goo blog サービス終了のお知らせ 

ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

草津線に乗ろう!-草津線全線走破-

2017年04月02日 20時55分10秒 | 旅行
2年間居座ったままだった”自治会長”と言う肩書から解放され、それを実感したくて息子と二人で以前から計画していた乗り鉄を敢行して来ました。前回、関西線走破時から、草津線に乗りたいなと思っていて、忙しい仕事の束の間の休日を利用して出掛けました。その記録です。

出発前日の3月31日は、冷たい雨が降り頻る天気で、明日も雨かもしれないし、雨なら延期しようと思っていたのですが、天気予報では午後には回復すると言うその予報を信じて、仕事帰りに京都からの帰りの特急券を買いに箕島駅まで行って来ました。この切符を買ったからには行くしかないと、決断するための購入でもありました。

こちらが今回のスケジュールです。いつもは息子が案を作成するのですが、今回は全て私がスケジューリングしました。箕島駅―天王寺駅間は私が苦手とする路線で、いつもは特急を利用するのですが、今回は交通費を抑えようと言う事で、特急利用は避ける事にしました。

我が拙ブログではすっかりお馴染みのJR箕島駅です。6時37分発の紀州路快速に乗るために、6時20分頃に箕島駅に来ました。(父に送って来て貰いました。)ご覧のように、前日の雨がまだ残っていて、寒い朝となりました。

6時37分発京橋行の紀州路快速で天王寺駅に向かいます。和歌山駅までは各停ですが、和歌山駅から天王寺駅間(阪和線内)は快速となり、途中、日根野駅で関空快速と合体して、8両編成で天王寺駅まで行きます。この紀州路快速が大の苦手で、いつもはなるべく避ける方向で計画してしまいますが、今回は座って行ける(乗り換え不要)のが分かっていたので、こちらを利用する事にしました。案の定、天王寺が近付くに連れて、超満員状態になりました。(天王寺駅―京橋駅間は大阪環状線に入ります。)

これは箕島駅構内にある運賃表です。草津線に乗るためには、関西線の柘植駅に行く事になりますが、草津線走破のついでに、今まで一度も乗車した事のない路線にも乗ってみたいと思い、「おおさか東線」を走破する事にしました。「おおさか東線」は、元々は貨物専用線だった城東貨物線を改良して旅客営業を行なうようにしたもので、現在は放出駅-久宝寺駅間が開通しています。将来は新大阪駅まで繋がる予定です。

と言う事で、久宝寺駅経由で放出駅に向かう事にしました。その為の乗車券がこちです。1,660円で行ける所、1,940円となりました。

さぁ、今回最初の電車です。ここから紀勢線・阪和線を経由して天王寺駅で途中下車となります。天王寺駅までは私一人です。

天王寺駅には定刻8時23分に18番ホームに到着しました。久宝寺駅に向かうため、関西線ホームの16番ホームに移動します。乗り換えまでの時間は7分です。この16番ホームで息子と合流しました。(息子も何とか休みになったようで、約半年ぶりの再会です。)

天王寺駅から久宝寺駅間は関西線です。8時30分発大和路快速加茂行に乗車します。ここで、息子との再会に夢中で、電車の写真を取り忘れてしましました。(^^;)

久宝寺駅には8時37分に3番ホームに到着しました。ここから「おおさか東線」に乗り換えて放出駅まで向かいます。この放出と言うのは、難読駅名の一つで、そのまま読むと”ほうしゅつ”としか読めませんね。これら難読駅名は他にもたくさんありますので、調べて見るのも面白いかもしれないですね。

8時51分発の電車で、放出駅(終点)まで行きます。駅数は7駅しかありません。

これが放出駅行の電車です。

放出駅には9時6分に到着しました。ここから関西線に戻るルートは元来た路線を戻る方法と、学研都市線(片町線)経由で木津駅に行く二通りがあるのですが、学研都市線も今まで一度も乗車した事がないので、ここは学研都市線を選択する事にしました。学研都市線は京橋駅から木津駅を結ぶ路線で、京橋駅に戻ろうかとも思いましたが、時間のロスを考えて、止むを得ずそのまま放出駅から木津駅を目指すことにしました。いつか機会を見て、学研都市線も全線走破したいと思います。

放出駅で柘植駅までの乗車券を購入しました。1,490円也!

