公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

できることはやってみよう!

2006-11-30 18:07:00 | 競馬

北海道新聞より

「ばんえい存続を」 生産者の有志が帯広市に嘆願書 【写真】  2006/11/30 08:40

 【足寄】ばんえい競馬の廃止決定を受けて、ばん馬の生産者の有志が二十九日、十勝管内足寄町の消防庁舎で緊急集会を開き、来賓として招いた帯広市幹部に存続を求める嘆願書を提出した。

 集会は、ばん馬の生産が盛んな足寄と近隣の同管内陸別、本別両町の若手生産者の三団体が共同で主催。生産者による大規模な反対運動は初めてで、地域の生産者約八十人が出席した。

 出席者は、帯広市の西田譲農務部長らを前に「経営の仕方ひとつで収益は上がる。世界で唯一の文化をなくさないでほしい」「帯広一市での存続の道をもう一度模索して」などと訴えた。

 嘆願書を受け取った西田部長は「皆さんの気持ちを市長に伝えます」と答えた。

<写真:「ばんえい競馬の灯を消さないで」と、緊急集会で訴える生産者>

それと、こんな記事もあった。

十勝毎日新聞より

存続に最低1億円寄付 馬主協会

馬主協会が市に提示へ
 帯広、岩見沢両市が撤退を表明したばんえい競馬問題で、競馬関係者から帯広市に存続を要望する声が強まっている。29日には同競馬馬主協会(大野清二会長)が市に財政支援として最低1億円を寄付する方針を決定した。帯広存続への「具体的」支援が示されたのは初めて。道内のばんえい関係者の組織、馬産地の足寄、本別、陸別3町の生産者らも市に要望書を提出するなど、「(単独開催の)具体的な話に聞く耳を持つ」と語る砂川敏文市長に関係者の期待が集まっている。

帯広単独開催に期待をつなぎ砂川市長に請願書を提出する伊藤政光輓用馬振興対策協議会会長
 馬主協会は29日午後、旭川市内で理事会を開催、大野会長ら3役、理事10人の計13人の全員一致で、保有財産を崩し、約1億円を帯広市に寄付する方針を決めた。今後会員や有志にさらなる支援増を呼び掛ける考え。

 大野会長は「砂川市長は民間からの想定を超える支援を検討すると言ってくれた。望みがあるなら財産を投げ出してでも支援したい」と話した。

 同協会は12月2日の帯広開催初日に、砂川市長に請願書を提出し、寄付を伝える予定。

 30日午前10時には、道内各地の生産者、馬主、調教師・騎手らで組織する「北海道輓用馬振興対策協議会」(伊藤政光会長)の13人が市役所を訪れ、砂川敏文市長に存続の請願書を提出した。

 協議は非公開で行われ、終了後、伊藤会長は「1市開催に一縷(る)でも望みがあるなら最後まで努力していただきたい」と述べた。

 29日午後6時からは、3町の馬産振興会・協議会青年部が緊急集会を開催。約100人が集まり、存続の思いを訴えた。「一筋の光をつかむ思いで参加した。世界に1つのばんえい競馬を残す猶予を与えて」など、心からの叫びが会場に響き渡った。

 帯広市の西田譲農務部長に嘆願書を手渡し、署名活動の展開を決めた。受け付けは12月9日まで。十勝馬事振興会事務局(0155・24・2180、ファクス0155・25・4680、ホームページアドレスはhttp://www.nokyoren.or.jp/)へ。
(小林祐己、丸山一樹)

急に存続への動きが高まってきたな。いいムードだ。

また、明日、帯広市内で街頭署名も行われる。

まるで真珠湾攻撃のごとく、全廃をつきつけられたわけだから、今度は時間の許す限り、「粘り強く」、存続を支援してやろうではないか。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ついにはこんなものまで出たな | トップ | 済んだ話なのか? »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Via Monta)
2006-11-30 21:44:42
私もこれに関する雑文を書きました。
気が向いたらお立ち寄りください。
とりあえずは「黒字策」ですね (Bank of Dream)
2006-11-30 21:59:40
つづけよう!ばんばという、実質今日から始まった掲示板上でも、著名人が書き込みするなど(私もかきましたが)、ばんばをどうやったら黒字化できるかという案が次々と寄せられています。

http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=JDG04077

思うに、公営競技は黒字化しようと思えば「できる」ものであり、身の丈にあったやりかたさえすれば、十分やっていけるものだと確信しています。

もしばんばが「奇跡的に」逆転存続となれば、公営競技の今後のあり方、考え方は変わっていくと思います。

ですから、できるだけ私も応援していきたい所存です。

競馬」カテゴリの最新記事