1時間以上遅くなりました。(滑走路の順番待ち?)帰りの飛行機はエアバスA330-300でした。約2時間のフライトで無事に関空に到着しましたが、当初の到着予定時間より遅くなってしまいました。関空は雨が降っていました。

関空到着後、レンタル品(Wi-Fiルーター)を返却し、日本円に両替を済ませてから車預かリ所に向かいました。車を引き取り、夜の雨の中、自宅に到着したのは日付が変わる直前でした。

出発直前から色んなアクシデントが重なってしまい、旅行のキャンセルも考えた今回の旅行でしたが、何とか無事に帰国出来ました。まずは無事に帰国出来た事を喜びたいと思います。いつかは行って見たいと思っていた台湾最南端にも行く事が出来たし、高雄の3日間を充分に堪能出来ました。最終日は新幹線にも乗れたし、台湾の人々の親切心にも触れられた充実の4日間でした。既に気持ちは来年の旅行に向かっています。台湾にはまだまだ行って見たい所が多く残っていて、また行きたいと思っています。