放出駅9時17分発木津駅行快速で木津駅に向かいます。

木津駅行快速電車です。

木津駅には10時14分に到着しました。この木津駅から関西線に戻り、乗換え駅の加茂駅に行きます。

10時22分発加茂行大和路快速で加茂駅に行きます。以前にも紹介しましたが、関西線の加茂駅から東は単線の非電化区間ですので、電車は全て加茂駅停まりとなります。今後、電化される事はあるのでしょうか? 車窓には「早期電化」の横断幕が掲げられていますが…。

加茂駅行の大和路快速です。

加茂駅には10時28分に到着しました。僅か6分間の乗車でした。

加茂駅からは10時41分発亀山行のディーデルカーに乗車し、草津線の起点駅である柘植駅に向かいます。

2両編成(ワンマンカー)の紫色の車体は我が拙ブログではお馴染みですね。

柘植駅には11時36分に到着しました。車内は結構混雑していました。



柘植駅から、今回の乗り鉄の目的である草津線乗車となりますが、乗換えまで約20分少々時間があったので、駅周辺を少し散策しました。そろそろランチタイムで、駅前の喫茶店が気になりましたが、20分程で食事するのは困難なので、ここは我慢する事にしました。

柘植駅で京都駅までの乗車券を購入しました。京都駅で下車し、プチ京都観光を楽しむ目論見です。


柘植駅12時1分発草津駅行の電車で草津線全線走破が始まりました。車輌の緑色が良いですね。路線距離(営業距離)36.7Kmの単線ですが、全線電化されています。そんなに混雑はしないだろうと予想していましたが、草津駅が近付く頃には乗車率は軽く100%を超えていたと思います。沿線の桜を楽しみにしていましたが、残念ながらその希望は叶えられることはありませんでした。時期的にまだちょっと早いみたいですね。

草津駅には12時45分に到着しました。そのまま京都駅に向かうために、草津駅の外には出ず、京都駅行の次の電車を待つ事にしました。

草津駅12時52分発姫路行新快速で京都駅に向かいました。乗り換えまで時間があれば、草津駅周辺を散策したかったのですが、息子が京都で行きたい所があると言うので、早々に京都駅に向かう事にしました。

京都駅には12時52分に到着しました。さすがに大都会で、大勢の人で大混雑していました。京都駅に降り立つのは、20数年振りの事で、その変貌振りに驚きました。

京都のシンボルと言えば京都タワーですね。今ではすっかり京都のランドマーク的存在となっています。ここで息子とは一旦別れ、単独行動を取る事にしました。息子は学生時代の友達に会いに行くと言って、バスに乗って行きました。


さて、私はどうしたものかと思案しても始まらないので、京都水族館に行く事にしました。時間があれば鉄道博物館に行きたかったのですが、それほど時間に余裕がある訳でもないので、短時間でも楽しめそうな水族館を選択しました。梅小路公園の一角にある内陸型水族館で、人工海水100%の水族館として結構有名です。駅から歩いて15分足らずで到着。この頃には天気も回復して、春の陽射しが暖かく感じられるようになっていました。公園内では色んなイベントが催されていましたが、それには目もくれず、2,050円を払って水族館に入りました。規模的にはそんなに大きくはないし、見るべき点も少ないのですが、京都の内陸部にある水族館と言う事で少し興味が湧きました。前回訪れた名古屋水族館の方が楽しめますね。

