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岡山理科大が韓国人受験生全員を面接で0点にし、不合格としたことを認めたと報告

2020-03-11 08:02:24 | 安倍晋三関連事件(森友・加計・桜・統一教会)


先週お伝えした加計学園・岡山理科大学獣医学部入試不正疑惑が確定されました。詳細は以下から。

◆外国人受験生を一律「面接0点」で不合格にした加計学園獣医学部
まず振り返っておきたいのが、週刊文春オンラインの報道。2019年11月に行われた岡山理科大学獣医学部獣医学科推薦入試において、韓国人受験生の面接試験を一律0点として不合格にしたことが明らかになったそうです。

記事中で提示された内部文書では、筆記と面接の合計点が138点以上であれば合格扱い。しかし韓国人受験生の面接が一律0点とされたことで、筆記だけで128点取った優秀な受験生すら涙をのむ結果となっています。

面接が一律0点となった理由について、獣医学部の教授陣は「日本語でのコミュニケーションが著しく困難だった」と説明していますが、受験生たちが選択した科目は英語と数学。

日本語の設問を読み解き、大学受験レベルの英訳、和訳ができている時点でその理屈は成り立ちません。母語を含めて3つの言語を扱える優秀な受験生を不合格にしたことになります。

◆「一律面接0点」を認めた加計学園
毎日新聞社の報道によると、文部科学省は10日の参院予算委員会理事会で、岡山理科大が韓国人受験生全員を面接で0点にし、不合格としたことを認めたと報告したそうです。

大学側は「日本人の中にも面接が0点の受験生が複数おり、一般入試などでは韓国人留学生の合格者がいた」などと説明し、入試が適正に行われたと主張しています。

なお、加計学園は5日にも朝日新聞に「本年度の留学生の合格者については、韓国人の獣医学科受験者のうち、今日までの複数の選抜試験で4人が合格されています」などと回答。

入試が適正に行われているという話ですが、加計学園が挙げている「韓国人受験生の合格者」は問題となった推薦入試以外の方式で合格しただけであり、推薦入試で一律面接点を0点として不合格にした事実は何も変わりません。

◆入試不正で「私学交付金不交付」のおそれも
内閣総理大臣に提出した国家戦略特区に関する資料でアジアからの留学生受け入れをうたい、韓国で受験生を募っていたにもかかわらず「一律0点で不合格」とした加計学園獣医学部。

このように特定属性の受験生のみピックアップして一律減点するやり方は、2018年に女子受験生の一律減点が発覚した東京医大と変わりません。

なお、一律減点問題が発覚した東京医大は2018年度、2019年度の私学助成金が不交付に。ほかにも入試不正を行っていた大学が減額となったため、加計学園でも同様の措置が執られる可能性は十分あります。





学校法人「加計学園」が運営する岡山理科大獣医学部(愛媛県今治市)が2019年に実施した推薦入試で、韓国人留学生の面接の得点を一律に0点とした疑いがあると週刊文春が報じた問題で、文部科学省は10日の参院予算委員会理事会で、岡山理科大からの聞き取り調査の内容を報告した。同大は全員を0点としたことを認めたうえで「入試は適正に実施しており、記事は事実と異なる」との見解を示したという。

 文科省が6日に同大の担当者から聞き取った調査によると、19年11月にあった獣医学部獣医学科の推薦入試を受験した韓国人留学生の面接の得点は全員0点で、全員が不合格だった。大学側は日本人の中にも面接が0点の受験生が複数おり、一般入試などでは韓国人留学生の合格者がいたことなどを説明。入試が適正に行われたと主張した。

 文科省の担当者は理事会で「まだ入試の適否を判断できる段階にはなく、さらなる事実関係の把握に向けて大学に説明を求めていきたい」と話した。【古川宗】

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