公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

「ド素人」だった

2011-07-29 18:07:28 | オートレース
30日から8月3日まで、一般開催としては異例の5日間開催となる船橋で、佐藤摩弥とともに、44年ぶりの女子オートレーサーとなった坂井宏朱がデビューする。

もっとも、モトクロスで鳴らした佐藤とは違い、坂井は原付免許すら持っていなかったという「素人」だったとか。

そして、坂井の前職はJTBのツアコン。つまりは「脱サラレーサー」。また、オートレーサーでは珍しい大卒選手である。

未経験の坂井宏朱「努力を信念にここまできた」

きっかけは、船橋オートで、永井大介の走りに魅了されたからだとか。

ま、普通の人間ならば、その後は単に「打つだけの人」で終わってしまうんだが、坂井は選手になってみよう、と思ったのだから、少なくとも、「常人」ではないわな。

そして、坂井の指導、つまり師匠は永井が務めることになった。そういや、永井も大卒レーサーだ。

しかしながら、昔から船橋は「最強地区」なのに、人気面では川口に到底及ばないという状態が続いている。それは森且行がデビューする以前からそうなのだが、坂井のデビューにより、少しは川口から人気を奪えるかな?

さらにいえば、船橋にはもう一人、将来性十分の新人もデビューする。青山周平はウィキを見たら、多言語リンクもいくつかあるという、「世界的に有名」な選手だ。

坂井、青山というデビュー前から話題性十分の新人を配し、「船橋は実力のみならず人気も・・・」となっていくのだろうか?

(追記)

7/30 船橋4レース

1坂井宏朱 0

2伊藤達司 40

3永井和幸 50

4深沢悟 60

5縫田雅一 70

6岡崎秀二 70

7根本将人 80

8増田伸一 90

青山は3レースに登場。

2人のレースとも、最重ハンは90。ということは、「絶対に勝ってもらおう」という意図がうかがえる。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今度は一転? | トップ | 懐かしの競走馬 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (高知の住人)
2011-07-29 09:57:03
青山周平の兄、博一は’09年250クラス王者。
周平自身も全日本250クラス王者でホンダのスカラシップで世界に挑戦した逸材です。

結婚した後、世界GPのシートをスポンサー不足で失い、
バイトをしながら食いつないだ苦労人です。

是非とも、応援の程、宜しくお願い申し上げます。
返信する
Unknown (関東読者)
2011-07-29 16:06:50
鈴鹿8耐も始まりますし、今は二輪が熱いですね。
オートが二輪レーサーの受け皿になって来たのは、
若者の二輪離れの時代背景にあって製造販売メーカー含め二輪産業全体に何等かのプラスになるでしょう。
オート販売環境が問題で、オートをやりに東京の資産持ちが川口や船橋に足を運ぶとは思えず(せいぜい板橋北荒川に江戸川区民ぐらいか)、
競輪場や競輪サテライトの相互協力が是非とも必要です。

青山兄エピソードは知らなかったです。
返信する
将来性十分 (Bank of Dream)
2011-07-30 14:59:27
岩田裕臣のデビュー場所の内容もよかったですが、青山はそれ以上のデキかも。船橋はSG優勝者がゾロゾロいるので、伸び悩む時期があるかもしれませんが、将来的には、オートレース界を背負って立つような逸材となりうるかも。
返信する

オートレース」カテゴリの最新記事