水族館を出て京都駅に戻って来ましたが、まだ時間があったので、ボークス京都店に行く事にしました。ルートを検索したら、京都駅から電車で西大路駅に行き、そこから徒歩で10分あまりと言う事が分かり、そのルートに従って行きました。西大路駅からボークスに向かう途中に食事処があったので、そこで遅いランチタイムとなりました。

その昔、個人経営の模型店として出発した時は、同志社大学の正門近くにその店があり、京都の友人と何度か訪ねた事があります。それが今では大きな会社となり、その開発部の入っているビルの中に、店舗が存在しています。初めての訪問でしたが、大きなビルにはいると写真のようなエンジンの展示物がお出迎えしてくれます。撮影禁止だとあとから分かったのですが、撮影したあとでしたので、時すでに遅し状態でした(笑) 消去しろとは言われなかった(と言うより、撮影したのを誰も知らない)ので、そのままこちらに掲載させて頂きました。飛行機ファンなら何のエンジンかは直ぐお分かりだと思います。

ボークス店内をうろつき、時間を潰してから、再び来た道を戻り、京都駅で息子と再合流し、お土産を購入して帰路に着きました。


帰りは、京都駅から17時47分発白浜行特急くろしお23号を利用して、乗り換えなしで箕島駅まで帰る事にしました。上の写真は京都駅の中央改札口で、その一部を拡大したのが下の写真です。

京都駅7番ホームの時刻案内です。

京都駅7番ホームから向かいのホームにある駅名表示看板で、奈良線ホームです。実は、草津駅からの帰りも、乗った事のない路線を利用して帰る予定にしていて、奈良線もその候補となっていました。ただ、そうなると、本当に電車に乗るだけの旅行になってしまうと息子に言われてしまい、京都で時間を取る事にしました。(息子は友達に会いたかったようです。)今回断念した路線は、またいつか機会を得て、走破したいと思います。

今回最後の電車となった白浜行特急くろしお23号です。北陸新幹線が開通するまでは北陸線を走っていたサンダーバードのお下がり電車で、6両編成(サンダーバードは12両編成)となっています。

これが前日に購入しておいた特急くろしお23号の乗車券&座席指定特急券です。息子も一緒に箕島駅まで帰って来ました。途中、阪和線内での人身事故のせいで、10分ほど遅延となりましたが、無事20時過ぎに自宅に戻って来ました。その後、近くの回転寿司店に行き、息子と二人で夕飯タイムを過ごしました。息子は今日の午後、大阪に帰って行きました。

フリーの身となった事を実感出来たかどうかは別にしても、行動中は自治会の事を考える事はなく、今回の乗り鉄を充分満喫する事が出来たのは実感しました。何も気にする必要がないと言うのは楽ですね(笑)

次の乗り鉄はまだ白紙状態ですが、青春18キップで山陽線・山陰線を利用して、中国地方を一周したいねなんて息子と話しています。果たして実現するのでしょうか? 明日からまた仕事で忙しい日々が始まります。

にほんブログ村 旅行ブログ ぶらり旅へにほんブログ村

初めての名古屋・2日目

2016年12月03日 23時11分20秒 | 旅行
名古屋2日目(11月27日)は犬山市のホテルで迎えましたが、やっぱり雨となりました。妻と一緒の時は必ずと言っていいほど雨が降ります。

こちらが今回お世話になった「犬山シティホテル」で、妻が予約しました。ここで朝食を頂いたあと、今日の目的地である「名古屋港水族館」へ雨の中、妻の車の運転で向かいました。


