goo blog サービス終了のお知らせ 

公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

地方競馬よ、今すぐ寺銭を上げろ!

2012-11-20 00:53:02 | 競馬
福山けいば☆(笠松けいば場立ちの予想屋「大黒社」一岡浩司(いちおかこうじ)の日記)


決して「廃止」が決定したのではありません。


はい、そうです。しかし・・・


このレベルの話なら過去の笠松でもありました。『オグリキャップを生んだ笠松競馬場が廃止へ』と何度、記事になったことか。


笠松は、梶原という当時の知事が、財政調整基金が枯渇する前にやめようとしていたのであって、累積赤字は表面上はありませんでした(実質的な赤字状態ではあったが)。しかし福山は既に目に見える赤字、つまりは累積赤字が19億円近くに達しており、これ以上収益の改善の見通しが経たない現状を踏まえると、もうこのあたりが限界ではないかという結論が導き出されようとしている点が違います。


ただアッサリ(自分の感覚では)廃止してしまった荒尾の例もあります。


荒尾もあっさりではありません。廃止直前には13億6000万円にも上る累積赤字がありました


厩舎の関係者の方も、賞金や手当がギリギリの限界を超えるくらい下げられ、存続活動する気力さえ残ってなかったという話も耳にしました。何かいい策はないのでしょうか。


はっきりいって、福山はもうどうしようもありません。アラブ全廃でとどめを刺された格好。ということは、アラブ全廃後もよく「頑張った」と思います。

さて、去年の荒尾、そして今年度の福山と、相次ぐ地方競馬場の現状を打破するためにはやはり、各場がそれぞれ、「当面の課題」に向き合う必要があります。やはり、せっかく法改正で認められたのですから、素直に寺銭の5%引き上げには応じるべきでしょう。そもそも、売上が前年度よりも「上がる」なんてことはほとんど期待できません。逆に「下がる」ことは十分ありえます。と考えた場合、客に支払う配当率を削ってでも、経営の立て直しをせねばなりません。そして、廃止になると一番困るのは、とりわけ現場に常時通っている客なのではないでしょうか。

但し、南関東4場については、もともと売上規模が大きい上に、他の多くの地方競馬場からも売り上げを得ていることを踏まえ、寺銭は据え置くのが筋でしょう。

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11月19日の優勝戦・重賞結果 | トップ | 往生際悪い産経新聞 »
最新の画像もっと見る

5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
おう! (大黒社)
2012-11-20 07:41:57
テラ銭アップは、正に負のスパイラルかと・・・
返信する
おう!おう! (Bank of Dream)
2012-11-20 07:55:34
師匠、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないですよ!

ほんと、笠松も危ないですよ!
返信する
私も (Unknown)
2012-11-21 02:07:17
寺銭上げる意見は駄目だと思います、師匠らしかぬ御言葉ではないでしょうか。でもそれなりに思惑があるのなら是非とも聞きたいです。
もしかしたら【どうせ潰れるのなら…】ということでしょうか?
30%は現在
基本全国一場開催の
オートレースだけ有効だと思います。

返信する
社会保障と税の一体改革では無く中央と地方の競馬界一体改革をやれ! (減税日本支持者)
2012-11-21 05:13:31
主催者取り分を30%に上げた所で何の意味も無いでしょうね。
一時しのぎ、その場しのぎ、まさに姑息な策そのもの。
それに一部の地方競馬だけ主催者取り分・払戻率が違うのは間違った政策。
南関東地方競馬、そしてJRAを含めた競馬界全体の抜本的な改革をしなければ全く意味が無いから。
愛知県競馬組合、NAR、JRA、そして農水省、競馬界全体が本当に無能、無策ですね。
この事についても河村先生、小沢先生に頑張ってほしいです。
愛知県知事の大村秀章は廃止ありきだからダメですね。
知事選の時に、よくこんな馬鹿を河村先生は担いでしまったと今も残念に思います。
返信する
いいえ (Bank of Dream)
2012-11-21 07:48:36
>主催者取り分を30%に上げた所で何の意味も無いでしょうね。

そんなことありません。

http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/239d8395f4d599808a3848c5ede104b3
返信する

競馬」カテゴリの最新記事