コンドル日記 TOOL4より
平成19年6月23日(土曜)
(中略)
暗い材料は加藤慎平が突然の欠場、永井清史・稲垣裕之は着外で準決の権利を失くした事で、又GPチャンプの有坂直樹は落車、トリは山崎芳仁で腰痛を理由に。アガサ・クリスティの世界ではありませんが「そして誰も居なくなった」の状況に、これは異常事態。期末でもあり補充も居らず、3日目の一般戦はオール7車立。これは3連単も狙い易く、ファンには大歓迎で、施行者は6人分の賞金は浮くと一挙両得。別に選手が多いからとかレース数が沢山あればは関係なし、ラスト3個レースが全体の8割の売上を占めているのが実情と云う事を肝に銘じる事かと。
ところで、7車立てといえば、UCIルールでは概ねこの車立てでレースを行うことを記している(場合によっては8車になる場合がある)。
ラスト3レースが全体の8割の売上げを占めているということであれば、他は弾力性を持たせてもいいってことなのか?
ある意味横暴な論理だが、前にも言ったが、F2戦だとレインボーカップ以外の開催だと、とりたてて9車立てにしなくてもいいかも。そもそもA級戦の場合だと、9車にしようが、8車にしようが、さほど売上げ的には相違あるまい。
むしろ車立てを減らすことによる経費節減の意味合いが大きくなり、施行者からすれば効果てきめんといえよう。
競馬以外の公営競技においては、基本的に9車、8車、6艇でレースを行うことを長らく基本としてきた(但し競輪の場合、富山などで8車立てを基本に開催を行っていたところもあった)。
でもそろそろ弾力性を持たせたほうがいいのかも。F1・F2の12レース制が実施されるということは、9車を基本とすると現在よりも9~18人の増員となり、一開催あたりの経費は逆にかさむ。
とりわけ、オールA3戦あたりは6車、7車立てにしてもいい気が。