約1時間余りで目的地に到着し、早速水族館を見学する事にしました。まだ開館して直ぐでしたので、駐車場にも余裕がありましたが、帰る頃には満車状態でした。

水族館は北館と南館とに分かれていて、北館からの入場です。こちらでは生命の進化をもとに、テーマを「35億年はるかなる旅〜ふたたび海へもどった動物たち」と題し、生き物たちを紹介しています。クジラがなぜ海に進出するようになったのか、またそれはいつの時代からそうなったのかなど、壮大なテーマが展示されていました。北館の見学後、南館に移動する間に、イルカショーがあったのでそれを見学する事にしました。イルカショーは我が県のアドベンチャーワールドや、大阪岬町のみさき公園などで何度も見ていますが、バックに大きなスクリーンが設置されているのはここが初めてです。



イルカショーを堪能したあと、南館に移動しました。ここはいわゆる「水族館」で、色んな海の生き物が飼育・展示されています。館内のストロボ撮影が禁止(どこの水族館もそうだと思います)なので、ストロボなしで撮影しましたが、相手が魚だけに中々思うように被写体に収まってくれませんね。


ここのペンギンの数匹は、白浜アドベンチャーワールドから譲り受けたものらしです。

「名古屋港水族館」のあと、名古屋港ガーデンふ頭に永久係留されている「南極観測船ふじ」の見学に向かいました。(水族館の真向かいです。)この頃から少し雨脚が強くなって来ました。



搭載ヘリはシコルスキーS-61を現役時代は2機搭載していたらしいですが、ここには1機しかありません。コクピット内に入れないのがちょっと残念。雨が激しくなって来たので、見学もそこそこに近くのショッピングモール「JETTY」に逃げ込み、名古屋のお土産を買って15時頃帰途につきました。

帰りは伊勢湾岸道から東名阪、新名神、名神、京滋バイパス、第二京阪、近畿自動車道、阪和自動車道を経由し、和歌山ICで降車し、海南市内の中華レストランで夕食をとって自宅に帰って来ました。時刻は19時過ぎでした。雨の中、一人で車を運転してくれた妻に感謝ですね。お疲れ様でした。息子は翌日の早朝、仕事先に帰って行きました。

こうして、無事に関西線走破及び名古屋の旅は終わりとなりました。名古屋市内の観光は殆どしていませんが、私と息子の本来の目的は達成出来たので、充分満足できる旅となりました。(妻は新車を運転できただけで大満足) 次の”乗り鉄”は「草津線」と「奈良線」をセットにして回ろうと計画しています。冬の京都や滋賀もいいかもしれないですね。おっと、来春の台湾旅行も忘れてはいませんよ…。




初めての名古屋・1日目

2016年11月29日 23時22分32秒 | 旅行
関西線全線走破の後、名古屋城へ行く事にしました。ここから初めての名古屋観光です。

名古屋駅に降り立ち、関西線走破の余韻に浸る間もなく、妻から早く名古屋城へ来るようにとLINEで催促されていたので、地下鉄で名古屋城へ向かう事にしました。勿論、初めて乗る名古屋の地下鉄です。名古屋城への行き方を調べていなかったので、駅員に確認し、言われた通り東山線で栄に行き、栄から名城線に乗り換え市役所で下車しました。地上に出て見ると、そこは名古屋城東入り口で、妻が待っているのは正門です。しまった間違えた!と思っても、正門への行き方が分かりません。こうなれば最終手段、息子のiPhoneでマップを開き、それに従って歩く事にしました。歩きで15分かかると表示されていましたが、息も絶え絶えで汗だくになりながら約10分で正門に辿り着きました。まぁ、何とか無事に妻と合流する事は出来ましたが、妻はここで約2時間待っていたらしいです。名古屋城には13時頃の到着になるとは言っていたのですが、それより30分ほど遅れてしまいました。(妻が早く着き過ぎたと言うのもありますね。)

初めて乗った名古屋の地下鉄ですが、どうも路線が複雑で分かり難く感じました。まだ大阪や東京の方が分かり易い気がします。初めてと言う事もあるとは思いますが、それを差し引いてももっと分かり易く出来ないものかと思ってしまいます。電車もかなり混雑していて、まるで通勤ラッシュ状態でした。まぁ、多分名古屋の地下鉄に乗るのは最初で最後でしょうね。


名古屋城で2時間待たされたせいで、妻のご機嫌斜めのまま名古屋城に入りました。別にお城に興味があると言う訳でもなく、ただ名古屋に来たならやはり名古屋のランドマーク的存在の名古屋城位は見て置こうと思っただけで、展示物の見学もそこそこに名古屋城の外に出て来ました。昼食がまだだったので、公園内の食事処で遅い昼食を取る事にして、私は冷やしきしめんと味噌カツを頂きました。(汗だくだったので、冷たいのが欲しかった。)きしめんは美味しく頂きましたが、味噌カツは、んーって言う感じでした。(まずいと言う訳ではないのですが…。)

妻と一緒の旅行の時は、いつも雨に祟られる(妻は雨女?)のですが、この日は快晴で、日曜日と言う事もあり、観光客も多くて賑わっていました。外国人も多かったですね。公園内の紅葉も綺麗でした。
名古屋城を4時前に後にし、今夜の宿泊地である犬山市へ向かう事にしました。名古屋市内のホテルを探したのですが、どこも満室だったため、犬山市のホテルを妻が予約しました。

犬山市のホテルには4時過ぎに到着し、直ぐに犬山城に向かいました。到着したのは閉門時間の16時半ギリギリでしたが、なんとか中に入る事が出来ました。


犬山城を見学後、ホテルに帰る頃にはもう夜の帳で真っ暗でしたが、時刻はまだ6時を少し回った辺りです。そろそろ夕食タイムになる頃だったので、妻がネットで調べていた居酒屋に行きましたが、予約客で満杯で入れてもらえず、仕方なくホテルに戻り食事出来る所を聞き、駅前の居酒屋で夕食タイムとなりました。ここでも味噌カツを注文しましたが、こちらの方の味噌カツは美味しかったです。

ホテルには8時過ぎに戻って来て、各自それぞれ就寝までの時間を過ごし、1日目は終わりとなりました。ホテルからはライトアップされた犬山城を見る事が出来ました。(2日目に続く。)


関西線全線走破

2016年11月29日 21時21分00秒 | 旅行
26日にJR関西線を乗り継いで名古屋まで行って来ました。その時の鉄道旅の模様です。

本当ならこの時期、台湾旅行を予定していましたが、妻の仕事の関係でどうしてもスケジュール調整が出来ず、止むを得ず来春以降に延期する事になりました。来春行けるかどうかもまだはっきりしませんが、取りあえずは計画中にしておくことにして、だったら国内でも良いからどこかへ行こうと言う事になり、予てから乗り鉄旅を予定していた”関西線で名古屋まで行こう”と言う事になりました。この事を妻に話したところ、電車は嫌だと言うので、妻は車で、私と息子は電車でそれぞれ出掛け、名古屋城で合流しようと言う事で話しは纏まりました。妻は電車の旅が嫌いなんですよね。


これが今回の時刻表です。息子とは仕事の関係で、JR難波駅で合流する事になりました。最初は日帰りの予定だったので、こんなに早朝から出発する必要はなかったのですが、今回は上にも書いたように名古屋観光も含んでいるため、名古屋にはなるべく早く到着するように調整しました。我がブログではお馴染みの、箕島駅06時08分発和歌山行に乗って出発です。

出発前の箕島駅です。まだ真っ暗で人影もまばらです。駅へは妻に送って来てもらいました。

箕島駅の改札口です。箕島駅06時08分発和歌山行は土曜ダイヤで、平日は05時57分になります。このまま和歌山まで行き、和歌山で天王寺行き紀州路快速に乗車と言う手段もあったのですが、個人的に紀州路快速が嫌い(いつも超混雑するので)で、これを避けたいが為にちょっと奮発して特急を利用する事にしました。

この電車に乗って海南駅に向かいます。海南駅には06時25分に到着です。海南駅で06時28分発の特急くろしお4号新大阪行に乗り換えです。乗り換え時間が3分しかなく、しかも、降車したホーム位置からくろしおの座席位置までかなり歩かなくてはならず、結局、特急の写真を撮る時間はありませんでした。以前はこの特急、箕島駅が始発だったんですけどね。
くろしお4号で天王寺で下車しました。途中の車内の検札で、車掌が「本当に天王寺でいいの?」と言うような怪訝そうな顔をしていましたが、普通名古屋へ行くのは新幹線で行くのが当然だと思っていたのでしょうね。私も普段ならそうします(笑)

天王寺駅には07時30分に到着しました。ここから名古屋駅へ行く事も出来ますが、関西線の始発駅はJR難波駅ですので、07時39分発の電車で天王寺から始発駅のJR難波駅へ行きます。この間の関西線乗車は初乗車です。所で、JR難波駅にはなぜわざわざ”JR”と付けているかと言うと、元々は”湊町駅”と言う駅名だったのが、1994年9月4日に関空の開港に合わせてJR難波駅と改名しました。難波駅と言うのは南海電車や地下鉄、更に近鉄にも同名駅が存在するため、JRを主張するためか、あるいは紛らわしいのを防ぐためなのかは不明ですが、全国で初めて駅名にアルファベット表記のある駅名となりました。JR難波駅には07時45分に到着しました。

JR難波駅の改札です。既に息子は到着していて、無事に合流しました。(写真に写っているのは息子ではありません。念のため!)


ここからいよいよ関西線全線走破が始まります。と言っても、未走破区間は亀山から名古屋までの間だけで、それすら30年ほど前に一度通過しています。つまり、厳密に言うと未走破区間は天王寺―JR難波間だけと言う事になります。
それはさておき、JR難波駅からは08時06分発の快速加茂行に乗車します。

加茂行の快速電車です。関西線には天王寺から大阪環状線を行き来する”大和路快速”とJR難波駅始発(終着)の普通の快速があります。今来た路線を戻り、加茂駅に向かいます。

加茂駅には09時04分に到着しました。前回の紀勢線走破時にもこの駅で乗り換えしましたが、加茂駅から東は非電化及び単線区間となります。加茂駅で少し乗り継ぎ時間があるので、改札を出て、駅前のコンビニで食料を買い込み、軽く朝食を済ませました。


加茂駅09時36分発の気動車(2両編成)で亀山駅へ向かいます。なぜか非常に混んでいましたが、その理由は後に判明することに…。この非電化区間はかつての難所で、加太駅 - 柘植駅間には、加太越えと呼ばれる25%の急勾配があり、SL時代にはスイッチバックでこの急勾配を通過して、SLファンには人気のスポットだったと言う事です。(和歌山線にも存在していました。)詳しくはこちらをご覧下さい。
この辺を通過する頃には車内も閑散としていましたが、加茂駅からの予想外の混雑ぶりは、途中の笠置駅で多くの乗客が下車して解消しました。どうやら笠置山の紅葉見物を兼ねてのハイカーが集中乗車したようですね。

亀山駅には11時03分に着きました。ここまでがJR西日本で、前回紀勢線走破の時は、ここから天王寺に向かいましたので、今回の乗り鉄と併せてこの区間を往復した形となりました。亀山駅から最終目的地である名古屋駅へ向かいます。ここからはJR東海になります。

これがこの旅最後の電車となる名古屋行快速です。まだ行き先表示などがセットされていませんが、亀山駅から折り返すことになっていて、その準備中に撮影したからです。待ち時間は21分ありますので、その間にあちこち撮影しました。
定刻通り11時24分の発車で名古屋駅に向かいます。約30年前に名古屋に行ったと先に書きましたが、この時は津駅から伊勢鉄道に入って名古屋に行ったはずで、伊勢鉄道が関西線と合流する河原田駅までの間(つまり、亀山駅―河原田駅間)は未走破区間と言う事になります。河原田駅―名古屋間は約30年前に通過したはずですが、記憶には残っていません。
名古屋駅には12時34分に無事に到着しました。今回で名古屋駅に降り立つのは2度目になりますが、前回は新幹線乗り換えの為だけのもので、実質今回が初めての名古屋観光と言う事になります。



これで関西線は全線走破となり、当初の目的は達成出来ました。天候にも恵まれた乗り鉄で、息子も満足したようです。関西線走破の旅はここで終了ですが、今回の旅行はまだこの後も続きます。次は、妻が待っている名古屋城へと向かいます。

晩秋の五新線を往く・いざ十津川へ

2016年11月09日 23時24分04秒 | 旅行
立冬も過ぎ季節は冬に向かっていますが、11月6日の日曜日、久々に妻との休みが一緒になり、息子も誘って以前から計画していた十津川方面にドライブに行って来ました。本当はもう少し早く出掛ける予定でしたが、予定していた当日に雨が降ったり思わぬ用事が発生したりで、延び延びになっていました。

今回のドライブは国道走破と言う事ではなく、妻のドライブ好きに付き合った形ですので、運転は全て妻に任せる事にして、私は後部座席でのんびりと車窓を楽しませてもらいました。(それもまた楽し!)

朝7時頃に出発し、京奈和道の岩出ICから五條ICを目指します。五條ICで国道310号線に出て南下、本陣交差点を直進して国道168号線に入りました。国道168号線は私のブログを御覧頂いている皆さんにはお馴染みの国道ですが、大阪府枚方市の天の川交差点と和歌山県新宮市橋本交差点を結ぶ全長約180キロ強の国道です。五條市と新宮市間は、かつて国鉄が列車を走らせると言う事で工事が始まりましたが、採算が見込めないと言う理由で頓挫してしまいました。五條市内にはその工事跡が今も残っていて、鉄道マニアの人気を呼んでいます。この区間を五條の「五」と新宮の「新」を取って「五新線」と呼んでいます。

ちょっと話しは横に逸れてしまいましたが、国道168号線からは道を逸れる事なく、十津川村にある「谷瀬の吊り橋」を目指しました。途中、道の駅吉野路大塔で小休憩を取りました。
こちらが「道の駅吉野路大塔」です。(画像はgoogleマップのものです。)五新線は過去何度も走行していますが、五條側から南下するのは初めてです。かつては酷道区間の多い道路でしたが、かなり改良工事が進み、快走路区間も増えつつあります。

「道の駅吉野路大塔」から「谷瀬の吊り橋」まであと20kmです。「湯泉地温泉」と言うのは十津川温泉郷の一つで、「十津川温泉」「上湯温泉」を含めて十津川温泉郷と呼ばれています。

「谷瀬の吊り橋」には10時前に到着しました。前回訪れたのがいつだったかは定かではありませんが、今回で4・5回は訪れています。以前は有料の時があったり、一方通行で橋向こうにマイクロバスが待機していて、帰りはそのバスで戻って来ると言う時期もありましたが、今は往復での通行が可能ですし、無料となっています。昔は駐車場が殆どなく、路上駐車が目立って渋滞の要因になっていましたが、今は有料駐車場が近くにあって、橋をバイパス出来る広い道も出来ていて、渋滞の発生は少なくなっているようです。有料駐車場が出来て橋の通行は無料になったのかもしれないですね。(この辺は不明)この橋は地区住民の生活道路でもあり、地元の人は自転車やバイクで通行していますが、私にはその勇気はありません。歩いて渡るだけでも大変なのに…(汗)まぁ、地元民以外は自転車やバイクでの通行はできませんけどね(笑)
それでは、「谷瀬の吊り橋」の写真を御覧下さい。









「谷瀬の吊り橋」から次の目的地は行き当たりばったりで、特に決めていません。予想以上に早く到着したので、そのまま国道168号線を南下する事にしました。妻が行った事がないと言う事で、向かったのが「熊野速玉大社」です。熊野三山の一つで、新宮市にあります。その道中に熊野本宮大社がありますが、スルーしました。(あとで後悔する事に…。)途中、「道の駅十津川郷」でトイレ休憩を取りました。下がその写真です。



国道168号線と国道42号線が合流する橋本交差点を左折し、三重県方面に向かい、新宮川(熊野川)にかかる橋の手前を左側に折れた直ぐの所にあります。熊野三山の中では一番平地にあって、階段の上り下りがないのが還暦越えのオッサンには助かります(笑)。
熊野速玉大社本殿

熊野速玉大社から次は那智の滝を目指す事にしました。その前に腹ごしらえの為に新宮市内のインのフードコートで軽く昼食タイムとなりました。まだ胃の具合が思わしくなかったので、カレーうどんを頂きました。

「那智の滝」を目指したものの、どう言う訳か通り過ぎてしまい、到着したのが西国三十三所の1番札所である「那智山青岸渡寺」でした。

神社仏閣にそれほど興味はなく知識もありませんが、いつか仕事をリタイアしたら西国巡りでもしたいなと思っていて、その出発地となるお寺がここです。因みに県内には2番の紀三井寺、3番粉河寺があります。「青岸渡寺」の直ぐ隣りが熊野古道の最終目的地「熊野那智大社」です。大門坂から登って来た最終地でもあります。

大門坂です。


大門坂を上り切った所にある鳥居です。昔の人はこの鳥居を見て何を感じたのでしょうかね? 恐らくは安堵のため息だったのではないでしょうか?(現代人はやれやれって思うのかも?)

「熊野那智大社」です。これで熊野三山の内、二社を訪れた事になり、こうなるのなら熊野本宮大社にも寄ればよかったなと、妻と二人で後悔の念が…。(戻る事も考えましたが、帰りが遅くなりそうだったので、結局行かずじまいでした。)



那智の滝は熊野那智大社からの眺望となりました。今回のドライブの写真の中で、私のベストショットを挙げるならこの2枚の写真です。特に上の写真がお気に入りです。

「熊野那智大社」を後に、次に目指したのは大島(紀伊大島)にあるトルコ記念館です。トルコが親日国となったのは1890年(明治23年)9月16日夜半に起きたオスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールルが、大島の樫野埼沖で遭難した時に、島民が救助活動した事に起因しています。映画「海難1890」にもなっています。この話は同じ和歌山県民としては誇りに思える事件です。
トルコ記念館です。映画の公開を記念してリニューアルされました。遭難時の遺物や新聞記事などが展示されています。リニューアルに伴い入場料500円(高校生以下250円)が必要となっています。

トルコ記念館を最後に帰途に就きました。「道の駅すさみ」でお土産を購入し、すさみ南ICから高速に乗ったものの、白浜の手前から大渋滞に巻き込まれ、途中の御坊南ICで下車し、国道42号線に出て帰って来ました。家に着いたのは19時過ぎでしたが、夕飯がまだでしたので、すき家の牛丼で済ませました。(笑)

こうして久し振りの妻とのドライブを楽しんで来ましたが、本来ならこの時期、台湾へ行く予定でした。所が妻の仕事のスケジュールの都合でどうしても調整がつかず、延期せざるを得なくなってしまいました。その為、妻が気を利かしてドライブに誘ってくれたものと思います。台湾と一緒に扱うのはどうか分かりませんが、妻の優しさに感謝したいと思います。ある事で悩み苦しみ胃を悪くしてしまいましたが、少しは気分転換にもなったようで、胃の具合も快方に向かっている感じがします。名古屋にも行こうと言っていますが、スケジュールの調整次第となりそうでね。

最後までご覧頂き有難うございました。